if(!node.addEventListener) 結城友奈は勇者である-勇者の章- 【box全1巻】 box 7,853 8,534 18.05.30 名前: 名無しさん 投稿日:2020年08月01日 >>215 これは枚数よりも 固定客化の割合が高 … 『結城友奈は勇者である』(ゆうきゆうなはゆうしゃである)は、Studio五組制作による日本のテレビアニメ。略称は「ゆゆゆ」[注 1]。第1期『結城友奈は勇者である -結城友奈の章-』[注 2][2]は2014年10月より12月までMBSほか『アニメイズム』B2枠にて放送された。第2期『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』は2017年10月より2018年1月まで『アニメイズム』B1枠にて放送された。, 本作品はタカヒロ企画・原案による「勇者であるシリーズ」の第2弾であり、同シリーズ第1弾『鷲尾須美は勇者である』の2年後の物語である[3]。物語の舞台となる香川県讃州市(さんしゅうし)は、同県観音寺市がモデルとなっている[4][5]。主要な登場人物は全員とも香川県の特産であるうどんを好物としている。世界観は古事記を基にした[6]日本神話や神道を強く取り入れたもので、作中での祝詞の使用や和風デザインの勇者装束に表れている。, 監督は岸誠二、シリーズ構成は上江洲誠、キャラクターデザインは酒井孝裕、アニメーション制作はStudio五組[注 3]がそれぞれ担当する。企画当初、岸らは物語の舞台を探して香川県へのロケハンを行い、うどん屋も巡った。本編に登場するうどんのおいしそうな描写には、その影響が出ている[1]。, 企画はポニーキャニオンからオリジナルアニメのアイディアを求められたタカヒロが、かねてから構想中だった本作品を提示したのが始まりである。タカヒロ以外の制作陣は、ポニーキャニオンが紹介する形で集まった[3]。, 作品のテーマは「勇気」や「勇者であること」、「勇ましさ」である。主人公の名前もこれに由来する[3]。作品のジャンルは「変身ヒロインモノ」「新・日常系」であるとしており[7]、序盤では明るい少女たちが楽しく戦いながら四国を守る日常が描かれ[8]、いわゆる日常系作品のような作風で描かれるが[1][8]、登場人物やそれを見ている視聴者を絶望に追い込んでいく状況も盛り込まれ[7]、日常の尊さに共感するのではなく痛感するという方向性が指向されている[1][7]。, 制作に当たっては現実における女子中学生の生活や考え方を徹底的に取材して反映させたとされ、登場人物の年代の少女たちに真摯に向き合うことを心がけたという[9]。内容的には、大人の作り上げた秩序と子供が葛藤するというテーマにも解釈できるものとなっている[10]。監督の岸やシリーズ構成の上江洲によれば、それまで自分たちが手掛けてきた作品と比較して、ハイターゲットよりも10代の視聴者の支持が高かったことが、放送後の数値にも現れていたという[11]。, なお、「勇者であるシリーズ」という呼称は『鷲尾須美は勇者である』・『結城友奈は勇者である』・『乃木若葉は勇者である』・『楠芽吹は勇者である』の4作品およびそれらの関連作品の総称であるが、この呼称は2015年7月26日のニコニコ生放送『電撃ホビーウェブ presents 電ホビ.ch in ワンダーフェスティバル2015[夏]』にてタカヒロが公言したものであり、当初から用いられていたわけではない。テレビアニメ版・ゲーム版では「勇者であるシリーズ」の呼称は用いられず、基本的には当作品を中核として、『鷲尾須美は勇者である』・『乃木若葉は勇者である』・『楠芽吹は勇者である』が派生するような形となっている(前述の『鷲尾須美の章』の例や、当作品のゲーム版に『鷲尾須美は勇者である』・『乃木若葉は勇者である』のキャラクターが登場するなど)。, 2014年に展開する「タカヒロIVプロジェクト」の第4弾として発表された。主人公の結城友奈は、同プロジェクトが発表された『電撃G's magazine』2014年2月号の表紙を飾り、プロジェクト全体のキービジュアル扱いとなっていたが、この時点ではキャラクター名も作品名も未公表だった。その後、同誌2014年9月号にて正式な発表が行われた。, 第1期『結城友奈は勇者である -結城友奈の章-』は2014年10月より12月までMBSほか『アニメイズム』B2枠にて放送された。MBSと、CBC、TBS、BS-TBSでは初回放送を「初回1時間スペシャル」として第1話と第2話が連続放送された[12][13]。, 放送終了後、『電撃G's magazine』2015年3月号におまけエピソードとして「その後の園子」[14][注 4]が、同年6月30日発売のビジュアルファンブックに「二冊目の勇者御記」[15]がそれぞれ掲載された。, 2015年より「勇者であるシリーズ」の第3弾『乃木若葉は勇者である』が『電撃G's magazine』にて連載開始された。本作において「村田治」名義で各話脚本を担当した朱白あおいが執筆を務める。, 2016年に観音寺市は「アニメコンテンツ活用地域活性化事業」として、本作品を活用してコンテンツツーリズムの推進や市のPRのための環境整備を官民協働で行うとしている[16]。, 2017年2月5日には観音寺市立観音寺中学校にて出演声優によるイベントが開催された[17]。, 第2期『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』は2017年10月より2018年1月まで『アニメイズム』B1枠にて放送された。前半6話が『鷲尾須美は勇者である』をアニメ化した『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』、後半6話が第1期の続編『結城友奈は勇者である -勇者の章-』となり、『鷲尾須美の章』と『勇者の章』の間に第1期『結城友奈の章』全12話を1話にまとめた総集編「ひだまり」が放送された。放送に先駆けて第2期の前半である『鷲尾須美の章』は、2017年3月18日に第1章「ともだち」、4月15日に第2章「たましい」、7月8日に第3章「やくそく」が先行劇場上映された[18]。また、スピンオフのコミックス作品『結城友奈は勇者部所属』をアニメ化し、『鷲尾須美の章』と同時上映された。なお、『結城友奈は勇者部所属』は劇場で販売される限定BDにのみ収録される。興行収入は第1章から第3章までの合計で1億8000万円[19]。, アプリゲーム『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』のショートアニメ 『結城友奈は勇者である ちゅるっと!』が制作されることが決定した[20]。, 2020年8月1日に勇者部活動生報告 感謝祭の章がニコニコ生放送で放送され、その中で『結城友奈は勇者である -大満開の章-』の制作が発表された[21]。, 本作の舞台となった香川県では[注 5]、第1期が3年遅れで、第2期が3ヶ月遅れで放送された。放送免許エリアの本来のTBS系列局ではあるものの、本社が岡山県に所在する山陽放送(RSKテレビ)(現:RSKホールディングスおよびRSK山陽放送)ではなく、系列外(テレビ朝日系列)ながら本社が香川県に所在する瀬戸内海放送(KSB)で放送された[注 6]。, 時は神世紀300年の四国。結城友奈は讃州中学校に通う中学2年生。自らが所属する部活の「勇者部」で、大親友の東郷美森、勇者部部長の犬吠埼風、風の妹の犬吠埼樹の4人で人々の役に立つため、さまざまな活動に励む毎日を送っていた。しかしそんな平穏な日常は、端末から突如発せられたアラームとともに終わりを迎える。神樹が作る結界「樹海」に飛ばされた友奈たちは、風から自分がこの世界を統べる組織・大赦から派遣された使者であること、勇者部は大赦の指示によって集められた勇者の適性を持った集団であること、四国各地で同じように集められた勇者候補の中から、自分たちが神樹によって勇者に選ばれたこと、バーテックスと呼ばれる敵は神樹を目標にしており、バーテックスが神樹に達した時、世界が滅亡することを聞く。最初は戸惑う友奈たちだが、神樹を、そして人類を守るために、神樹の勇者として戦う決意を固め、バーテックスに立ち向かう。, 途中から加わった大赦から派遣された勇者の三好夏凜とともに友奈たちはバーテックスを全滅させることに成功するが、その際に勇者の力を開放する能力「満開」を使用した友奈・美森・風・樹は自分の身体の一部の機能が失われていることに気付く。大赦は身体機能の喪失は一時的なものだと説明するが、友奈と美森の前に現れた元勇者の1人・乃木園子は、不随となっている自分の身体を示しながら、身体機能の損失は「満開」で力を解放する代償として、隠された能力「散華」で自らの身体機能を供物として神樹に捧げた結果であり、治らないものであると友奈たちに伝える。友達を守れなかった後悔の念をにじませた園子の涙を伴った告白に、友奈たちは愕然とする。これを聞いた風は、大切な存在である樹の声が二度と戻らないこと、自分が友奈たちを戦いに巻き込んだためにこうなったことを痛感し、真実を隠していた大赦への怒りに身を任せて大赦を壊滅させようとするが、友奈は再び「満開」が近い身を挺して風を制止する。過酷な状況や自分を恨まず、まっすぐな思いを明かす樹と友奈に風は号泣する。, 一方、独自に園子と面会していた美森は、自分の正体がかつて園子と共に勇者として戦っていた鷲尾須美であること、転校前の2年分の記憶の喪失や両足の不自由が須美であった頃の「散華」の影響であることを確認する。さらに園子に促されて四国を囲む「壁」の外に出た美森は、四国が宇宙規模の結界に守られており、それ以外は無数のバーテックスにより滅ぼされたプロミネンス状の炎が渦巻く世界であること、そして倒したはずのバーテックスが復活しつつあることを目の当たりにし、愕然とする。美森は自分たち勇者を苦しめるこの世界を終わらせるために神樹を倒すという手段を選び、「壁」の一部を破壊してバーテックスを手引きしてしまう。, 世界の真実を知ってもなお風と樹が世界を守るために戦いに赴く一方、友奈は精神的ショックのために変身できなくなる。そんな友奈に「大赦の勇者ではなく、勇者部の一員として戦う」と宣言した夏凜は4回もの満開を行使してバーテックス5体を倒し、散華で戦闘不能になるものの、友奈に感謝の言葉を伝えると共に美森を救うように促す。それに応えて友奈は再び立ち上がり、勇者部と美森を守ることを決意する。再び変身できるようになった友奈は美森のもとに駆け付け、美森の説得に成功する。その後、大量のバーテックスが集合した恒星を思わせる超巨大なバーテックスが神樹を破壊すべく進撃するが、再び参戦した夏凜を含む勇者部一同の活躍により倒され、世界に一時の平和が訪れる。, バーテックスの一時壊滅を受けて勇者部一同は神樹の勇者としての役目から解放され、戻らないと思われていた身体能力も取り戻していく。しかし友奈だけは戦闘終了後から意識を失ったままになってしまう。勇者部一同は友奈が必ず回復することを信じて文化祭の出し物の演劇を準備し、そんな中で友奈も意識を取り戻す。そして文化祭当日、体調が完全に回復しないまま主役をこなす友奈は最後で立ちくらみを起こして倒れてしまう。しかし、彼女を支えようと勇者部一同が駆け寄る姿に感動した観客たちは勇者部に拍手を送る。こうして、「結城友奈の章」は幕を下ろす。, 『結城友奈の章』と『勇者の章』の登場人物について記載。『鷲尾須美の章』の登場人物については『鷲尾須美は勇者である#登場人物』を参照。年齢は『結城友奈の章』第12話後(神世紀300年10月)のもの, 人類の天敵。12体の存在が神樹より告げられている。外の世界に蔓延する死のウィルスから生み出されたとされる。, 神世紀の人類を支える神樹の破壊を目的とし、友奈たちはこれを倒すために勇者に選ばれる。, ダメージを負わせても再生するため、倒す際には「封印の儀」を行なうことによって本体から「御魂(みたま)」と呼ばれる逆四角錐型の心臓部を引きずり出し、これを破壊する必要がある。ただし、御魂の段階になっても「高速で移動する」「煙幕を張る」「無数に分裂する」といった各々の能力で抵抗するため、「封印の儀」に成功しても容易に決着はつかない。, 本作に登場する12種類のバーテックスには、「黄道十二星座」にちなむ名がつけられている。出現には周期があるとされているが、本作での襲撃はその法則からはずれつつあると言われている。