nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。, これはオリンピックのために描きおろした漫画です。競技・人種・性別を超越した描き方に挑戦してみました。すべての人に出番があります。次はあなたの出番です。, 1964年東京オリンピック時に通っていた小学校で「切り絵」を習ったことを思い出した。頭に浮かぶ妄想宇宙を「切り絵」で表現してみようと思った。, 本作では、ギリシャから継承された聖火を起点に東京2020オリンピック聖火リレーで紡がれる動線と、その結び目となる800を超える市区町村名を描いている。, アスリートの魂と大会を支える全ての人々の思いがここ東京から空高く羽ばたき世界中の人に届くことを願って。, 人間は一匹の動物として一人一人全部違う身体を持ち、全て違う感覚で世界をとらえ、各々の環世界を通して世界を生きている。それらは一つとして同じものがない。同じ言葉もない。同じ光もない。オリンピックがそのことに腹をくくって誠実に取り組めば、小さな一匹にとって世界は官能に満ち、やがて新たな生態系が動きだす。, 世界から集まるアスリート達が、ひとりひとりの個性を持ちながら(多様性)競い合い(自己ベスト)、その総体が最終的に五輪という調和のとれた姿になることを期待した“未来”を、ここに表現しました。, 1964年に行われていたコンパスと定規に依る設計に敬意を表し、未来にはどのような技法で設計が行われているのかを想像し、2020年に生きる作家として次の世代以降に手渡すバトンをつくりました。, オリンピックは選ばれた選手だけのモノではないと考えます。老人から大人、そして子供まで全国民のコトであり、希望であり、記憶に残るモノだという想いで制作しました。, 作品は三層で構成した。まず、反逆精神から発想を得たExtreme Revelation(危険な啓示)の層。次に、コンクリートやメタルなど、スケートボードというスポーツを連想させる素材の積層で、不確実性や暗闇、抑圧を表現。三層目はほとんど見えないが、数字や比喩的なグラフィックの謎めいた反転が、既存の秩序とは価値あるものなのかと問いかけている。, 遊び心があり、色彩豊かで、意義深い作品を作りたいと思いました。競技の喜びを描き出すことを意図していますが、他にも、オリンピックに参加する人々の文化や国籍の多様性を伝えたいと考えました。, 締め切りの期限が迫っていたのですが、特別にご無理をきいていただき、最初からやり直すことができました。開催地が日本ということもあり、和紙に描くことにしました。和紙は普段から作品制作によく使っています。そして手の赴くままに、オリンピックスタジアムの姿を描きました。, 荒波のような雲。スポーツの神々が上空から日本へ舞い降りるイメージで描きました。葛飾北斎-「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフに、富士山を何色に塗るか悩みましたが、ハチミツ色に塗りました。, 何万もの漢字、また無限の言葉の中から何をモチーフにするべきか葛藤した結果、辿り着いたものが「開」の一文字でした。「全身全霊が宇宙に向かって無条件にぱーっとひらくこと。それが爆発だ。」芸術家・岡本太郎の創造への挑戦と哲学を示す言葉がこの作品の根底をなしています。, メインモチーフは「前に進む人」。大きく腕を振り、力いっぱい地面を蹴り上げる姿。プリミティブなその運動の造形は、より確かな未来を目指して、前に進もうとする全てのパラリンピアンたちの意志を表すものである。選手ひとりひとりが積み上げてきたもの。試行錯誤をし、進歩し続けてきた人類の歴史、その全てに敬意を表して。, パラスポーツの素晴らしさや競技の力、選手たちの勇気を感じていただけることを心から願っています, [個]としての矩形が幾何の[律]を伴い[群]を為す図。コンピューターの技術と手作業の混合によって成立しています。, パラアスリートはかっこいい。シンプルなその思いを込めて撮影した1枚。なにもない空間から作品が生まれるように、あらゆることを超えるはじまりは、なにげないところにある。, 棒グラフのようなビル街 内臓のようなジャンクション 歯肉のような踏み心地のする街 新ウルトラC誕生の陰で 小脳を脳ベラで押してみる カラフルなヌカルミ 温められた骨とビル風 空気のバネ 透明なカーブ, nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての. 東京2020組織委員会は、「東京2020 公式アートポスター・プロジェクト」において東京オリンピック・パラリンピックの公式アートポスターを制作するアーティストを決定。浦沢直樹やフィリップ・ワイズベッカー、荒木飛呂彦、蜷川実花など国内外のアーティスト18名が選出された。, 公式アートポスターは、国内外のアーティストがオリンピックやパラリンピックをテーマに芸術作品を制作し、それらを東京2020大会のポスターとして機運醸成に活用するというもの。, アーティストの選定には「アーティスト選定委員会」が設置され、多摩美術大学 理事長である青柳正規を委員長に、建築家の田根剛や森美術館 館長の南條史生などが参加し、本プロジェクトを管轄するオリンピック文化遺産財団とともに議論を重ねて決定された。, 【参加アーティスト】 東京2020オリンピックのnhk特設サイトです。オリンピックのニュースやスケジュール、動画などを掲載しています。大会期間中は試合結果など、オリンピックの「今」をお届けします。 こんにちは、haconiwa編集部の森です。 2020年がはじまり、東京オリンピック・パラリンピックまで、もうすぐ・・・!といったところですよね。東京2020公式アートポスター全20作品も完成し、つい先日お披露目となりました。1月7日(火)〜2月16日(日)まで、東京都現代美術館にて開催中の「東京2020公式アートポスター展」では、完成したばかりの20作品を見ることができます。 アーティスト鴻池朋子氏が手掛けたオリンピックをテーマにした作品「Wild Things-Hachilympic」@Tokyo2020 佐藤卓氏「五輪の雲」 公式チケット販売サイトの『マイチケット』から払い戻しを申請(購入者本人のみ申請可能) 世界中が注目するオリンピックが、2020年に東京で開催されます。 いつの大会でもアスリートと共に、感動を与えてくれるのが「テーマソング」ではないでしょうか? そこで、東京オリンピック2020の大舞台の開会式、閉会式にパフォーマンスをするのにふさわしいアーティストは誰なのか? 東京2020オリンピック競技大会の公式ウェブサイトです。最新ニュースをはじめ、競技スケジュールやイベント情報などの大会関連情報をお届けします。 浦沢直樹(マンガ家)、大竹伸朗(画家)、大原大次郎(グラフィックデザイナー)、金澤翔子(書家)、鴻池朋子(アーティスト)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、野老朝雄(美術家)、ホンマタカシ(写真家)、テセウス・チャン(アートディレクター)、ヴィヴィアン・サッセン(写真家)、フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト), ■パラリンピックをテーマとする作品の制作者 東京2020オリンピック・パラリンピックの商品を取り扱うオフィシャルオンラインショップです。ピンバッチ、tシャツ、生活雑貨など商品数を拡大中! お客様のブラウザはジャバスクリプト(JavaScript)に対応していないか無効になっています。詳しくはサイトポリシーをご覧ください。, 東京五輪(オリンピック)・パラリンピック開幕200日前となった6日、大会組織委員会は完成した大会ポスター20作品を初公開した。ポスターは国内外のアーティスト19組が手掛け、五輪をテーマにした12作品、パラリンピックをテーマにした8作品が制作された。, 7日から2月16日まで、東京都現代美術館で「東京2020公式アートポスター展」を開催し、20作品がお披露目される。, <コメント> これはオリンピックのために描きおろした漫画です。競技・人種・性別を超越した描き方に挑戦してみました。すべての人に出番があります。次はあなたの出番です。, <コメント> 1964年東京オリンピック時に通っていた小学校で「切り絵」を習ったことを思い出した。頭に浮かぶ妄想宇宙を「切り絵」で表現してみようと思った。, <コメント> 本作では、ギリシャから継承された聖火を起点に東京2020オリンピック聖火リレーで紡がれる動線と、その結び目となる800を超える市区町村名を描いている。, <コメント> アスリートの魂と大会を支える全ての人々の思いがここ東京から空高く羽ばたき世界中の人に届くことを願って。, <コメント> 人間は一匹の動物として一人一人全部違う身体を持ち、全て違う感覚で世界をとらえ、各々の環世界を通して世界を生きている。それらは一つとして同じものがない。同じ言葉もない。同じ光もない。オリンピックがそのことに腹をくくって誠実に取り組めば、小さな一匹にとって世界は官能に満ち、やがて新たな生態系が動きだす。, <コメント> 世界から集まるアスリート達が、ひとりひとりの個性を持ちながら(多様性)競い合い(自己ベスト)、その総体が最終的に五輪という調和のとれた姿になることを期待した“未来”を、ここに表現しました。, <コメント> 1964年に行われていたコンパスと定規に依る設計に敬意を表し、未来にはどのような技法で設計が行われているのかを想像し、2020年に生きる作家として次の世代以降に手渡すバトンをつくりました。, <コメント> オリンピックは選ばれた選手だけのモノではないと考えます。老人から大人、そして子供まで全国民のコトであり、希望であり、記憶に残るモノだという想いで制作しました。, <コメント> 作品は三層で構成した。まず、反逆精神から発想を得たExtreme Revelation(危険な啓示)の層。次に、コンクリートやメタルなど、スケートボードというスポーツを連想させる素材の積層で、不確実性や暗闇、抑圧を表現。三層目はほとんど見えないが、数字や比喩的なグラフィックの謎めいた反転が、既存の秩序とは価値あるものなのかと問いかけている。, <コメント> 遊び心があり、色彩豊かで、意義深い作品を作りたいと思いました。競技の喜びを描き出すことを意図していますが、他にも、オリンピックに参加する人々の文化や国籍の多様性を伝えたいと考えました。, <コメント> 締め切りの期限が迫っていたのですが、特別にご無理をきいていただき、最初からやり直すことができました。開催地が日本ということもあり、和紙に描くことにしました。和紙は普段から作品制作によく使っています。そして手の赴くままに、オリンピックスタジアムの姿を描きました。, <コメント> 荒波のような雲。スポーツの神々が上空から日本へ舞い降りるイメージで描きました。葛飾北斎-「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフに、富士山を何色に塗るか悩みましたが、ハチミツ色に塗りました。, <コメント> 何万もの漢字、また無限の言葉の中から何をモチーフにするべきか葛藤した結果、辿り着いたものが「開」の一文字でした。「全身全霊が宇宙に向かって無条件にぱーっとひらくこと。それが爆発だ。」芸術家・岡本太郎の創造への挑戦と哲学を示す言葉がこの作品の根底をなしています。, <コメント> メインモチーフは「前に進む人」。大きく腕を振り、力いっぱい地面を蹴り上げる姿。プリミティブなその運動の造形は、より確かな未来を目指して、前に進もうとする全てのパラリンピアンたちの意志を表すものである。選手ひとりひとりが積み上げてきたもの。試行錯誤をし、進歩し続けてきた人類の歴史、その全てに敬意を表して。, <コメント> パラスポーツの素晴らしさや競技の力、選手たちの勇気を感じていただけることを心から願っています, <コメント> [個]としての矩形が幾何の[律]を伴い[群]を為す図。コンピューターの技術と手作業の混合によって成立しています。, <コメント> パラアスリートはかっこいい。シンプルなその思いを込めて撮影した1枚。なにもない空間から作品が生まれるように、あらゆることを超えるはじまりは、なにげないところにある。, <コメント> 棒グラフのようなビル街 内臓のようなジャンクション 歯肉のような踏み心地のする街 新ウルトラC誕生の陰で 小脳を脳ベラで押してみる カラフルなヌカルミ 温められた骨とビル風 空気のバネ 透明なカーブ, (C)2020,Nikkan Sports News. 佐藤 卓(グラフィックデザイナー)五輪の雲©Tokyo 2020, ポスター自体は映像のようには動きませんが、これを見たときに頭の中で起こる動的なイメージを想像して、制作しているそうです。しかも、全面手描きの表現にこだわって制作されています!オリンピックが身体の限界に挑む競技だから、現代の脳で考えることが優先され、身体性を忘れがちであることに対するメッセージも、込められているのだそうです。, こちらはフィリップ・ワイズベッカー氏が描く、オリンピックスタジアム。かわいいですよね〜。 東京2020組織委員会は、「東京2020 公式アートポスター・プロジェクト」において東京オリンピック・パラリンピックの公式アートポスターを制作するアーティストを決定。浦沢直樹やフィリップ・ワイズベッカー、荒木飛呂彦、蜷川実花など国内外のアーティスト18名が選出された。 今日は、本展の模様をレポートします。, 公式アートポスターは、20世紀初頭から、各大会の組織委員会が、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するために制作されてきたそうです。各大会の特色を世界に伝えるという役割も果たしています。 2020年東京オリンピック 開会式に出演が予想されるアーティスト を厳選してランキング化!可能性・期待度・知名度の3つのポイントから完全予想し、11組の歌手を紹介!2位は「嵐」 !意外なあの女性アーティスト が首位を獲得! フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト)オリンピックテーマ作品オリンピックスタジアムPhotography Ayumi Shino©Tokyo 2020, よーく見てみると、白い紙に継ぎ目が。 荒木飛呂彦(マンガ家)、柿沼康二(書家)、GOO CHOKI PAR(グラフィックデザイナー)、新木友行(アーティスト)、野老朝雄(美術家)、蜷川実花(写真家・映画監督)、森千裕(美術家)、山口晃(画家), 【メイン会場】石見銀山資料館、重要文化財 熊谷家住宅、ひまわり館、代官所地役人 旧河島家、無邪く庵、群言堂本店, 浦沢直樹や荒木飛呂彦ら18名が選出。東京2020 オリンピック・パラリンピックの公式アートポスターを手がけるアーティストが決定. 大原 大次郎(グラフィックデザイナー)オリンピックテーマ作品動線/flow line©Tokyo 2020, ギリシャから継承された聖火を起点に東京2020オリンピック聖火リレーで紡がれる動線と、その結び目となる800を超える市区町村名を描いたという、とても細かい作品です。 荒木 飛呂彦(漫画家)神奈川沖浪裏上空©Tokyo 2020, スポーツの神々が上空から日本へ舞い降りるイメージで描かれています。 こんにちは、haconiwa編集部の森です。 2020年がはじまり、東京オリンピック・パラリンピックまで、もうすぐ・・・!といったところですよね。東京2020公式アートポスター全20作品も完成し、つい先日お披露目となりました。1月7日(火) 野老 朝雄(美術家)オリンピックテーマ作品HARMONIZED CHEQUERED EMBLEM STUDY FOR TOKYO 2020 OLYMPIC GAMES [EVEN EDGED MATTERS COULD FORM HARMONIZED CIRCLE WITH “RULE”]©Tokyo 2020, グラフィックデザイナー 佐藤卓氏の作品は、別々のところにある五つの輪が、それぞれの輪の中心から出る軌跡の通りに移動すると、五輪のマークになるというもの。 オリンピック :2020年11月10日(火)未明~11月30日(月) 11:59(午前) パラリンピック:2020年12月1日(火)未明~12月21日(月) 11:59(午前) 払い戻し申請の方法. ぜひポスターをじっくりと見ていただきたいです。, パラリンピックをテーマとした漫画家 荒木飛呂彦氏による作品は、こちら。 開催地が日本ということもあり、和紙に描かれているのだそうです。, グラフィックデザイナー 大原大次郎氏の作品。 葛飾北斎-「神奈川沖浪裏」の構図をモチーフに、富士山はハチミツ色に塗られているのだそうです。, そのほかにも、漫画家の浦沢直樹氏や写真家のホンマタカシ氏、アートディレクターのテセウス・チャン氏など、豪華メンバーによるポスター作品が展示されています。, 展示構成は、「東京2020エンブレム」を構成する四角形をイメージしたモチーフをエントランス内2カ所で立体的に配置し、ポスター展示と鑑賞ができる空間を演出しています。, エンブレムの四角形の中に展示されたポスターを見ていると、東京2020大会がいよいよやってくるんだなあという想いで、気持ちが高まってきますよ〜。, https://tokyo2020.org/jp/games/artposter/. ■オリンピックをテーマとする作品の制作者 東京2020大会では、国内外のアーティスト19組により、オリンピックをテーマとした12作品、パラリンピックをテーマとした8作品の全20作品が制作されました。, たとえば、東京2020エンブレムを制作された美術家 野老朝雄氏の作品はこちら。