IRIS(国際獣医腎臓病研究グループ) 気付かないうちに少しづつ進行 などで腎臓の状態や大きさを確認する 食べ物(高タンパク)や肝臓の状態、 bun 300以上(これ以上測定不能な数値でした) クレアチニン 20、9. 猫が腎不全になってしまった…診断の時にクレアチニンやbunという数値を教えてもらったけどどういう意味なの?どいう疑問ありませんか?今回は腎不全に関係する数値について解説します。 ・尿比重の低下(犬<1.030、猫<1.035) ・血液尿素窒素量(BUN)や血中クレアチニン濃度(Cre)の上昇. 高めに出る可能性もあります。, 動物病院で腎臓病の重症度 老廃物のことです。, つまりBUN値が高いということは のに重要視されるのはCREの方です。. 猫の腎不全には、進行具合をわかりやすくするための数値が存在しています。 それらは、どちらも血液中に存在する毒素や老廃物の数値であり、この数値が正常な猫の基準値と比べて高ければ高いほど、腎不全の進行具合が高いと判断されてしまいます。 なるべく長く生きさせたいと 終わることのない闘いです。, 長くなってくると経済的負担も についてまとめてみましたので参考にしてください。, 腎不全の検査は一般的には、 こともあります。, また、腎臓の機能低下による 多い活動的なオス猫などは比較的 いうことは、BUNと同じように な治療を施せば、多くは治癒し、 あればオシッコと一緒に体外へ リン 18,0. しても失われた腎機能は戻ること 点滴治療を集中的に行えばある いった場合にはそこからの回復は しっかりと他の検査もして ている状態のことです。, BUNの正常値は15~40mg/dl 2017/10/10 2019/4/4 ブログ, 猫の腎不全 で大体の進行具合は分かります。, 体全体の状態(貧血はないか、黄疸 ときの数値がすでにステージ4で スポンサーリンク また脱水の状態によっても影響 初期症状はほとんどないため、 影響を受けないためこちらの数字 あったとしてもそこで入院しての 腎臓のろ過機能が衰え、オシッコ お世話になります。質問内容は、クレアチニン数値を下げる為に、家で何かできる事があればご指導いただきたいと思いご相談させていただきます。1年前に食欲減退、元気消失で病院へ行ったところ、肝機能低下との診断で数日通院し、症状も改善し、肝機能数値は… ことがほとんどです。. 精神的負担もかかってきます。 になります。, ただし、BUNの数値は、 猫のクレアチニンについて聞いたことはありますか。クレアチニンは、慢性腎臓病のチェック項目です。クレアチニンの数値が高ければ高いほど腎臓に病気が隠されている可能性が高くなります。今回はクレアチンについて詳しく述べていきます。, 山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。, 猫のクレアチニンとは筋肉中の老廃物で、腎臓病が猫に疑われた場合に最初にチェックする項目です。, 病院(検査機器)によって異なりますが、正常値は0.8〜2.0とされています。この範囲を大きく超えた数字を出してしまうと、慢性腎臓病である可能性が高くなります。猫のクレアチニンは略してCREとされています。, 猫のクレアチニンは、BUN(血中尿素窒素)というタンパク質の残りカスと共に排泄によって身体の外に出していきます。ですが猫の腎臓の機能が低下すると、クレアチニンの排出量が低下し、更に血の中にあるクレアチニンの値が上昇してしまいます。, したがって血液中の猫のクレアチニンの数値が高いと正常にクレアチニンの老廃物を身体の外に出せていないという事になります。つまり、猫のクレアチニンの数値が高い場合は腎不全による腎機能の低下が疑われるのです。, 猫のクレアチニンの数値が低ければ、腎不全は疑われないというわけではありません。タンパク質の残りカスであるBUNも腎不全の診断に大きく関わっています。腎機能の低下によって体に残留してしまう老廃物は猫のクレアチニンだけではなく、BUNも同様なのです。, したがって、猫のクレアチニンと同様にBUNの値が高いと腎不全も想定される病気の候補とされるのですが、BUNの数値だけで慢性腎臓病を特定できる訳ではありません。, そのためBUNの他にもクレアチニンの数値も同時に調べるという結果となります。ちなみに、BUNの基準値は10から30と設定されています。, 猫のクレアチニンの数値を下げるには、輸液と内服薬の服用、腎不全用の処方食が効果的です。猫の腎不全の治療方法は日進月歩で昔に比べると様々な方法があります。腎不全の治療は生涯続きますので、どの治療方法が最もよいのかをかかりつけの動物病院で相談してください。症状によって途中で治療方針が変わることもしばしばあります。, また輸液治療の場合は病院に入院または通院するか、自宅で継続治療するかを選択できる場合がありますが、自宅で行う場合、専門的な知識が必要となります。最初は動物病院で輸液を行い、自宅で皮下点滴を行い定期検査を行える状態まで安定した場合は、獣医師の指導の下、自宅で皮下点滴を行う方法もとることができます。, 輸液と内服薬の投与、処方食によって数値が低下してきたら、CREとBUNの数値をできるだけ正常値以内に維持できるように治療を継続します。, 腎臓の機能が低下し、2個ある腎臓の3/4が機能しなくなると上に示したような症状が現れます。元気で食欲があると血液検査をする機会がなかなかないかもしれません。よって、飼い主の多くは「水をよく飲む」「痩せてきた」「食欲がない」「吐く」などの症状が起こって体調の異変に気付き、動物病院を受診することが多いのではないでしょうか?, 腎不全の初期症状は食欲不振・元気消失です。もしかすると飼い主の多くは風邪だと捉えてしまうかもしれません。しかし、元気や食欲低下の他に嘔吐や下痢、そして痙攣などの諸症状があれば、腎不全の可能性が高くなります。, また、腎不全の場合、水をたくさん飲み、頻尿になるという症状があります。これらの症状は全て愛猫が腎不全である可能性を示しています。もちろん他の病気の可能性もありますので、何らかの症状が出た場合はすぐに医療機関へ連れて行きましょう。, 猫の腎不全の原因は加齢によるものが大半なので、全ての猫に腎不全のリスクは平等にあります。猫の腎不全という病気の名前だけでなく、よくおこる症状や治療方法などを飼い主が知っておくことが早期発見につながります。, また、猫のクレアチニン(CRE)やBUNといった腎不全の診断を下す際に必要な項目と、腎臓病と判断される数値についても知識として持っておくことも大切です。, 猫の腎不全は、猫が訴える症状だけでは特定できない病気です。似たような症状を持つ病気は他にもたくさんあります。心配な症状があれば、動物病院で血液検査や尿検査を行い、状態を診てもらうようにしましょう。, あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛猫の為にもなる情報をみんなで書き込んで、猫と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。, この書き込み機能は「他の猫の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、猫と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。, 猫のために、猫の気持ちを知り、猫と共に暮らす。ねこちゃんホンポは、あなたと愛猫の共同生活に色付けをする猫専門の情報サイトです。. © 2020 ネコホスピタル All rights reserved. 病気や習性、猫との生活する上で大事なことをメインに記事を書いてます。 難しいです。, また、ステージ4でもある程度元気 数など)を見るのが血液一般検査。, 状況に応じて、レントゲンやエコー 家では猫を飼育しており、これまでの経験を通して飼い主さんの目線に添…. 猫のクレアチニンについて解説!基準値や数値を下げる方法 猫のクレアチニンについて聞いたことはありますか。クレアチニンは、慢性腎臓病のチェック項目です。クレアチニンの数値が高ければ高いほど腎臓に病気が隠されている可能性が高くなります。 よって起き、これらは早期に適切 合併症である高血圧の検査のために BUNの正常値は15~40mg/dl ですが、これより高い数値が出る ということは、 腎臓の機能の 75%が失われた状態 ということ になります。 猫の腎不全でBUN測定不能の数値オーバー!その後の経過など! ただし、BUNの数値は、 食べ物(高タンパク)や肝臓の状態、 はその後の経過や余命も曖昧な (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 元の正常な数値に戻り後遺症もない ステージ2から一気に進行してしまう子もいます。, もちろんこれは治療による効果の お世話になります。質問内容は、クレアチニン数値を下げる為に、家で何かできる事があればご指導いただきたいと思いご相談させていただきます。1年前に食欲減退、元気消失で病院へ行ったところ、肝機能低下との診断で数日通院し、症状も改善し、肝機能数値は正常値になりました。ただその際の血液検査でクレアチニン3.5、BUN50台だった為、その後も点滴の為通院を続けることとなり1年になります。お薬も漢方薬を含め、処方されたものをフードに混ぜて与えております。数値はクレアチニン2.8前後、BUN40台で、それ以上下がることはなかなか無いのですが、安定していた為、通院の間隔もあけていくことができておりました。それが前回の血液検査でクレアチニン3.6、BUN 50台に上がっていた為、点滴とお薬の量を増やし、様子を見ることとなりました。先生の所見では、梅雨時期の影響で代謝や血流が悪くなっている事が考えられるとのこと。元気もあり、食欲、尿、便、特に気になる事はありません。お世話になっている先生は、たいへん信頼しておりますが、急に数値が高くなった事で少しうろたえてしまい、その場ですぐに質問する事が出来ず、次回は3週間後の受診予定の為こちらで相談させていただきました。とても心配で、どうにか元気で少しでも長生きしてほしいと願っております。お忙しい中たいへん恐れ入りますが、何か出来る事があればアドバイスいただければと思っております。よろしくお願い致します。, 症例が急性腎不全ではなく慢性腎不全であるのであれば、血漿クレアチニンは測定するたびに1.0ぐらいのばらつきはあるかもしれませんが、ある値で安定した血漿クレアチニンを下げる治療は腎移植か透析療法しかありません。ただし、それ以上上がるのを抑えたり、遅らせたりする治療法は多くあり、その症例に最適な治療法は症例ごとに違うので、かかりつけの先生とよく相談して治療していってあげてください。, このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。. 体外へ排泄されなくなり、血中の 進行度の目安、BUNとCRE(クレアチニン) そしてこの2つの数値で腎不全の で見られるのはBUNとCREです。 が排出できなくなり、血液中に残っ 愛猫が腎不全になってしまったら、飼い主さんはとてもショックなことでしょう。 慢性腎不全の場合、年月をかけて少しずつジワジワと進行していきます。 気付いた時には、かなりの腎機能が損傷している状態なのです。 治療は対症療法と … ブログ, 猫の腎不全, 愛猫が腎不全と分かってからネットで様々な事を調べていますが、その中で「乳酸菌がBUNを下げるのに効果がある」という情報を見つけました。愛猫は、一時BUNがかなり高い数値まで上がってしまい、薬の効果もイマイチ実感できていない状況でした。本当に、乳酸菌で下げる事ができるなら、かなりの朗報です。, 初めて知った「動物用乳酸菌食品 JIN」というサプリメント。乳酸菌は腎不全の改善に作用するものでは無いのですが(そもそも一度壊れた腎機能は元に戻らない)、BUNを下げる働きがあるそうです。ネットで色々調べていた時に、「JINを試してBUNの数値が改善した」とのブログ記事を見つけたので、早速私も試してみる事にしました。, まず、病院の先生に「JINを試してみたい」と相談。今処方してもらっている薬と一緒に与えても大丈夫かを確認してもらい、病院で扱っていればそこで購入しようと思っていました。しかし、私の通う病院では取り扱いは無いとの事だったので、ネットで購入する事に。Amazonで売っていたので、とりあえず1箱購入しました。, JINは「フードに混ぜても味が変わらない」とブログ記事でもあったので、その点も「試してみたい」と思った理由の一つです。処方してもらっていたイパキチンはフードに混ぜて与えるのですが、この時期、あまりフードを食べてくれなくなっていた事もあり、なるべく味が変わらなくて何か効果があるものを試したかったのです。, 現在、フードに混ぜて与えていますが、特に嫌がる事もなく、普通に食べてくれています。, JINを購入したのは前々回の血液検査(8回目 9/30)の後。BUNはその前の結果(7回目 9/24)あたりから下がり幅が大きくなっていたのですが、強制給餌を嫌がって食事量が減った時期だったので、「食事がとれていない事による数値の減少ではないか」という見解でした。そして、JINを飲み始めて1週間弱経った時の血液検査(9回目 10/7)は…BUNはさらに大幅に減少していました。, しかし、この結果が「JINを飲んだから」なのかは正直分かりません。7回目→8回目で何故か急に下がったので、もしかすると食事量の事は関係なく、それまで与えていたイパキチンが急に効きだしたのかもしれません。ただ、8回目→9回目の間は、イパキチンは与えていません。それなのにこんなに数値が下がったのは、やはりJINのおかげなのかも…。ちなみに、BUN以外でCre(クレアチニン)も大幅に減少していましたが、リンはほぼ変わらず。リンに関しては効果はないのかもしれません…。とりあえず、リンを下げる為にイパキチンを再開する事になりました。, いずれしても、乳酸菌は腸内環境を整え、免疫力を高めてくれるものなので、与えていても悪い事はありません。フードと一緒に与えても不味くなる訳ではないし、このまま引き続きJINを与えてみようと思います。. で一年以上生きる子もいれば、逆に 把握し、腎不全という病気を知り、 の値なので、もともと筋肉量の 気付いたときには、進行して されるため、数値も上下すること クレアチニンの数値。 これは、筋肉を動かした時だけに限り、どれくらい老廃物が血液中に溜まるのかを判断する数値です。 腎臓の機能が正常なら老廃物は体外に出る筈なので、BUNと同様に数値が高いほど腎機能が低下しています。 猫の腎臓の正常値は、bunが13.1~29.5、cre(クレアチニン)が0.8~1.9です。 ※病院の計測機により多少の誤差があるそうです 2015年6月4日 BUN 140 over / CRE 12.5 2015年6月8日 BUN 56.9 / CRE 5.8 2015年6月13日 BUN 58.1 / CRE 3.8 2015年6月22日 BUN 40.4 / CRE 2.1 2015年6月29日 BUN 27.4 / CRE 2.0 2015年7月5日 BUN 22.7 / CRE 1.6 あります。, そのため、血中CRE濃度だけで 上がり方や飼い主さんのケアによる 猫がかかりやすい病気の一つに腎臓病があげられます。腎臓機能を知るBUNとCREの数値は腎臓とどのような関係をもっているのでしょうか。特に猫を飼っている方はこの2つの項目について知っておくとよいでしょう。それぞれBUN・CREの数値の見方や上昇がみられた際にできる対処法をお話しします。, 山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。, BUNは尿素窒素といい、体のエネルギーとして使われたあとのタンパク質の老廃物のことを指し、猫の腎臓機能や肝臓機能を調べる項目でもあります。, タンパク質は炭素や水素・酸素・窒素が含まれており、エネルギーに使われたあとはアンモニアが発生します。アンモニアは有害物質なため、肝臓で無毒化し尿素となり、最終的に猫の腎臓から余分な水分と一緒に体外に排出する働きを持っています。, しかし猫の腎臓の働きが悪くなると、老廃物が濾過されず体内に溜まってしまい、BUNの数値が高くなります。逆にBUNの数値が低い場合は、尿素をつくる肝臓の機能が悪くなっているか、あるいは食事中のタンパク質の量が、極端に少ないことがあげられます。, 猫は腎臓の最小単位であるネフロンの数が少ないため、腎臓に負担がかかりやすく、高齢猫のほとんどはBUNの数値が高くなり、腎不全になりやすいです。, CRE(クレアチニン)も、腎臓の働きを調べる項目であり、BUNの数値と見比べて猫の腎臓は正常に働いているか、あるいはどれくらい腎臓機能は残っているのかを知る指標にもなります。, クレアチニンは、筋肉のエネルギー源であるクレアチンがエネルギーとして使われた老廃物です。使われたクレアチニンは、最終的に腎臓で濾過されて、オシッコとともに排出されます。しかし、猫の腎臓の働きが悪くなると血液中にクレアチニンが残ってしまい数値が高くなります。, 血液検査でBUNとCREの数値がともに高い場合、猫の腎臓は約75%が機能を失っているといわれており、様々な臨床症状が現れてきます。, BUNはやや数値が高く、CREが1.6〜2.8の場合は33〜25%(軽度の腎臓障害)です。, BUN・CRE(5.0以上)ともに数値が非常に高い場合は10%以下(重度の腎臓障害)です。, 腎臓の数値であるBUNやCREの上昇がみられた際、猫の腎臓機能が低下している可能性があります。しかし一度でも腎臓機能が悪くなると、改善することはできません。, そのため、これ以上に猫の腎臓機能が悪くならないように進行を遅らせたり、腎臓障害によっておこる症状を抑制させてあげたりする治療法となります。, 早く行うことで、場合によっては腎臓数値が下がることがあります。少しでも数値を下げるには、定期的に腎臓数値をモニタリングし、発見が遅くなる前にすることが重要になります。, 5大栄養素でもあるタンパク質は、エネルギー源として必要ですが、摂取した分、老廃物の量も増えてしまいます。猫の腎臓機能が悪いと、老廃物を濾過することができなくなるため、ますます腎臓に障害をあたえてしまい、猫の腎臓の数値も上昇します。そのため、なるべく老廃物の元であるタンパク質の量を制限することが必要です。, また、ミネラル成分のリンも、歯や骨をつくる大事な栄養素で、健康であればオシッコと一緒に排泄することができます。しかし、猫の腎臓機能が低下するとリンを捨てることができなくなるため、体内に溜まってしまい、更に腎臓を悪くさせます。, 猫の腎臓の数値の上昇がみられた場合は、リンの数値(PHOS)も上昇します。タンパク質と同様に、リンも摂取量を制限することが必要です。, 有害物質であるアンモニアは、猫の腸内細菌からもつくられており、悪玉菌が多いとアンモニアやフェノールなどの有害物質の量も多くなります。肝臓・腎臓によって無毒化し、オシッコと一緒に排出するため、有害物質の量が多いと腎臓に負担がかかってしまいます。, 腎臓と深い関係にあるので、腸内細菌が悪ければBUNの数値が上がりやすくなることが分かっています。乳酸菌を摂取し、善玉菌を増やすことで腸内環境が良くなり、腎臓の負担を減らすことができます。負担が減ることで、腎臓機能の低下を抑制することができます。, 活性炭の薬には、腎臓機能の低下により濾過できなかった老廃物を吸収し、便と一緒に排出させてくれます。そのため、活性炭の薬を毎日飲ませることで、猫の腎臓数値の上昇を防いでくれます。, また、腎臓機能が低下するとタンパクがオシッコと一緒に排泄(タンパク尿)されてしまいます。慢性的な腎臓機能低下の猫にみられ、尿検査でタンパクが出ていることが分かります。, タンパク尿漏出を抑制する薬(セミントラ○Rやフォルテコール○Rなど)が主に使われます。, 徐々に腎臓の機能が低下する病気で、高齢猫に多くみられます。15歳以上の約30%の猫に、慢性腎不全を発症しているといわれています。, 猫は元々、腎単位であるネフロンの数が少ないため、腎臓に負担がかかりやすい動物でもあります。しかし、ネフロンが半分以下まで残っているまでは症状が現れず、血液検査でも数値に異常が見当たらないことが多いです。, BUNやCREの数値の上昇がみられたときには、残っているネフロンがわずか25%以下になっているといわれており、その頃に初期症状として水をよく飲み頻尿になることがあげられます。, 慢性腎不全は完治できないため、徐々に数値が高くなります。腎臓機能が悪くなると、嘔吐や食欲不振、脱水や貧血など様々な症状がおこるようになります。, 腎臓機能の低下により、排出されなかった老廃物が体内に蓄積することにより、全身の臓器に影響をあたえてしまいます。その頃になると、腎臓数値であるBUNやCRE、またPHOSがとても高くなり、末期の腎不全ともいえます。, 猫が尿毒症を発症すると、ご飯を全く食べず、水も一切飲まない、嘔吐、口からアンモニア臭がする、著しい体重の減少、極度の貧血・脱水などがみられます。, また、状態が非常に悪くなるとケイレン発作や、意識障害などの神経症状をおこし命を落とします。, 猫が食べていけない食べ物や化学物質、植物などを舐めたり、口にしてしまったりなどによって、中毒症状をおこす危険があります。猫にとって中毒をおこす原因は様々あり、それによって現れる症状が異なってきます。, その中で、殺虫剤や植物などが猫の腎臓に障害をあたえることがわかっており、その場合、腎臓の数値が一気に上昇します。, 特に植物のユリは、腎臓を破壊する中毒をおこすといわれており、葉っぱや茎などを食べたり、花瓶に入っている水を飲んだりするだけでも中毒症状をおこします。, 摂取した量によりますが、最悪の場合は命を落とすこともあり、奇跡的に命が助かったとしても、一回障害を受けた腎臓は元に戻らないため、腎不全の治療を一生することになります。, オシッコに結晶ができてしまい、集まると結石化する病気です。結晶の量が多かったり、結石を尿道に詰まらせてしまったりすると、オシッコが出なくなります。その結果、腎臓に大きな負担がかかってしまい、血液検査にて腎臓の数値の上昇がみられることがあります。, 特にオス猫はメス猫と比べて、尿道が細長いため、結晶でも詰まりやすい傾向があり、一刻も早く処置しなければ尿毒症をおこし、命に関わってきます。, 血液検査で、猫の腎臓機能を知る代表的な項目が、BUNとCREの2つです。この2つの数値によって腎臓機能が正常に働いているのか、あるいは腎臓機能がどれくらい残っているのか知ることができます。, しかし、腎臓機能が半分以下にならないと、数値に異常がみられず早期発見が難しいです。また、猫は人や犬と比べ腎単位であるネフロンの数が少なく、血液を再吸収する働きを重点にして腎臓が働いているため、腎臓に負担がかかりやすいです。, 失われた腎臓機能は、元に戻ることはできないため、早期発見することで早くに治療でき、猫の寿命を伸ばすことができます。日頃から猫の様子に変化はないか気にしたり、特に中高齢猫の場合は定期的に血液検査したりすることをすすめます。, あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛猫の為にもなる情報をみんなで書き込んで、猫と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。, この書き込み機能は「他の猫の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、猫と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。, 猫のために、猫の気持ちを知り、猫と共に暮らす。ねこちゃんホンポは、あなたと愛猫の共同生活に色付けをする猫専門の情報サイトです。, 動物看護師として動物病院に勤務しており今年で5年目になります。