地球に暮らす日々 , 中国(華流)ドラマ「蘭陵王」のあらすじ全話一覧&放送情報です。 あらすじの他に、感想&ネタバレや視聴率などもお伝えします。 中国(華流)ドラマ「蘭陵王」全体のあらすじ概要 「蘭陵王」予告動画 全46話。 ウィリアム・フォ … 蘭陵王妃の張含韻(クリスティ・チャン)さんって石原さとみさんに似てる!早く日本語字幕で観たい。 — Rin K (@KimK25948791) 2019年2月18日 . ©Croton Entertainment All Rights Reserved. 舞台は北斉と北周が勢力を争う南北朝時代。仮面でその美貌を隠したという将軍・蘭陵王の伝説をモチーフに、過酷な運命に翻弄された王妃の美しくも切ない愛の物語を描く。 2020 All Rights Reserved. 西暦420年、北斉と北周との間では長い戦が続いていた。斉の端木怜(たんもく・れい)は、始皇帝の時代に“天羅地宮(てんらちきゅう)”を建立した端木吉(たんもく・きつ)の血を継ぐ末裔。始皇帝による天下統一の秘密が隠されたこの建物への入宮には、三種の神器の1つ“鎮魂珠(ちんこんじゅ)”が必要だった。それを手に入れるため、端木怜は元清鎖(げん・せいさ)という名で北朝北周の第2代皇帝の弟、宇文邕(うぶん・よう)の元に嫁ぐ。, 刺客に襲われた宇文邕。元清鎖が嫁いできた矢先の出来事に、宇文邕の一族は元清鎖が刺客と通じているのではないかと疑う。そして翌朝、宇文邕は元清鎖に嫁いできた真意を問い詰めるが、元清鎖は全ての記憶を無くしていた。夫に記憶喪失を疑われ、親切だった顔婉(がん・えん)にも毒を盛られた元清鎖は、自分の故郷であろう斉へと逃亡を図る。, 斉へと逃亡中、戦場に迷い込んだ元清鎖。武装した周と斉の兵士たちが激しい交戦を繰り広げる中、高長恭(こう・ちょうきょう)(蘭陵王)は我が身の危険を顧みず元清鎖を守ろうとする。命拾いをした元清鎖は、助けてくれた高長恭に懐かしさを感じる。一方、高長恭もまた、自分の目の前で命を落とした恋人、端木怜にうり二つの元清鎖に心を乱されていた。, 斉の軍営に身を寄せていたはずの元清鎖は、国境沿いの周の小さな村で目覚める。降りしきる雨の中、知らない土地で高長恭を捜す元清鎖。すると、そこで偶然、顔婉と再会し助けられる。顔婉は心配するそぶりを見せるが、以前に毒を盛られた元清鎖は警戒する。そして再び逃げ出し高長恭を捜しに行くと、目の前に刺客が現れる。, 宇文邕に助けられ、長安に連れ戻された元清鎖。不本意に閉じ込められる元清鎖と、元清鎖に疑念を抱く宇文邕は顔を合わせれば口論ばかりを繰り返していた。しかし2人は皇宮での体裁を守るため、嫌々ながらも仲むつまじいふりをする。そして宇文護(うぶん・ご)の屋敷、大冢宰(だいちょうさい)府での宴の日、元清鎖は叔母である大冢宰夫人から宇文邕の元に嫁いだ経緯を聞く。, 元清鎖は屋敷の庭で高長恭の鉄面をつけた男を見かける。その姿を追いかけると、庭石の影に1通の置き手紙を見つける。宇文護に捕らわれた仲間の兵を助けるため、牢の鍵を求められた元清鎖は、宇文護の寝所に忍び込み鍵を手にする。その後に現れた斉の刺客と共に再び皇宮の外に出た元清鎖は、そこで高長恭との再会を果たす。, 高長恭の元から帰ってきた元清鎖は、突然腹痛に襲われる。すると、屋敷では宇文護や叔母の大冢宰夫人も病に伏せており、元清鎖は何者かが食事に毒を盛ったのではないかと疑う。一方、仲間の兵を救うため、着々と計画を遂行する高長恭たち。そして、元清鎖も高長恭に協力し、宇文護に斉の兵が屋敷を襲撃する偽の計画を伝える。, 斉への一連の手助けを宇文護に疑われた元清鎖は、宇文邕の釈明に救われその場をしのぐ。だが、宇文邕の釈明は全てを知った上でのことだったと知り、元清鎖は驚く。元清鎖の正体と目的が見えず手を焼く宇文邕。一方で、高長恭に思いを寄せる元清鎖は、夜更けに屋敷を抜け出し、約束の場所で高長恭が迎えに来るのを待っていた。, 高長恭に会えぬまま、宇文邕に屋敷へ連れ戻された元清鎖。宇文邕は、今までと様子が違う元清鎖に気づき、待ち人がいるのではないかと問いただす。宇文護から病の原因を探るよう命じられた香無塵(こうむじん)は、元清鎖の部屋から高長恭にもらった首飾りを盗む。それと引き換えに、香無塵は鎮魂珠のありかを元清鎖から聞き出そうとする。, 宇文護から斬首刑を言い渡され、牢屋で過ごす元清鎖。その時が刻々と近づく中、元清鎖は覚悟を決めつつも、面会に訪れた顔婉にあることを伝えて、最後の望みをかける。執行の時となり、台に座り込む元清鎖。皇帝や宇文邕が宇文護に処刑の中止を訴える中、顔婉が鎮魂珠に近づく品を見つけ出したことで、元清鎖は命拾いをする。, 宇文邕に外出禁止を言い渡された元清鎖。屋敷から出るための策を巡らす中、宇文邕の外出中にぼや騒ぎを起こし、屋敷が混乱している隙に抜け出す。高長恭に会いたい一心で馬を走らせる元清鎖。東の城外へやってくると、そこに高長恭の配下の男が現れる。そこでその男から、思いもよらぬことを聞かされる。, 宇文邕が奏でる琴の音色で、華麗に舞う元清鎖。自然と体が動く様子に、それを見ていた大冢宰夫人や顔婉らは、元清鎖の記憶が戻ったのではないかと疑う。一方、鄭洛雲(てい・らくうん)を救い出すために負傷した高長恭が、長い眠りから目を覚ます。つきっきりで看病をしていた鄭洛雲は安堵するが、高長恭は自分との結婚を諦めるよう鄭洛雲に告げる。, 屋敷に閉じ込められている元清鎖は、鎮魂珠のありかどころか自分の出自も探れない状況に絶食をして反発してみるも、宇文邕に軽くあしらわれる。後日、陳と斉の使者が和議のため皇宮に来ることになり、元清鎖も宇文邕と共に皇宮を訪れる。元清鎖は外出できる喜びの反面、斉の斛律光(こくりつ・こう)と再会することに戸惑いを感じていた。, 元清鎖は斛律光から、高長恭が迎えに来られない事情があったことを聞かされる。思いが通じ合っていたことを知り、すぐにでも高長恭の元に飛び込みたい元清鎖だったが、鎮魂珠のありかについても気になっていた。鎮魂珠を見つけ出すため、蔵宝閣に忍び込もうと機会をうかがっていると、そこに桃花(とうか)と妙無音(みょうむいん)が現れる。, 斛律光(こくりつ・こう)から周との和議に成功したと連絡を受けた高長恭(こう・ちょうきょう)は安堵する。そして快復したあかつきには、必ずや元清鎖(げん・せいさ)を迎えに行くことを改めて心に誓う。斉と組むことに難色を示す宇文護(うぶん・ご)と皇帝の間で板挟みになる宇文邕(うぶん・よう)。皇帝を慕う元清鎖は、裏で宇文護に調子を合わせる宇文邕を見て、私欲のために皇帝を裏切っていると誤解する。, 元清鎖は皇帝との会話で、宇文邕の本来の姿を聞き、自分が抱いていた印象が誤っていたことに気付く。相変わらず冷たく強情な態度の宇文邕だったが、元清鎖が歩み寄ることで、少しずつ2人の心も近づいていく。その後、宇文邕が持っていた鎮魂珠(ちんこんじゅ)を元清鎖に手渡すと、鎮魂珠を狙う顔婉(がん・えん)が元清鎖を襲い、妙無音(みょうむいん)、桃花(とうか)らも現れる。, 古傷の痛みを抱えながら、元清鎖に会いに来た高長恭。はじめの約束が果たされず高長恭を憎んでいた元清鎖だったが、真相を知ったことで再会を喜ぶ。しかし、宇文護の差し金により城の門は閉ざされ、町では兵士たちが2人を捜しまわっていた。行き詰まる状況の中、元清鎖は古傷に苦しむ高長恭を大司空の屋敷へと連れていく。, 宇文邕は元清鎖と高長恭を逃がすことを決める。元清鎖を手放したくない思いを押し殺し、追い出すような口調で元清鎖の背中を押す宇文邕。そして元清鎖もまた、高長恭を思いつつも寂しさを募らせていた。宇文護の命令によって強固な警備が配される中、万全の策で城外に出た宇文邕と元清鎖。ところが、元清鎖たちの前に紫魅(しび)が現れる。, 桃花からの手紙を読み、川底に転落した元清鎖の無事を確信した宇文邕。元清鎖を解放するため、宇文邕は自ら負傷して周囲の目をくらます。一方、陛下の褒美を携えた隊列が、高長恭に会いに郡王府を訪れる。無断で職務を離れていたことが陛下に知られると死罪にもなりうるという状況の中、屋敷で留守を守る鄭洛雲(てい・らくうん)の心中は焦りに満ちていた。, ようやく斛律光と合流した元清鎖。束の間、宿で休息をとっていると、同じ宿に妙無音の一行も宿泊していることを知る。多くの見物客が訪れるという蓮を見に宿の池を訪れた元清鎖。すると、見物を独占していた妙無音の元に桃花が現れ、見物客の前で争いが始まる。周囲が騒然とする中、桃花を心配する元清鎖の元に顔婉が現れる。, 残る体力を振り絞り、金墉城へと向かう元清鎖。すると向かう先から馬を走らせる高長恭が現れ、ようやく2人は再会する。互いの気持ちを伝え、至福の時を過ごす元清鎖と高長恭。その後、高長恭は端木怜(たんもく・れい)と共に過ごした怜月邸へと元清鎖を連れていく。無邪気にはしゃぐ元清鎖を前に、高長恭は端木怜との思い出を重ねていた。, 元清鎖の元に紫魅が現れ、端木怜のことや怜月邸が建てられた訳などを聞かされる。端木怜の身代わりにすぎないことを知り、動揺する元清鎖。高長恭に再び本心を訊ねるも、歯切れの悪い返答に深く傷つく。その後、元清鎖は怜月邸に現れた香無塵(こうむじん)にさらわれてしまう。香無塵は高長恭に、離殤剣(りしょうけん)を渡すよう置き手紙を残す。, 高長恭は離殤剣を片手に紫魅を助けに向かうと、そこには妙無音と毒を飲まされ苦しむ鄭洛雲がいた。解毒薬と引き換えに離殤剣を渡すよう迫る妙無音。香無塵に捕らわれた元清鎖が頭をよぎるも、高長恭は妙無音に離殤剣を渡す。一方、子の刻を迎え、燃え盛る牢の中で絶体絶命の元清鎖。そこに諸葛無雪(しょかつ・むせつ)が現れ、元清鎖を救い出す。, 元清鎖は諸葛無雪から出自の一部を聞き、親の同意で諸葛無雪と許嫁の間柄だったことを知る。高長恭が自分ではなく鄭洛雲を助けていたことも聞き、元清鎖は深く悲しむ。その後、元清鎖は刃で傷ついた紫魅を目撃し、助けようとしているところに高長恭が現れる。そこで紫魅は高長恭に、元清鎖に傷つけられたと偽りを告げる。, 諸葛無雪からの手紙で、元清鎖が小春城にいることを知った宇文邕。高長恭の元へ行ったとばかり思っていた宇文邕は心配するが、自分の元を離れた元清鎖を迎えに行くことに躊躇していた。一方、高長恭に突き放され生きる気力を失っていた元清鎖。食事もとらず床に伏せている元清鎖に痺れを切らした諸葛無雪は、強引に外へ連れ出す。, 使用人を連れて狩りに出た宇文邕は、山中で倒れ込む元清鎖を見つける。大司空府に連れ戻し、元清鎖に対して険のある物言いをするも、内心は衰弱した様子を心配していた。しかし元清鎖は、宇文邕の父・宇文泰(うぶん・たい)が江陵で仕掛けた戦によって親兄弟を失った記憶を思い出し、宇文邕をはじめ、宇文一族をひどく憎むようになっていた。, 高長恭に優しくされ舞い上がる鄭洛雲。ところが、飲ませた惚れ薬の副作用によって、高長恭は民衆の前で突然激高し暴力を振るうなど、今までにない言動を表していた。一方、顔婉が宇文邕に抱きつくところに鉢合わせた宇文護。大冢宰(だいちょうさい)府内でのふしだらな行為に立腹し、責任として顔婉を側室に迎えるよう宇文邕に命じる。, 高長恭への未練や過去の断片的な記憶に翻弄され、本来の姿を失った元清鎖。だが、明帝・宇文毓(うぶん・いく)の温かい心遣いによって、元清鎖は徐々に前向きになっていく。その頃、鄭洛雲が何者かにさらわれ、傷つけられる事件が起きる。元清鎖の名をうわごとのように繰り返す鄭洛雲を見て、高長恭はますます元清鎖への疑念と怒りを募らせる。, 白昼堂々と逃亡を図った元清鎖。だが、開き直る態度に立腹した宇文邕は、見張りをおろそかにした碧香(へきこう)に罰を与えようとするが、かばいに入った元清鎖を鞭で叩いてしまう。その頃、高長恭は元清鎖の真意を確かめるため、長安城に潜伏していた。それを知った宇文護は、高長恭を利用して、自分に不都合なあらゆる敵を片づける機会を狙う。, 囚人として屋敷に閉じ込められる元清鎖の元に、酒に酔った宇文邕が現れる。普段は語ることのない心の内を語りだす宇文邕に、元清鎖は戸惑いながらも宇文邕への誤解を解いていく。顔婉は元清鎖に、宇文護と宇文邕が高長恭を捕らえるために罠をしかけたことを告げる。元清鎖は高長恭の身を案じ、顔婉と共に罠の場所へと向かう。, 捕虜となった高長恭(こう・ちょうきょう)を救うため、元清鎖(げん・せいさ)は宇文邕(うぶん・よう)に自分の命と引き換えに助けを求める。宇文邕は宇文毓(うぶん・いく)に斉との同盟関係悪化の危惧を訴え、高長恭の解放を説得する。綿密な策を立てた上で香無塵(こうむじん)の力も借り、高長恭を救い出す宇文邕たち。高長恭は元清鎖への疑念を後悔するも、元清鎖は宇文邕との約束を守るため、高長恭に別れを告げる。, 大司空(だいしくう)府に戻った元清鎖。宇文邕の命令に従うことを誓った元清鎖だったが、心ない態度に宇文邕は苛立ちと寂しさをにじませる。一方、宇文護(うぶん・ご)はついに動き出し、配下の私兵を総動員させて宇文毓のいる皇宮を包囲する。外との接触を一切断たれた宇文毓は、万が一に備え、国の礎となる大切な名簿を宇文邕に届けるよう、岳(がく)宮人に命じる。, 宇文毓の軟禁が続く中、宇文邕と元清鎖は宇文毓を助け出すため、不仲を装い宇文護に罠を仕掛ける。宇文護の味方を装う元清鎖は、顔婉(がん・えん)が宇文邕から贈られた首飾りに鎮魂珠(ちんこんじゅ)が付いているとウソを告げる。味方につけていたはずの顔婉の裏切り行為に、宇文護が顔婉の元に詰め寄ると、そこに妙無音(みょうむいん)が現れ、首飾りを持ち去ってしまう。, 嫉妬に狂った顔婉に刃物を向けられ、崖から転落した宇文邕と元清鎖。命がけで守ってくれた宇文邕に心を揺さぶられる元清鎖。そして宇文邕もまた元清鎖の思いに触れ、幸せを感じていた。皇宮では、宇文毓の食事にたびたび毒が混入され、毒味係が命を落とす事態が起きていた。それを知った元清鎖は宇文邕に無断で皇宮へと向かう。, 周の混乱した状況が斉にも伝わり、高長恭と斛律光(こくりつ・こう)は、周との国境へ進軍を命じられる。高長恭は周側に争う姿勢をみせることをためらうが、陛下の命令を受け入れ進軍の準備をする。その頃、元清鎖は皇宮に居座り、自ら厨房に立ち宇文毓に手料理を振る舞っていた。宇文毓に少しずつ精気が戻る中、突然元清鎖の前に諸葛無雪(しょかつ・むせつ)が現れる。, 毒入りのお茶を飲み苦しむ宇文毓。毒を混入した張本人の諸葛無雪は、元清鎖に小春城へ一緒に帰ることを条件に解毒薬を手渡す。一方宇文護は、自分が次期後継者と記された宇文毓の偽の遺言状を作成する。宇文毓が逃亡している隙に公表を企むも、直前で皇宮に戻った宇文毓は、宇文邕を後継者に任命すると公言し息を引き取る。, ついに宇文邕が皇帝となる。宇文護は平静を装い祝福するも、心中は穏やかではなかった。鎮魂珠をめぐり争いごとが絶えない中、妙無音は宇文護が鎮魂珠を手に入れたことを知る。天羅地宮(てんらちきゅう)を開くため協力していたはずの宇文護から裏切られ、腹を立てる妙無音。ところが宇文護は、開き直るどころか妙無音に刀を向けるのだった。, 宇文護が手に入れた鎮魂珠が消える。時を同じくして大冢宰(だいちょうさい)夫人の姿も見かけないことから、宇文護は大冢宰夫人を怪しむようになる。元清鎖にも危険が及ぶと察した宇文邕は、2人を接触させないようある計画を企てる。一方、元清鎖を忘れられずに苦しむ高長恭の元に、顔婉が現れる。顔婉は元清鎖が危険な状況下にあると伝え、高長恭に助けを求める。, ついに宇文邕と宇文護が激突する。ところが、宇文邕を心配した元清鎖がその場に駆けつけ、宇文護に捕らわれて人質となってしまう。皇帝の座を手に入れたい一心で、元清鎖の解放を条件に宇文邕に決断を迫る宇文護。宇文邕は迷うことなく降参し元清鎖の解放を求めると、その直後に宇文邕と宇文護は刺し違える。, 宇文護が息を引き取り、周は宇文邕のもと徐々にまとまりをみせるようになる。元清鎖は、幾多の危機にも命がけで守ってくれた宇文邕に特別な感情を抱きはじめる。そして宇文邕もまた、一層元清鎖への愛情を深め、一心に寵愛していた。しかし宇文邕の優しさに素直になれない元清鎖は、相変わらず宇文邕を突き放す態度ばかりとっていた。, 元清鎖への思いを貫くため突厥(とっけつ)との和親を拒み続けていた宇文邕だったが、周の発展のため、突厥の公主である阿史那(あしな)を正室に迎えることを宣言する。宇文邕を独占できず側室の宿命を痛感する元清鎖は、寂しさを募らせていた。その矢先、元清鎖の前に鄭洛雲(てい・らくうん)が現れ、諸葛無雪に捕らわれた紫魅(しび)と高長恭を助けてほしいと懇願する。, 元清鎖は、鄭洛雲に化けた顔婉に首を絞められ苦しむ中、過去の記憶を取り戻す。端木怜(たんもく・れい)であることや、紫魅が企てた計画によって周に嫁いだことも思い出し、そのすべてを高長恭に告げる。自分の目の前で崖から転落し姿を消した端木怜が元清鎖であると知り喜ぶ高長恭だったが、元清鎖は変わり果てた現実と過去の記憶に戸惑っていた。, 諸葛無雪は紫魅から奪った鎮魂珠が本物か否かを確かめるため、元清鎖を連れ去る。汚れた牢屋の中で再会する紫魅と元清鎖。母親のように慕っていた紫魅のひどくやつれた姿に心を痛める元清鎖。諸葛無雪に飲まされた毒も回り日に日に弱る紫魅を目の前に、諸葛無雪は再び、解毒薬と引き替えに自分の元へ嫁ぐよう元清鎖に持ちかける。, 元清鎖の消息がつかめず心配する宇文邕。10万の兵を率いる周軍に対し、数百人の兵と戦いに挑む高長恭率いる斉軍。高長恭を討ち金墉城を取る機会が訪れるが、宇文邕はその無謀な進撃に、高長恭の真の狙いを読めずにいた。一方、顔婉は諸葛無雪を裏切り、天羅地宮を自らの手で開け、元清鎖から宇文邕を奪おうと目論む。, 顔婉の暴走は止まらず、宇文邕を人質にとり、元清鎖や高長恭と共に天羅地宮へと足を踏み入れる。天下統一の秘密が隠された青鸞鏡(せいらんきょう)を手に入れるため、顔婉は元清鎖に指図するが、思いがけない現象がたびたび起こる。その頃、外で待つ諸葛無雪が、地宮の門が開く時間は1刻ではなく半刻だと暴露し、紫魅は高長恭の安否を心配する。, 元清鎖と青鸞鏡を手に入れた高長恭は、自信に満ち溢れていた。鄴へ進軍し、帝を倒して君主になることを元清鎖に誓う高長恭。しかし高長恭を一途に思い続けてきた鄭洛雲は、成婚のために戦を急ぐ高長恭に危惧の念を抱く。そんな中、うわ言で宇文邕の名前を呼ぶ元清鎖を見て、怒りと嫉妬に襲われた鄭洛雲は、元清鎖を刺してしまう。, 香無塵の仙薬のおかげで、元清鎖は奇跡的に一命を取り留める。周の皇宮へと戻り、傷の回復を待つ元清鎖。宇文邕は元清鎖が自分の元に帰ってきたことを心から喜び、生涯元清鎖だけを愛することを誓うのだった。一方、高長恭は元清鎖を失い生きる気力を失う中、兵を率いて謀反を企てた罪に問われ、毒酒による死刑を宣告される。.