山笑ふ 3. 【来歴】 帰 雁. たんぽぽ 6. 囀 5 . 桜 15. きごさい とても過ごしやすい月でもあり、暑さもおさまった澄んだ空気の中で目にするものは、この時期ならではの輝きにあふれているようにも見えます。, このページでは、そのような季節感に満ちた「10月の季語」といえるものを集めました。10月ならではのものばかりですので、是非チェックしてみて下さい。. 秋山、秋嶺、秋の嶺、山澄む、山の秋、秋の岳 長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 虫出し. 蝶 2 . !俳句の特徴や人物像など徹底解説!, 【種田山頭火の俳句15選】代表作(有名句)はこれ! 季語別俳句集 10月 季語 キーワード 俳枕 1日. 囀 6. 春 嵐. 新 酒 1 . 若 布 1. 秋の風 1. 朧 月 3* 23日. こちらの句には【季語】はありません。 のちほど詳しく触れていきますが、種田山頭火は、俳句の決まり事である 5 ・ 7 ・ 5 の 17 音での構成にこだわらず、 “ 自由律俳句 ” という新しい俳句の形式を生み出 … 500円 春の雨 4. 花 15. 野 火 3. 蓮植う. 『俳諧線車大成』(寛政11年、1799年)に所出。 【咳の子のなぞなぞあそびきりもなや】俳句の季語や意味・背景・鑑賞文・作者など徹底解説!! !俳句の特徴や人物像など徹底解説!, 【飯田龍太の有名俳句16選】知っておきたい! 鳥帰る 4. 1,600+税 秋の山もみぢを幣と手向くればわれさへぞ旅心ちする 紀貫之『古今集』, 次は上記の方法で検索すると、ヒット項目が多くなりすぎる季語です。下の文字を直接、クリックしてください。, NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会)は、ネット歳時記「きごさい」を中心に季節文化を発信する仕事をしています。その活動はボランティアのみなさんの力で運営されています。賛同される方はご参加ください。, 『大人も読みたい こども歳時記』(10刷) 【子季語】 今年酒. JAVASCRIPT IS DISABLED. 山笑ふ 1. 24日. 【石田波郷の俳句16選】代表作(有名句)はこれ! 雪 解 10 * 蜂 2. 鰯 雲 3. 鳥引く. 【解説】 春はやて. 彼岸桜. 【紫陽花や昨日の誠今日の嘘】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!! Copyright (C) 2020 ジャパノート -日本の文化と伝統を伝えるブログ- All Rights Reserved. 澄んだ空気のなかでくっきりと聳え立つ山である。夏の名残をとどめる青々とした山から、実りの山へとうつりかわり、やがて晩秋には紅葉に彩られる。ハイキングやきのこ採、紅葉狩りなどで賑わい見せる山でもある。 春の雨 5 . 検索ボックスに 「踊の俳句」 と入力し検索ボタンを押す いくつかのサイトが表示されますが、「踊 の俳句:575筆まか勢」のサイトを クリックし表示ください。 [参考] 【踊】踊子 踊浴衣 踊笠 念仏踊 阿波踊 踊唄 盆唄 盆踊 エイサー 【】=見出し季語 今回は、数ある名句の中から「分け入っても分け入っても青い山」という種田山頭火の句をご紹介します。, 青山の意味の青い山だとしたら、八方塞がりの今のわたしにぴったりの句だ。 pic.twitter.com/nzQwPedz8u, 俳句とは、5・7・5の3句17音からなる、日本独自の定型詩。ルールとして、「季語」と呼ばれる季節を表す言葉を含まなければならないというルールがあります。, 今回の種田山頭火の句は、そんな俳句の中でも一風変わった技法で詠まれています。一体どういった技法なのでしょうか?, 本記事では、「分け入っても分け入っても青い山」の季語や意味・表現技法・作者など徹底解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。, のちほど詳しく触れていきますが、種田山頭火は、俳句の決まり事である5・7・5の17音での構成にこだわらず、“自由律俳句”という新しい俳句の形式を生み出しました。, その中には、“無季自由律俳句”というものがあり、こちらはあえて、季節に関係する季語を入れなかったり、句に詠まれた季節を指定しない、という方法が選ばれています。, この【分け入っても分け入っても青い山】という句は、無季自由律俳句に分類されますので、季語の存在しない句になります。, 道なき道というのは山道のことを指しており、山頭火が旅を進めるために山越えをしていたことがわかります。, この句は、山頭火が44歳の時、自らの人生を見つめ直す流浪の旅に出かけ、熊本県から日向路(宮崎県)へと抜ける山中で詠まれたと言われています。, 実家が倒産し、父親が行方不明になった後、関東大震災の被害に遭い、離婚した元妻のところへ身を寄せていた山頭火はお酒におぼれ、ある日市内で泥酔して危うく路面電車に轢かれてしまいそうになったところを顔見知りの記者に助けられました。, その後、この記者の紹介で、報恩禅寺というお寺の住職に預けられ、寺男(お寺の雑役をする男性)として生活していましたが、安住することはできませんでした。, 寺男としてではなく僧侶になるために修行を望んでいた山頭火でしたが、すでに44歳になっていたため、厳しい修行には耐えられないだろうと判断され、修行を受けることを断られてしまったのです。, 自分の人生に絶望し、俗世との縁を断ち切ることを望みながらも僧侶となることを許されなかった山頭火は、その数日後、自分の生きる意味を探すため、流浪の旅に出かけたのでした。, それまで、神経衰弱や実家の倒産、お酒への依存など、人生に迷っていた山頭火でしたが、流浪の旅を続けていくうちに、「自分は俳人として生きていこう」と心に決めたのでした。, 【分け入っても分け入っても青い山】という句は、山頭火が俳人として生きていくことを決意したときに詠まれたものだと言われています。, 自由律俳句というのは、明治・大正時代に活躍した俳人・河東碧悟桐(かわひがしへきごとう)が提唱した新傾向句(しんけいこうく)から生まれたもので、俳句の性格は持ちつつも形にとらわれず、自由に句を作ることとして提唱されました。, この句では「分け入っても分け入っても」と、「分け入っても」という同じ言葉が2回繰り返されています。, 山頭火は畳句法を使うことによって、どこまでも続いて終わりのない山の様子を表現したかったのでしょう。, 体言止めとは、和歌や俳諧などで、終わりの言葉を固有名詞や名詞で終わらせる表現技法のことを言います。, 体言止めを使うことによって、句のあとに余韻が残り、読者はいっそうその句をイメージしやすくなります。, また、歯切れがよくなり、俳句にリズムが生まれることで、より印象的な句にすることができます。, 「切れ字」や「言い切り」があるところを句切れとしますが、この句はそのどちらも存在しないので、『句切れなし』となります。, 句中に載っている九州山脈は日本の中でもとりわけ奥深く、山を越えることも容易ではなかったことが想像できます。, 一見、奥深い山道を歩きながら景色を詠んだだけの句にも思えますが、自分自身の人生に迷い続け、『解くすべもない惑いを背負うて』流転の旅に出かけたという山頭火は、いつまでも続いて出口のないように感じる山越えの道を自分の人生と重ねていたのかもしれません。, 山頭火は多くの不幸に見舞われる度、自分の人生を再生しようと何度も住まいや環境を変え、自分自身を変えることに挑戦しますが、どんなことも上手くいかず、いつも途中で挫折して苦しい日々を送っていました。, そんな山頭火が、どんな状況におかれても手放さなかったのが俳句でした。俳句を詠み続けることで、自分の人生と向き合い、あるいは人生の支えにしていたのかもしれません。, 山頭火はこの句の他にも、流転の旅の中で、【まっすぐな道がさみしい】【どうしようもないわたしが歩いてゐる】など、たくさんの俳句を詠みました。, そのどれもが自分の生きるべき道を探し、ひとり歩き続けている山頭火の姿を映し出しているようです。, そんなことを考えながらこの句を詠んでみると、なんとも言えない切なさと、山頭火の孤独が胸にせまってくるような気がします。, 命をかけて俳句を詠み続けた山頭火の生き様や苦悩が、今日の私たちの心を惹きつけてやまないのではないでしょうか。, 本名は種田正一。幼少期、母が井戸に身を投げて自殺してしまうところを目撃するなど、多くの不幸に見舞われました。, 俳人というイメージが強い山頭火ですが、実は30歳の頃にツルゲーネフなど海外の作家の作品を翻訳したりしていました。, しかし生家の倒産や関東大震災に被災するなど苦労も多く、41歳で仏門に入り、寺男として生活を始めます。, 43歳の時には西日本を中心に旅に出て、旅先から『層雲』へと俳句の投稿を続けました。58歳で脳出血によりこの世を去りました。, 種田山頭火は生前に多くの俳句を詠みましたが、どの俳句にも、どこか寂しく孤独を感じさせるような作品が多いような気がします。, 類まれない才能に恵まれながらも、その生涯は苦労や悲しみが多かったのかもしれません。, 作者の人生に思いを馳せながら俳句を味わってみるのも、一つの鑑賞法かもしれませんね。. 新走り 1 . 私たちが使っている 現代の暦(新暦)の 10月にみられる風物で俳句の季語となっているもの を集め、句の文字の五十音順に並べました。. !俳句の特徴や人物像など徹底解説!, 【中村草田男の俳句16選】代表作(有名句)はこれ! 【分け入っても分け入っても青い山】俳句の季語や意味・作者「種田山頭火」など徹底解説!! 蜂 1. Please enable JavaScript on your browser to best view this site. 木の芽 1. !俳句の特徴や人物像・代表作など徹底解説!. 小学館 彼 岸 2. 2020年3月刊行. 糸 桜. 萩 12. 「山眠る」を使用した俳句についてまとめてみました。季語「山眠る」について【表記】山眠る【読み方】やまねむる【ローマ字読み】yamanemuru子季語・関連季語・傍題・類語など・眠る山(ねむるやま:nemuruyama)-季節による分類・「や 2014年3月刊行, 「第9回全国小中学生俳句大会作品集」購読可 蝶 1. 霞 6. 【子季語】 秋山、秋嶺、秋の嶺、山澄む、山の秋、秋の岳 【解説】 澄んだ空気のなかでくっきりと聳え立つ山である。夏の名残をとどめる青々とした山から、実りの山へとうつりかわり、やがて晩秋には紅葉に彩られる。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 私たちが使っている現代の暦(新暦)の 10月にみられる風物で俳句の季語となっているものを集め、句の文字の五十音順に並べました。, 【補足】「をはり」は「終わり」です。秋日和とは、秋らしい良い天気のことを表現する言葉です。, 【補足】秋祭とは一般に、秋に行なわれる祭りのことをいいますが、新嘗祭(にいなめさい)を「秋祭り」と呼ぶこともあります。, 【補足】「あけび(=アケビ科の落葉低木)」は「通草」「木通」とも漢字表記され、それぞれ「つうそう」「もくつう」と読まれることもあります。, 【補足】「花が咲かずに実がなる(ように見える)」ことから「無花果(漢語)」の名が付けられました。また、「映日果」 と表記されることもあります。, 【補足】「かかし」の語源は、動物や魚の焼いたものを使って田の雀を追い払う「嗅がし(かがし)」と考えられています。, 【補足】「鴈」は「雁」の異体字です。また、雁は別名の「かりがね」で俳句に詠まれることも多くみられます。, 【補足】菊日和とは、菊の花が咲く頃の良い天気のことをいいます。また、「裲襠」の読みは「うちかけ、りょうとう」で、「打掛」と表記されることもあります。, 【補足】砧とは、木のつちで布地を打ってツヤを出すために使う、石や木の台のことをいいます。, 【補足】銀杏(いちょう=公孫樹)はイチョウ科の樹木で、実は銀杏(ぎんなん、ぎんきょう)と呼ばれます。, 【補足】後の月とは、「十三夜(じゅうさんや)」の月のことをいい、現代の暦(新暦)では11月のこともあります。. 10月の季語 30. 秋夕焼 1 !俳句の特徴や人物像など徹底解説!, 【山口誓子の俳句16選】代表作(有名句)はこれ! 【文学での言及】 山笑ふ 2. 土 筆 1.