→詳しいプロフィールはこちら, 自覚的に書かれているのか、あまり自覚せずにナチュラルに書かれているのか、票が割れたみたいですけど。, 書く上で、影響を与えたり、目標にしている作家がいれば教えていただければと思います。, 【第163回芥川賞予想】「大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(予想編)」の感想, 「大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(予想篇)」の感想【第162回芥川賞、直木賞を徹底予…, 『星の子』今村夏子(著)の感想【いじめられない理由】(野間文芸新人賞受賞、芥川賞候補). 芥川賞受賞作で一番の暗黒期は80年代だと思うわ 224 :無名草子さん :2020/09/04(金) 22:40:47.62 ID:6DHqQSVH0.net 島田と山田詠美は芥川賞を受賞してない芥川賞選考委員ってことか 北方謙三も直木賞受賞してない直木賞選考委員 WordPress Luxeritas Theme is provided by "Thought is free". 受賞作はどこで読むことができますか?A. 今回のようこそ実力至上主義の教室へ2年生3巻(14巻)も面白かったです。 前巻で ... よう実2年生編3巻(14巻)発売しました。 よう実2年生3巻(14巻)のネタバレ ... こんにちは。 ようこそ実力至上主義の教室へが大好きな筆者です。 詳しくは言いませ ... 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. 芥川龍之介賞には、3度目の候補入りでの初受賞、『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』等の著作で知られる高山羽根子(たかやま・はねこ)氏と、2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビューした1991年生まれの新鋭、遠野遥(とおの・ … 2020年7月15日、第163回 芥川龍之介賞・直木三十五賞の選考会が行われ、受賞作が発表されました。 おめでとうございます! 《芥川賞》 この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するよう … 224 無名草子さん (ワッチョイ 7d01-mScE) 2020/09/13(日) 21:25:18.60 ID:uUIqvOEh0 芥川賞取ってない芥川賞選考委員はいるけど直木賞取ってない直木賞選考委員て居る? 芥川賞&文藝賞w受賞 50万部のベストセラー! 2020年秋 田中裕子×蒼井優で映画化! 『おらおらでひとりいぐも』 6月25日 全国書店にて発売! 第163回芥川賞受賞作発表 2020年7月15日(水)、芥川賞の受賞作が発表されました。 ダブル受賞です。 高山羽根子『首里の馬』 遠野遥『破局』 首里の馬 作者:高山羽根子 発売日: 2020/07/27 メディア: Kindle版 破局 作者:遠野遥 発売日: 2020/07/04 メディア: Kindle版 高山… 2020.11.08 #lifestyle #エンタメ #映画 #インタビュー 「愛が一番というのは嘘」63歳で初小説を発表した芥川賞作家・若竹千佐子が語る ということで今回は、2020年上半期の芥川賞と直木賞について調べてまとめてみました。, Q. 2020年上半期の芥川賞と直木賞が決定しましたね。 本を読むのが好きなので、こういった話題にはついつい反応しちゃいます。 ということで今回は、2020年上半期の芥川賞と直木賞について調べてまとめて … 第163回芥川賞・直木賞(2020年度上半期)が決定! 2020年7月15日、第163回 芥川龍之介賞・直木三十五賞の選考会が行われ、受賞作が発表されました。おめでとうございます!, 高山羽根子 / 新潮社 2020/07出版 ISBN : 9784103533818 価格:¥1,375(本体¥1,250), 遠野遥 / 河出書房新社 2020/07出版 ISBN : 9784309029054 価格:¥1,540(本体¥1,400), 馳星周 / 文藝春秋 2020/05出版 ISBN : 9784163912042 価格:¥1,760(本体¥1,600), この島のできる限りの情報が、いつか全世界の真実と接続するように――。沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。遠く隔った場所にいる友とのオンライン通話。台風の夜にあらわれた幻の宮古馬。世界が変貌し続ける今、しずかな祈りが切実に胸にせまる感動作。, 欲望を捨て、感情のゾンビになれ――母校のラグビー指導、公務員試験、そして新たな恋。順調な私を阻むものは、私自身に他ならない。, 家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―男と犬。仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す―泥棒と犬。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた―夫婦と犬。体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった―娼婦と犬。老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた―老人と犬。震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ―少年と犬。犬を愛する人に贈る感涙作。. 2017年、8年の年月をかけて完成した小説『おらおらでひとりいぐも』で作家デビューを果たした若竹千佐子さん。63歳にして文藝賞を受賞し、その翌2018年にはなんと芥川賞も受賞している。60万部突破のベストセラーとなった本作は田中裕子主演で映画化され、現在公開中。脇を固めるキャストも蒼井優や東出昌大と豪華な顔ぶれだ。, 本作は、子供たちが巣立ち、やっと夫婦水入らずで残りの人生を楽しもうと思っていた矢先に夫・周造に死なれ、心にぽっかりと穴が空いた75歳の「桃子さん」が主人公。ひとり暮らしの彼女の頭のなかで拡がる会話で進むストーリーは非常に内省的だが、東北弁のリズムが軽快で、桃子さんが発する一言一言が人生の示唆に富んでいる。, 原作者の若竹さんもまた東北の出身で、55歳のときに夫に先立たれている。哀しみにくれ、自宅に引きこもっていた彼女を見かねた息子さんから小説講座を勧められたことがきっかけで、本作の執筆に至ったという。最愛の人を失うことと向き合った若竹さんが、孤独の中で得た大切な気づきとは。, ――CGやアニメーションなど映画ならではの演出がありましたが、作品をご覧になっていかがでしたか?, 若竹千佐子さん(以下、若竹):桃子さんという独りのおばあさんの脳内で繰り広げられる話を視覚化するため、彼女の寂しさを3人のキャラクターに擬人化するというアイディアがとても素敵で、面白かったです。田中裕子さんが素晴らしくて、おばあさんの孤独を絶妙に体現なさっていて……だからこそ、あの3人のキャラクターがワチャワチャしているさまが映えるというか。, 周造から桃子にプロポーズするシーンには私の個人的な体験なども入れているので、若い頃の気持ちがよみがえりました。夫は東出昌大さん(桃子の夫、周造役)ほどカッコイイ男じゃなかったですけど。, ――全体的にユーモラスなのですが、子供をもつ世代には非常に響くセリフが多いですね。例えば、「自分自身より子供のほうが大事だという親なんていない」とか。, 若竹:女性の場合は母親になると、子供第一で生きてしまいがちですよね。でも、ある瞬間、ハッと気づく。子供より自分が大事だなって。子供に「頑張れ頑張れ」って期待するのも結局は自分のためで、そして、それが子供を締め付けていたんだということが、ある時にわかるんですよね。, 私自身の経験から言うと、親って無自覚なまま子供を自分の競争の道具にしてしまっている時がある。子供のためを思って応援しているつもりが、結局は、母親としての力量を世間に見せつけるためにやっているだけ……というような。今、自分の子育てを振り返ると、色々反省点が出てきます(笑)。. 芥川賞の受賞作は、「文藝春秋」に全文が、直木賞の受賞作は「オール読物」に一部が掲載されます(いずれも上半期は9月号、下半期は3月号)。受賞発表号には選考委員による選評も掲載されます。, 公式サイトにこのように書いてありますので、直木賞の受賞作については一部だけ掲載されるので気をつけてください。, 実は、芥川賞と直木賞の過去の選評を読んで、概要をまとめてくださっている方がいます。, https://prizesworld.com/akutagawa/ichiran/ichiran161-180.htm#list161, https://prizesworld.com/naoki/ichiran/ichiran161-180.htm#list163, 第163回となる2020年上半期の芥川賞・直木賞の選評も待てば読めるようになります。, ただあくまでも概要でしかないので、受賞作と選評を読みたい方は雑誌を購入することをおすすめします。, 以上、【2020】上半期の芥川賞・直木賞の選評が掲載されるのは何月号?どこで見られる?についてまとめてみました。. 」「胸を打つ、という一点ですべての欠点に目をつむらせる作品こそ、真に優れた作品ではないのか。かつて輝かしい才能が、マイノリティパワーとして飛び出して来たことを思い出す。今回奇跡的に芥川賞までやって来たのに、掴むことが出来なかった。 前回、「小説家になろう」に投稿された新着2000作品のタイトル分析を行った。やったからといって特別なにか新しいことがわかった訳ではないのだけれど、「精読(close reading)」の対義語である「遠読(distant reading)」は何かの役に立ちそうではある。ということで、別のものを「遠読」してみることにした。, とはいえ、ぼくとしても時間や手間がかかるようなことはしたくない。なのでネット上でデータベース化されたものを対象にしたいと周りをみるとちょうどいいのがあった。みんな大好き、「芥川賞」である。, 「日本で一番有名な文学賞」である芥川賞のウォッチャーならば、上記サイトを知らないひとはおそらくいないだろう。2020年5月現在、第二次世界大戦時の中断を挟んでこれまでに162回行われてきたこの文学賞の選評がこのサイトではデータベース化されている。そこで今回、ここにある選評(の抜粋)をスクレイピングで抜いてきてテキストマイニング にかけてみた。使用したのは前回と同じ「User Local」だ。, 芥川龍之介賞は1935年に第1回が行われた、新人作家を対象とした文学賞である。この賞(と直木三十五賞)以前に日本には作家・作品を業界が公的に後押しする仕組みはなく、その必要性から設立された。いわば、「権威の継承」によって業界全体を広く大きくしていこうという試みだとも解釈できる。 設立当初で有名な出来事と言えば「太宰治、芥川賞欲しすぎ事件」だろう。, 芥川賞が欲しすぎた太宰が選考委員の川端康成に「芥川賞をくださいお願いします」と直談判したものの却下され、選評で「私見によれば、作者目下の生活に厭な雲ありて、才能の素直に発せざる憾みあった。」と書かれ、「刺す。」とブチギレた一件については年月がどれほど過ぎようと香ばしいものである。, そんなことはどうでもいい。 設立当初の芥川賞は現在とは色々と違っていた。例えば「候補基準」については、今でこそ「4度目の候補で受賞」とか「勢いのある作品で受賞を逃し、キャリアを重ねて落ち着いた作風で受賞」なんてことが当たり前になっているけれど、前述の太宰治の時代は一度しか候補になれなかった。 違いはそれだけではない。現在、芥川賞は選考会終了後にメディアでも受賞速報が流れ、受賞作も10万部を超えるほど景気良く刷られ、なかには100万部を超えるようなベストセラーにもなるほど注目を浴びるのだが、かつてはそうでなかった。受賞作家が「え、マジで?」と愚痴るほど世間から注目されなかったという。 話題性において芥川賞の転機となったのが、1954年の石原慎太郎『太陽の季節』という障子突き抜け系小説の受賞である。元都知事もむかしは(も)すごかった。内容だけでなく「学生作家」という外的要素もあいまって石原慎太郎は一躍若者のカリスマとなった。そして1958年には大江健三郎が『飼育』で当時の最年少受賞(23歳)を記録し、芥川賞は大きな話題性を獲得するに至った。, 以上、ほぼ悪意しかない芥川賞の紹介を行ってみたが、普段特に文学に興味がなくてもこれだけ知っておけば酒の席での余談くらいには役に立つだろう。 とりあえず今回の調査について簡単にまとめてみる。, ※なお、重複して抽出した選評などは可能な限り削除したものの、なんかうまく消しきれてなかったり、実際の選評にはない「引用」「引用者注」が混入していたりするが、そうした細部の調整は完全にできていない。そこまで根性出してするつもりもなかったし、まぁ大した影響じゃないでしょうと開き直っている。そういうのが気になるひとはじぶんでがんばってやってみてくれ。, 現状、こじつけの域は出ないが「差異を見つけよう」とするよりも「どれくらい同じか」の観点から結果を見た方が、かえって差異が際立つような気がする。, ※なお、戦前(第1回〜第20回)は選評の文章が短いのと色々違うのとで今回は時代比較に取り上げなかった。※あと20回毎に比較しようと思ったら第21回〜第45回だけ25回扱っていることにこれを書きながら気づいた。面倒くさかったからこのままでいく。みんなごめんな。, 芥川賞の選評にフォーカスしたとき、「時代」の構成要素は作品・作者・選者になるわけだが、これらの関係性が不透明ななか「時代」という概念を規定・分析するのは困難。データセットの構成が複雑になるほど明瞭に「特色」を観測できないのでは?など考えた。, 続いて、芥川賞の歴史で欠かせない人物・石原慎太郎の選評を分析した。「芥川賞のすべてのようなもの」の「選考委員の群像」というデータベースでは、選考委員経験者の「受賞作」ならびに「受賞に推した作品」への評が抜粋されている。選評の中でも重要度の高い言及が抽出されたものとして、今回は「選考委員の群像」にあるものを分析対象とした。, 今回も大した結果は得られていないが、芥川賞と直木賞の比較については意味があったのではないかと思う。両賞は歴史があり、多くの作品が多くの評者によって論じられてきた。そのため評者それぞれの語彙の使用特徴がありつつも全体として平均化され、選評に使用される語彙についてとりわけ大きな差異がないという結果が得られた。しかしながら、直木賞では「大衆文学」という意識が強く、その語彙が両賞を区別する大きな差異となっている。 雑然とするほど構造は得てして単純になる──というのはけっこうありがちなことで、例えば今回で言えばサンプルの規模が大きくなるほど「面白い」という語彙が存在感を高める結果となった。つまり、いろいろあるけれど最終的には「面白い」という語彙の身振り如何が作品評価のキーとなる……なんていう元も子もない話になるのだが、これはこれで「評価」というものの複雑さを逆説的に示しているようにも見える。, 今回各年代の選評の比較で、とり立てて言及できるような結果が得られなかったのはまさにそれではないか、とぼくは考える。単純に「時代…!」みたいな感じで取り上げて見たものの、「選評」というテキストだけの空間でそんなものをどう読み取ればいいのか、改めて考えてみるとよくわからない。これをやる前、ぼくは「時代」がその時代を反映するカルチャーや価値観を示す語彙として現れると思っていたが、そもそも字数に限りのある選評でそこまで具体的に語られることもない。これについては、受賞作品のテキストマイニングというアプローチの方が適切だろう。, そして、この「時代」の感覚を何よりも重視していた選考委員・石原慎太郎の特殊性を確認できたのは個人的に興味深かった。彼が重視していた「新しい」とは(議論をはじめれば長くなってしまうのだけれど)、ようは「現代社会とのアクチュアルな繋がり」つまり「常に新しいものとしての現在」を作品として結晶化できているかを問う価値観だ。ただ、ぼく自身は石原慎太郎にとっての「現代」とはどうも相性が悪く、それゆえにかれとは舞城王太郎や円城塔の評価が真逆になってしまう。「時代」と一言で簡単に言えてしまえるものの、語りにくさを改めて思い知らされた。 このあたりについてはテキストマイニングなんてわざわざしなくてもわかっていたことではあるが、こうして可視化してみると「ふーん」くらいにはおもえる。, 長い割に取れ高が少なくて恐縮しちゃうけど、みんなも芥川賞の候補作をバンバン読んで受賞予想とかしてみような!!!!, 頂いたご支援は、コラムや実作・翻訳の執筆のための書籍費や取材・打ち合わせなどの経費として使わせていただきます。, 作家。まず最初に「たつひこさんのこと。」をお読みください。第1回阿波しらさぎ文学賞を受賞。「たべるのがおそいvol.6(書肆侃侃房)」や「SFマガジン(早川書房)」に短編小説を掲載。ご用命はこちらへ:binta.ohtaki@gmail.com, 芥川賞(1949年〜1961年、1971年〜1983年、2010年〜2019年)の選評比較. 50万部突破のベストセラー小説、映画化も決定した『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社 2017年刊)、6月25日に待望の文庫が発売となります。, 『おらおらでひとりいぐも』は文藝賞史上最年長の63歳で第54回文藝賞、その後、第158回芥川賞をダブル受賞した若竹千佐子のデビュー作です。, 24歳の秋、東北の故郷を飛び出し上野に降り立って50年。住み込みのアルバイト、夫との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。, 40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、声がジャズのセッションのように湧きあがってきて--。, 世間的なイメージでは孤独だと決めつけられている独居老人の、イメージとは真逆のこわいものなしのあかるい生活を描いた本作は、青春小説の対極、歳をとるのも悪くない、と思わせてくれる「玄冬小説」と呼ばれ、桃子さんの同世代、そして他の世代の女性たちからも圧倒的な支持を集め、50万部を突破しました。, 文藝賞選考委員 斎藤美奈子氏に「東京オリンピックの年に上京し、二人の子どもを産み育て、主婦として家族のために生き、夫を送って「おひとりさまの老後」を迎えた桃子さんは、戦後の日本女性を凝縮した存在だ。桃子さんは私のことだ、私の母のことだ、明日の私の姿だ、と感じる人が大勢いるはず」と評されたとおり、「これは私の話だ」と全国から共感を呼んだ本作。単行本発売から2年半、満を持しての文庫化です。より多くの方に、気軽に手にとっていただけるよう、少し大きめの読みやすい文字組みで刊行します。, 本コーナーに掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。産経ニュースが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。本コーナーに掲載しているプレスリリースに関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES(release_sankei@prtimes.co.jp)まで直接ご連絡ください。, ついに文庫化! 芥川賞&文藝賞W受賞 50万部のベストセラー! 2020年秋 田中裕子×蒼井優で映画化!『おらおらでひとりいぐも』 6月25日 全国書店にて発売!. 【2020】上半期の芥川賞・直木賞の選評が掲載されるのは何月号?どこで見られる?まとめ. 前回の野間文芸新人賞で、千葉雅也さんの『デットライン』が受賞したときのような驚きがありました。, 平たく言うとほっとしたというか、もう後ちょっと書かせていただけるというか、もう少し書いて大丈夫と思えることができたのが、一番ほっとしました。, 高山さんは何冊も本を出しているのに、受賞=作家の寿命が伸びるという感覚に驚きました。, 行った経験が先にあって、それから生まれた形になります。書こうと思って行ったのではなくて、行かせていただいた縁というか、旅行なり何なりで行かせていただいた経験みたいなものがあって、そこから生まれたっていう形になります。, 別のプレイボールがかかった感じですかね。今、これがゴールという感じでは全然なくて、また一つ、スタートラインの端、フィールドの端っこに立たせていただくことができたかなっていうくらいの感じですかね。, 謙虚な方ですね。高山さんがスタートラインの端、フィールドの端だなんて、誰も思ってないでしょう。, ――東京についてこれから書く予定だったり、場所に対しての思いを伺えればと思います。, 2020年の前後で、すごく変わっていて、それを記録したいなという気持ちはすごく今あります。記録というか、書かなければいけないもののうちの、とても大きな一つなんじゃないかなという気持ちは今あります。, 字で書ききれないことを絵で描いて、絵で描ききれないことを字で書くみたいなことを繰り返しながら、進めているというような、確認をしながらやっていっているような感じがあって。, (絵と小説)どちらかがうまくいかないと、ちょっと止まってしまうような気持ちも自分ではあるので、どっちも進めていかないといけないんだなっていうのは、自分の中では思っています。, 記者から「(マスクの下の笑顔を)ちょっと見していだだけませんか?」と言われたことに対して、「ちょっとウイルスとかあるんで」と、遠野さんはもっともらしく断ります。, SNSとか書評とか拝見していると、主人公の性格がちょっと変わっているっていうのをよく見てまして、そのあたりが作品に個性を与えたのかなというふうに思ってます。, ――自覚的に書かれているのか、あまり自覚せずにナチュラルに書かれているのか、票が割れたみたいですけど。, 自分ではそんな変なキャラクターにしようとか思ってなくて、逆に人によっては気持ち悪いとか、共感できないとか、怖いとかおっしゃるんですけど、そんな風に書いたんじゃないんだけどなと思いますね。もう少し親しみを持っていただけたらと思います。, ――書く上で、影響を与えたり、目標にしている作家がいれば教えていただければと思います。, 特に誰かを目標というのはないです。そこははっきりしています。(影響について)特にこの人からっていうのは思い付かないですけど、『コンビニ人間』とか、『限りなく透明に近いブルー』とか、『蛇にピアス』とかは印象に残っていて、印象に残っているということは、何らかの影響を受けているとも考えられます。, はっきり目標とする人がいないというところに、良い意味でプライドの高さを感じました。, 「結果的に過半数を超える点数だった2作が受賞となりました。いずれも丸とバツが半々ぐらいでした」, (『首里の馬』について)「これまで書かれてきた作品の集大成だという印象。孤独な場所というのがどういう場所なのか、手を変え品を変え描いてきた作家だと思うので、これまでの作品よりよいというより、これまでの作品でいちばんストレートに伝わる作品だった」, (『破局』について)「登場人物にこれまでと違う新鮮さがあって、そこに期待や評価をするほうは丸を付けていた。主人公の正体がつかめないため議論になったが、人間のアンバランスさが魅力的で新しさを感じての受賞になった」, 『首里の馬』は高山さんの集大成、『破局』は新しさを感じての受賞となると、私がダブル受賞で予想した『赤い砂を蹴る』は、石原さんの集大成でなく、新しさもありませんでしたね。, 第163回芥川賞・直木賞を予想した番組、ラジオ日本『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(予想編)』の感想はこちらです。, 一応平成生まれ。1000字で読書感想文を書いてます。 芥川賞全162回と直木賞全162回の選評の比較(2020年5月現在) (備考) ・特徴語マップ(上図)では、選評に使用される語彙が中央に集まる傾向がみられ、「芥川賞」と「直木賞」の選評には使用語彙において大きな違いが見られないと考えられる。