蜃気楼の原理については何となくお分かりいただけたと思いますが、もう一つ解せないのは「蜃気楼」という名前そのものの意味や由来についてです。 「蜃」「気」「楼」にはその漢字一つ一つに意味が込められております。 世の中に溢れる「ふしぎな自然現象」の謎を、専門家の解説を交えてわかりやすくご紹介。今回は、海や湖に現れる幻のような景色、「蜃気楼」の謎を紐解きます。なぜ実際とは違う景色が見えるのでしょうか?目の錯覚?それとも…。その仕組みを解説。 1.この夏は暑かったから、何度もアスファルトの上に蜃気楼が見えたよ。 この記事では、「蜃気楼」の意味を解説させていただきます。, 「蜃気楼(しんきろう)」とは、「密度の違う大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象」のことを言います。 」, 芥川竜之介「侏儒の言葉 暑い時期にはとてもよく見られる現象です。, 蜃気楼は英語で「mirage」となり、「ミラージュ」という読み方をします。 」, 芥川竜之介「神神の微笑 「蜃気楼」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「蜃気楼」について解説します。, 皆さんは、「蜃気楼(しんきろう)」という言葉をご存知でしょうか。 「mirage」は他にも「幻惑」などの意味があり、光の屈折により見える物体がおかしくなってしまう蜃気楼にも、この単語が宛がわれています。, ここで、「蜃気楼(しんきろう)」を使った例文をご紹介します。 「蜃」に関する考察 石須 秀知(魚津埋没林博物館) 「蜃気楼」の語源は、紀元前の中国で司 馬遷がまとめた『史記』のうち、天文・気象 てんがんしょ 現象を収録した『天官書』の「海旁蜃気象 楼台」という記述とされる。 なんかエジプトみたいな砂漠の熱砂の砂漠地帯では、 本当に蜃気楼の幻覚?で「虫が降る」のとか「虫が舞う」のとかって見てしまうのですが?今古代エジプトが舞台のゲームで「蜃気楼... 時間午前11時20分現在、結果はまだ出ていない。島田彩夏キャスター「今、接戦州の説明をしてもらったんですけれども、フロリダを除いては、ほとんどまだ開票が進んでいないという状況なんですね」フジテレビ・風間晋解説委員「そうですね。その状況の中で気をつけなければいけないのが、今、『赤い蜃気楼(しんきろう)』といわれている現象なんですけれども、それは、当日に投票所で投票した人の開票が, 七尾湾で30日午前、蜃(しん)気(き)楼(ろう)の一種である「浮島現象」が確認され、能登島周辺の島が雲のようにふわりと海に浮かび上がる光景が広がった。 浮島は、海水温が温かく、空気が冷たい時、温度差で光が強く屈折することで発生する。金沢地方気象台によると、30日の石川県沿岸部の海面水温は平年より1度ほど高かった。 気温は寒気の影響で朝方から冷え込み、輪島市三井で最低気温4, gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。, 芥川竜之介「河童 」, 検索ランキング ②上層に冷たい空気。下層に暖かい空気が出来るもの 蜃気楼 の見え方も異なり分類されるほど種類があるのか。; むかし見た、 蜃気楼 が題材の推理ドラマが面白かったのでもう一度見たいがタイトルが思い出せない。 蜃気楼 自体が幻のようなのに、それを錯覚するなんて私の目はどうかしてる。 蜃気楼(しんきろう)とは。意味や解説、類語。《蜃(大ハマグリ)が気を吐いて楼閣を描くと考えられたところから》大気の下層に温度などの密度差があるとき、光の異常屈折により、地上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたり、遠くの物体が近くに見えたりする現象。 たった今のことですが、視界の左端だけが、急にゆらゆらと波を打ったような状態になりました。蜃気楼で風景がぼやけるのを増幅したような感じで、少し白っぽい、というかまぶしかった... ここ数日、辛いことがあってたくさん泣きました。 少し気持が落ち着いたのですが、目の調子がおかしいことに気が付きました。 視界の端のほうが、ゆらゆらと蜃気楼のようにぼやけて、... エジプトの蜃気楼では「虫が降る」とか「虫が舞う」みたいな蜃気楼の幻覚?本当に見るので. 言葉の語源(64), 意味は知っていても、使われている漢字の由来を知ると、言葉の意味がさらにおもしろく感じられることもあります。今回は、「洒落」と「蜃気楼」、この二つを見ていきましょう。, 着ているものや身につけているもの、またはスタイルなどが垢抜けている人を「オシャレ」と呼びますよね。この言葉を漢字で書くと、「お洒落」となります。同じ漢字を使った「洒落」には、人を笑わせるという意味もあります。どちらも「洒」と「落」から成り立つ単語ですが、どうしてこの言葉が「垢抜けている人」や「人を笑わせる」という意味を持つようになったのでしょうか。洒落という言葉は、長い間日光にさらされて白っぽくなるという意味を持つ「晒る(さる)」と、たわむれるという意味を持つ「戯る(さる)」、この同じ読み方をする二つの言葉が語源だといわれています。そして「晒る」の意味が転じて、「洗練された」「趣や風情がある」という意味を持つようになったのだとか。「晒る」の読み方が「しゃれ」になったのは、室町時代以降だといわれています。そして、「洒落」という漢字が当てられた理由としては、心がさっぱりとしていて物事にこだわらないという意味を持つ漢語「洒落(しゃらく)」と、意味と音が似ていたからという説があります。この漢字が使われるようになったのは江戸時代前期以降で、洒落に接頭語の「お」が付いた「お洒落」が使われるようになったのは、江戸時代後期頃だと伝えられています。人を笑わせたり、気が利くという意味も持つことから、言葉遊びの一種である「ダジャレ」も、漢字で書くと「駄洒落」となり、同じ「洒」「落」という言葉が使われています。また、ふざけてたわむれることを「じゃれる」といいますよね。この言葉の由来も、実は洒落と同じ「戯る」が語源で、平安時代から使われている言葉なのだそうです。, 蜃気楼とは、大気中の温度・密度の差によって光が屈折し、遠くの風景などが逆さまになったり浮き上がったりするという現象です。富山県魚津市で見られることがよく知られていますが、「蜃気楼」の由来をたどってみると、古代中国の歴史に関わりがある言葉だということがわかります。蜃気楼という言葉は、中国・漢の時代に司馬遷(しばせん)によってまとめられた歴史書「史記」の中の、天文・気象について記された「天官書」の一節に登場します。それは、「海旁蜃気象楼台」=「海旁(海のそば)の蜃の気は楼台(=高い建物)を象(かたど)る」という一文。「蜃」という生物が吐き出す息で楼台(ろうだい)、つまり高い建物を出現させたという意味です。「蜃」とは大きなハマグリ、または竜の一種である蛟(みずち)だという説があります。この話から、空に浮かび上がる不思議なものを「蜃気楼」と呼ぶようになったといわれています。そしてハマグリと竜のどちらも「蜃」と呼ばれていたため、両方が蜃気楼を作り出す生物と伝えられるようになったそうです。「史記」の中に記されていることから、この書物が編纂された時代にはすでに蜃気楼は人に認識されていたことがわかります。紀元前100年頃のインドの書物「大智度論(だいちどろん)」でも蜃気楼に関する記述があり、日本でも元禄10年(1697年)に成立した軍学書「北越軍談」の中にも、戦国大名である上杉謙信が蜃気楼を見たという逸話があるなど、歴史にかかわる書物にも蜃気楼についての話が残されているんですね。言葉の由来をたどると、とても深い歴史を知ることができるので、ぜひみなさんも調べてみてはいかがでしょうか。.