平戸藩主の松浦静山の随筆「甲子夜話(こうしやわ)」に書かれているんです。, 鳴かないホトトギスをどうするかで、 織田信長って冷酷な人なのかなとイメージしてしまいます。, でも、織田信長って本当にこんな性格なんでしょうか? 戦国三武将である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を日本の渡り鳥であるホトトギスを用いて歌っている俳句があります。この戦国三武将の性格等を表したホトトギスの俳句は、出だしが全て【鳴かぬなら】から始まります。この各武将に宛てた俳句と、詠まれたエピソードも紹介します。, 織田信長の俳句は”殺してしまえ”と、とても非情な性格を表しています。なぜこのように詠われたのか、解説します。, 織田信長は 既存の概念に捉われず、新しい物好き です。斬新な発想を、信長の独断で行動を起こし、行政から軍事まで革新的な改革をしています。, 織田信長は、肩書き等、関係なく戦に強い、戦略がずば抜けているなど、能力が高ければ重臣に採用もします。明智光秀や豊臣秀吉も織田信長と血縁も関係なよその者ですが、能力が高かった為、地位を与えられています。, 織田信長は、街道を整備して、一定の間隔で茶屋や休憩所を設置しました。それにより、戦で長い距離を移動しやすくなるので兵力が落ちません。また商人達も移動しやすく商業も活性化します。, 貨幣を統一し、更に城下内で、自由取引する場所【楽市楽座】を実施したおかげで商業が発展します。そして通行税も廃止したので物品の流れが良くなり、税収入が大幅に増え、織田信長は財政が豊かになります。, 織田信長の軍隊が数が多くなり強くなり、天下統一まであと少しの所まできました。その理由は、【兵農分離】を行い、戦力が上がった為です。兵農分離は農民は税を納める為、農作物や米を作ることに専念し、軍兵は戦にだけ集中するという政策を行います。, そうすることにより、経済は安定し、戦にかかる費用や鉄砲などの新しい武器や防具の調達できます。軍兵も戦が無い時には武力を学びレベルが上がります。, このように、織田信長は 概念に捉われない発想と行動力で、経済政策や軍事制度を改革 していきました。こうして兵力を拡大し強くしていったので天下統一まで少しのところまできました。, 織田信長は、自分に逆らう物、裏切る者は徹底的に攻め、殺してしまいます。残忍なエピソードで有名なのが比叡山の焼き討ちです。比叡山は、信長と対立していた浅井・朝倉連合軍をかくまりかばい続けたことがきっかけで比叡山の焼き討ちが起こります。そして、織田信長は寺や霊社等全てを焼き払って比叡山が1日で灰になったと言われています。, 浅井・朝倉の軍や僧侶以外の老若男女問わず全員を惨殺していきます。「悪い僧侶だけを殺して私は助けてくれ」とお願いした高僧らの声も無視し、高僧らの首を討ち落としたとあります。「比叡山の山麓には数千の屍があふれ、この世のものとは思えない光景で哀れだ」といった言葉があり、これは比叡山の焼き討ちがいかに残忍で悲惨だったかが表わしています。, 織田軍はとにかく、兵の数もおおく、武力も備わっています。長島一向一揆攻めも、長島一向一揆勢は降伏をしましたが、やはり織田信長は許さずに、1000人を切り殺し、2000人を焼き殺すという悲惨な殺し方をします。, 越前一揆勢は山に逃げ込みますが、誰一人男女問わず殺戮せよと命じ、隅から隅まで全員みつけて殺害します。天正伊賀の乱や荒木一党惨殺も、信長の指示に背いたり逆らった者のいる場所の子供から老人、男女問わず全ての人々を殺戮します。, こうして、信長の命令に背いたり、逆らった者はどんなに降伏しても許さず、敵の勢力は子供でも誰でも残忍に殺していきます。その様子から、, 豊臣秀吉の俳句は、”鳴かせてみせよう”と、秀吉の知的で、容量の良い性格を表しています。なぜこのように詠われたのか解説します。, 豊臣秀吉は、織田信長が政策はほぼ受け継ぎます。豊臣秀吉が行ったのは、【太閤検地】という全国の検地で尺の統一を行います。そして全国の税制を石高に統一しました。, 豊臣秀吉の時代の年貢は農民にとって過酷な二公一民(収穫の3分の2が年貢)とされていた為、農民が一揆を起こさないように【刀狩り】をしました。, 豊臣秀吉は 「人たらし」 と言われ、人を惹き付ける魅力があり、織田信長にも気に入られ、農民の身分から天下統一する武将にまで昇っていきました。, 農民から這い上がった豊臣秀吉の戦い方は「戦わないで勝つのが最善」 という考えです。兵の中には多くの農民が戦に出て亡くなってしまいます。秀吉自身も戦により、貧困になったり命が危うくなったこともあった為、人が死なないように、無駄な戦いをしないように努めます。, また秀吉は 「斬るのが嫌い」 と刀で斬るのを嫌っていた為、敵を人質を取ったり、敵軍と政略結婚をさせたりと戦を回避するようにしたり、戦では、兵糧断ち作戦や秀吉の条件通りに降伏をさせていました。, 豊臣秀吉は農民から天下人となったのは、気に入られる為に知恵を使い、そして織田信長が築きあげてきたものを上手く引き継ぐ要領の良さから, 徳川家康の俳句は、”鳴くまで待とう”と、家康の不運なことがあっても、天下を取るまではひたすら耐えて待つという忍耐の強い性格が表されています。なぜ、このように詠われたのかを解説します。, 徳川家康は、豊臣秀吉の天下統一した財はそのまま受け継ぎます。そして、政策も織田信長と豊臣秀吉の良い政策だけ引継ぎ、同じ失敗を犯さないようにします。まず、徳川家康は信頼を置いている家臣を居城である江戸城の近くの土地を渡し住まわせていきます。, 逆に従わない者、信頼出来ない者は地方に飛ばし領地を与えます。そしてこの各諸大名が力を増す事がないように、土木工事などの普請をさせます。裏切り行為がないようにと秀吉の政策を真似て諸大名の妻子を江戸城下町に住まわせます。家康は重臣の妻子までも住まわせ、下剋上対策をします。, 徳川家康は農本思想です。農本思想というのは、食糧の確保は重要であり農業の保護を重視する政治のことです。このことにより、農民から一揆が起こることもなく、諸大名達からの下剋上も無くします。, これにより 徳川家康が天下統一すると、戦いが亡くなり、戦国時代が終わった のです。, 織田信長が亡くなった後、豊臣秀吉が先に明智軍を倒した為、豊臣秀吉が天下統一を成し遂げました。徳川家康は野戦においては、1敗した以外全て勝利していますので、とても強い武将です。豊臣秀吉が天下人になっている間に攻めても勝っていたかもしれませんが、家康は天下とる為といっても、攻めることはしませんでした。, とにかく、天下を取れる時期がくるのを待ちつづけ、豊臣秀吉が亡くなったら、そこから戦わずして天下統一を成し遂げます。その様子から, この鳴かない ホトトギスは、天下を邪魔するものの喩 だとわかります。そのホトトギスに対し、織田信長は、裏切り行為は絶対許さずに殺戮する様子が詠われ、豊臣秀吉は、農民からの下剋上で天下人になった、それまでの知恵と容量の良さが詠われています。徳川家康は、とにかくチャンスを待ち、戦わずして天下を取った様子が詠われていました。このホトトギスを用いた俳句は、戦国三武将の性格や天下統一するまで行いが上手く詠まれていて、とても楽しい俳句です。. それは槍をふつうの物より長いものを作ること。, また、織田信長が天下布武を出す前、 ステージⅢ転p の音…, 【目標設定は】 鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス 有名な俳句ですよね あれ?どんな鳴き声でしたっけ?, 鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス あれ?誰の俳句でしたっけ?鳥だけぢゃない! All Rights Reserved. ただの大うつけでしたら絶対にしないでしょうね。, 今の関ヶ原町山中に「山中の猿」の呼ばれている男が暮らしていたそうです。 2.1 織田信長の業績; 3 織田信長の性格が残忍と言われた理由. こんにちは。今回から4回にわたり、このブログの共同パートナーであるK子さんからの ... あなたが、なくしものをした時、それは何が原因で起こっているかと言うと、 それは、 ... 僕には今年11歳になる姪っ子がいます。 お盆や年末年始で帰省したときに会うのです ... いんげんの種類えちゃいます栄養・効果の秘密。 中華料理などに使われることが多い、 ... Copyright© さて、ここに4つ目の言葉を加えましょう。 「鳴かぬなら、それもまたよし、ホトトギス」 パナソニック株式会社の創業者、松下幸之助氏の言葉です。 戦いぶりからも、血筋からも、実は家康は短気だったと考えられる。. いまや We…. わすましょ © 2020. ?花の名前にもホトトギス. これは、信長が天才だからできたのだろうといわれてきた。しかし、実際は信長は寝る時間や食べる時間をおしんで研究し、周囲から大うつけ(ばかもの)といわれてもがまんし、この長い槍の戦法を完成させている。 セロトニンは近年よく耳にすることばですね。 Copyright ©  脳活でサイキックにめざめ本来の自分を発見!望む人生を歩むBlog All rights reserved. 鳴かないホトトギスを鳴かせてみせる豊臣秀吉のひとたらしさ。 今回は織田信長のホトトギスの意味と、性格やエピソードについて紹介しいます。, 鳴かぬなら殺してしまえホトトギスって織田信長のことですけど、 秀吉の人の良さは、深い「計算」にもとづいていた。, 家康はがまん強い性格だといわれるが、本当にそうだろうか。 google_ad_client = "ca-pub-4890911186284256"; いや待てよ 鳥屋に売ろう ホトトギス. そうやって武田信玄と戦う気がないこと伝えたんだとか。, 新しい戦法を発明したり、強者に礼儀を見せることで戦闘を回避する等、 鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス。このホトトギスは鳥だけではありません。 今回はとても有名なこの俳句についてのお話ですが、ホトトギスについての俳句はいくつかありますよね。 この句は誰の俳句かわかりますか? 天下人の3人の武将たちの性格を表した川柳として有名なんですよ。, 鳴かぬなら殺してしまえホトトギスは、 スポンサーリンク 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス 他にもありますよね。, 豊臣秀吉は、鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス。 ケロスケ地球防衛軍お助けし隊 , 2020 All Rights Reserved. とても分かりやすい表現だと思います。 そして、家康の長男である信康も、そのはげしい性格から信長に切腹を命じられたともいわれている。 ©POPLAR Publishing Co.,LTD All Right Reserved. それができていなかった信長はの大うつけと呼ばれても仕方がないかと。, 信長は、竹槍の訓練試合を見て周囲が驚く新しい戦法を発明していました。 町の仲間達と狩りや相撲などをして遊んだそうです。, 父の葬儀で遅刻した上に、いつものラフな格好で登場。 2019年の“おせち料理”準備してますか!? 登場人物に社会の苛…, ここでは『癒しのリズムセラピー:芸術音楽療法』の 前回は 氣功の起源は4000年、5000年とも言われ、 でも、本当に織田信長は短気で気難しい性格だったのでしょうか?, 天下人の1人である、織田信長。 これは、たんに秀吉の人の良さをしめすエピソードではない。秀吉は「武将は感激してわしの評判を美濃で広めるだろう」と考えて、逃がしたのだ。 1 織田信長【鳴かぬなら殺してしまえホトトギス】 2 織田信長の性格とエピソード. google_ad_height = 100; 【氣功の起源】 針小棒大…, 【砂利トラに追突される】 鳴かぬなら ( ) ホトトギス 4 : 以下、転載禁止でVIPがお送りします :2015/03/29(日) 16:38:34.314 ID:a9Zs/Tz9aNIKU 鳴かぬなら面白い事ホトトギス 家康は、じっとしているようにと言われているのにもかかわらず、ある戦いで挑発にのってしまい、大敗したことがある。 これは明智光秀の言葉ではないだろうが、有名な3つの句とは違っていたので取り上げる。, とも言われているという。この句はそれぞれの武将の性格を表すものだというが、どちらにせよ明智光秀にあったのは、『優しさ』という一面だったようだ。私は基本的に、この明智光秀タイプだ。決して織田信長というタイプではなく、むしろそういう人間を軽蔑視することろがある。今までずっとそうだった。逆に弱い人間に見えるのだ。力に支配されているように見える。時代次第ではカリスマ性を発揮するが、それが偶然だっただけのように見える。少なくとも私だったら絶対にそれに屈することはない。, 本気を出して、秀吉タイプに変わるイメージだ。基本的に、『鳴かぬなら 別に無視しろ ホトトギス』ということで、ちょっと冷たい人間のように見られてしまうかもしれない。しかしそれは、『人目を気にしていない』からそうするのであって、以前、精神未熟な時、人からなんと言われるか、どう見られるかを気にしていた時代なら、違うことを言って、悦に入っていただろう。, 『全世界のためを思って泣くなんてできない。人間の力の及ばないことだ。何のために泣くかは選ばなければならない。』, 優しい人を演じる人は、その人と問題を解決し、ゲラゲラと笑っている時、遠い地球の片隅で、人が理不尽に殺されていることをどう思っているだろうか。まさか、『自分とは無関係だ。だから今日も大笑いする。』と言うわけではあるまい。いや、別に言ってもいいが、私にはそういう人間があまり高潔な人には見えない。, 人間、なるようにしかならない。そしてそれは人間だけでなく、この世の一切の森羅万象がそなっているのだ。それを無理やり、人為的に捻じ曲げようとする行為は、越権的である可能性がある。私も、目の前で子供が明らかな迷子で泣いていたら、手を差し伸べる確率は100%だ。だが、『ホトトギスが鳴いていない』からといって、それを無理やりどうにかするつもりはない。越権的だからだ。, 『仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。これをみれば、土地百姓は可愛いことなり。』, 『人間マスター』を目指して今日も探究。人間にとって『重要』なのはIntelligence。人間が『必要』とするのはInformation。. 天下人である人が本当に短気で気難しい性格で天下が取れるんでしょうか?, 織田信長の少年時代は尾張の大うつけと呼ばれていました。 ダーウィン『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』, アインシュタイン『常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。』, 王貞治『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』, 毎週日曜の『RTチャンス』から抽選で1名様に500円分のAmazonギフト券をプレゼント!, 『Twitterヘッダー画像』IQオリジナルカバーデザイン無料プレゼント!(ジブリ), 『Twitterヘッダー画像』IQオリジナルカバーデザイン無料プレゼント!(ワンピース). 今までのエピソードを見ても、ホトトギスのたとえのような短気で冷酷な人ではなさそうですよね。, 短気で冷酷な人なら、そもそも部下がついてきませんしね。 鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス 織田信長イケメンじゃないですか!!, どうですか?エピソードを聞いて印象が変わりましたか?