0000027501 00000 n 新生児低血糖症. 新生児の低血糖は、発見が遅くなって治療が遅れてしまうと、低血糖の状態が長く続き、脳になんらかの障害を残す恐れがあります。 特に早産児や低出生体重児で産まれ、新生児仮死があった場合は、様子を注意深く観察する必要があります。 0000001530 00000 n 0000048034 00000 n %PDF-1.4 %���� 32 0 obj <> endobj xref 32 30 0000000016 00000 n 図6 新生児仮死がない正期産正常出生体重新生児に対する血糖値測定の契機(複数回答)(n=1,680) (*4)その他として、嘔吐を繰り返すなど児の状態をみて測定する、母親が糖尿病の場合に測定すると 回答した施設が多かった。 図7 低血糖の判断基準(n=1,680) 0000050368 00000 n 0000000993 00000 n 0000027526 00000 n 0000171898 00000 n 新生児期の血糖値は生理的に低く、在胎週数、生後日数および出生体重により異なるため、新生児低血糖症の詳細な定義はまだ確立されおらずいくつかの考え方があります。 新生児低血糖は、赤ちゃんの血液中の糖分(ブドウ糖)が少なく、血糖値が低い状態をいいます。低血糖になると脳に深刻な影響を及ぼすことがあるため、適切な診断と治療が必要です。 著者:株式会社ベビーカレンダー 監修者:堤ちはる出版社:新星出版社 ISBNコード:978-4-405-04589-7価格:1300円+税 発売日:2019年6月28日, 新生児低血糖は、赤ちゃんの血液中の糖分(ブドウ糖)が少なく、血糖値が低い状態をいいます。低血糖になると脳に深刻な影響を及ぼすことがあるため、適切な診断と治療が必要です。また、新生児低血糖はママの血糖値が高いなど母体の状態が原因で発症することもあるので、予防のためには妊娠中に血糖が高くないかを評価します。今回は新生児低血糖の原因・症状・後遺症のほかに治療法について解説します。, 正常な赤ちゃんは生まれた直後(生後1~2時間)は血糖値が下がり、その後、徐々に上昇して生後2~3日で安定するのが一般的です。出生直後に、生理的な変化としてみられる血糖値の低下は、赤ちゃんが生まれたと同時に母体からのブドウ糖の供給がストップすることに関係しています。, 赤ちゃんは、ママのおなかにいる間は胎盤を通じてブドウ糖などの栄養分をもらっていますが、出生後は栄養分の供給がなくなるので一時的な血糖値の低下(一過性の低血糖症)が起こりやすいのです。, 一過性でなく、低血糖の状態が持続している場合や何度も低血糖を繰り返す場合、また、赤ちゃんの元気がないなど症状が現れている場合は注意が必要です。早期に適切な治療をおこなわないと新生児低血糖症になったり、脳に何らかの障害が残ったりする恐れもあります。, 新生児低血糖は、母体の因子・新生児の因子などさまざまな原因が考えられます。また、新生児低血糖は症状があまり目立たないこともあり、血糖を測定してはじめて気づかれることもあります。さらに、ほかの病気の症状に似た症状が現れることもあるため、ほかの病気との区別(鑑別)も必要です。, 体内のブドウ糖は肝臓でグリコーゲンに変えられ貯蔵されます。このグリコーゲンがさらに分解され、エネルギー源として働きます。, 赤ちゃんが生まれてからは自分で呼吸し、体温を保つなど母体外生活に適応するためにエネルギーを消費します。生まれた際に新生児仮死や呼吸障害、低体温などがあると全身のエネルギー需要が増え、グリコーゲンがより多く必要となってしまいます。エネルギーの需要に対し、グリコーゲンの需要が間に合わなくなると低血糖に陥ってしまいます。低血糖になっても脂肪を分解したり、ケトン体を作れると症状がでないこともあります。脳はブドウ糖以外にケトン体もエネルギーとして使うことができるからです。, 早産児や多胎児、胎児発育不全の赤ちゃんは、正期産児に比べて体が小さく、肝臓に蓄積されているグリコーゲンも少ない状態で生まれてきます。そのため、生まれてからの生理的な低血糖に対してグリコーゲンを分解して対応していくものの、すぐにグリコーゲンが枯渇して低血糖に陥ってしまいます。, ママが糖尿病や妊娠糖尿病を合併していたり、切迫早産の治療で子宮収縮抑制剤を使用していたりすると、おなかの中の赤ちゃんは高血糖状態になります。すると、血糖値を下げようとインスリンの分泌が亢進した状態になります。赤ちゃんが生まれ、ママからの糖の供給が止まったあとも、インスリンの分泌が亢進した状態がつづくので、さらに血糖値が下がり、低血糖に陥ってしまいます。, 上記に加え、Ⅰ型の糖尿病、ガラクトース血症、高インスリン血症などの先天代謝異常や内分泌疾患などでも低血糖に陥ることがあります。低血糖が持続したり低血糖が繰り返される場合は注意が必要になります。, ・元気がない 役に立ったと思ったらはてブしてくださいね! みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。 母性看護学実習では、母親、新生児の2名の看護計画を立案し計画、実施していきます。 そのため、あらかじめ標準看護計画を立案し実習に挑むと非常に記録物が楽になります! 低血糖は,血清血糖値が正期産児で40mg/dL (2.2mmol/L) 未満,または早期産児で30mg/dL (1.7mmol/L )未満の状態である。 危険因子として,未熟性,在胎不当過小児(SGA児),母体糖尿病,および周産期仮死などが挙げられる。 新生児低血糖症. 役に立ったと思ったらはてブしてくださいね! みなさん、こんにちわ。 看護研究科の大日方さくら(@lemonkango)です。 母性看護学実習では、母親、新生児の2名の看護計画を立案し計画、実施していきます。 そのため、あらかじめ標準看護計画を立案し実習に挑むと非常に記録物が楽になります! また、母乳の消化時間は短いため、新生児期の授乳間隔は短くなりがちで、1時間経たずに空腹で泣くということも珍しくありません。 母乳はほしがるだけ飲ませていいですし、この頃は吸ってもらうだけ母乳の分泌も良くなってくるので、ほしがるタイミングであげることを基本としましょう。 現代産科学は早期新生児の低体温症・低血糖症・飢餓を防ぐための新生児管理を怠っている。カンガルーケアと完全母乳を中止しない限り、発達障害は増え続ける (久保田)。 新生児低血糖症. 血糖値が50mg/dl未満で、授乳可能な場合は、まず授乳をおこないます。その後、血糖値が安定したら定期的に血糖値を測定しながら経過を観察します。授乳をしても血糖値が安定しない場合は、ブドウ糖液の点滴をおこないます。, ●呼吸障害、けいれん、活気がない、頻脈など、低血糖症状がある場合 血糖値の値が50mg/dl未満で臨床症状が現れているときは、ブドウ糖液の注射や点滴をおこないます。血糖値を保てない場合はステロイドやグルカゴン、ジアゾキサイド(高インスリン血症の場合)などの薬剤を使って治療します。, 新生児低血糖は脳に大きな影響を与え、低血糖状態が続くと、次のような神経学的後遺症につながる可能性があります。 0000012101 00000 n 新生児低血糖は、赤ちゃんの血液中の糖分(ブドウ糖)が少なく、血糖値が低い状態をいいます。. ・けいれん 0000011394 00000 n 新生児低血糖症. また、新生児低血糖はママの血糖値が高いなど母体の状態が原因で発症することもあるので、予防のためには妊娠中に血糖が高くないかを評価します。. 0000028195 00000 n 0000001073 00000 n ・皮膚蒼白、チアノーゼなど顔色が悪い ・無呼吸や多呼吸などの呼吸異常 ・活気がない ・泣き声の異常(甲高い泣き方), ・けいれん 新生児期の血糖値は生理的に低く、在胎週数、生後日数および出生体重により異なるため、新生児低血糖症の詳細な定義はまだ確立されおらずいくつかの考え方があります。 0000011545 00000 n ‚ª‚ ‚鎖‚ðA•Ÿ‰ªŽs—§‚±‚Ç‚à•a‰@E•Ÿ‰ªŽs—§SgáŠQ•ŸŽƒƒZƒ“ƒ^[‚̈ãŽt‚炪A“ú–{¬Ž™_ŒoŠw‰ï‚Å”­•\i2008”Nj‚µ‚Ä‚¢‚½BˆÈã‚Ì’²¸Œ‹‰Êi}1E}2E}‚Rj‚©‚çA”­’BáŠQ‚͈â“`«Ž¾Š³‚Å‚Í‚È‚­A•ª•ØŽ{Ý‚̐V¶Ž™ŠÇ—‚̈Ⴂ‚Ì’†‚ɁA”­’BáŠQ‚̊댯ˆöŽqi’ጌ“œÇj‚ªö‚ñ‚Å‚¢‚é‚ƍl‚¦‚ç‚ꂽB. Šå¼µä½Žä¸‹ã€æ„è­˜ãƒ¬ãƒ™ãƒ«ã®ä½Žä¸‹ãªã©ãŒã¿ã‚‰ã‚Œã¾ã™ã€‚, 早期新生児の低血糖症の危険因子には, Copyright © 助産師からママと赤ちゃんへ妊娠・出産・赤ちゃん Dear mom, 生後72時間以内:低出生体重児で20mg/dl以下、成熟児で30mg/dl以下, 生後72時間以後:体重に関係なく40mg/dl以下, 血中ブドウ糖が大量に消費された場合, 肝グリコーゲン分解(糖新生)が著しく阻害された場合, 初期嘔吐や完全母乳のためにカロリーが十分に摂取できない場合. 0000010331 00000 n ・多汗 trailer<<15039a552d6f4b7502c40b6a4ec7654d>]>> startxref 0 %%EOF 33 0 obj <> endobj 61 0 obj <. 15時間半の死闘を繰り広げ、やっと出てきてくれた我が子! 産まれてきてくれた時間が4月2日の昼の12時。 私の病院では次の日の午前11時から母子同室が開始されます。 それまでは、体を休ませるために別々で赤ちゃんを見てくれます。 その日は旦那さんとゆっくりしていました。 「完全母乳で育てたい」という希望をお持ちのお母さんもいらっしゃることでしょう。ただし、新生児低血糖と診断された場合は、母乳とともに育児用ミルクも積極的に活用し、赤ちゃんに必要な糖分を補うことが重要です。, たとえば、母乳の出が悪い、赤ちゃんがなかなか母乳を飲まないなど、母乳だけでは栄養が足りない状態が続くと赤ちゃんの血糖値はますます下がってしまうでしょう。, 糖分は体のエネルギー源となるので、赤ちゃんが生きていくうえで糖分の摂取はとても重要です。完全母乳による育児を希望されているお母さんも、必要に応じて「母乳と育児用ミルク(人工乳)を組み合わせて育てるなど考え方を拡げ、柔軟に対応をしましょう。, 糖尿病の人が妊娠した場合、生まれた赤ちゃんが新生児低血糖になることがあります。また、妊娠前は糖尿病でなくても、前述のように妊娠糖尿病の場合にも低血糖が起こりやすいので妊娠中は体重管理に気を配り、糖分の摂取量にも注意しましょう。, おやつや食後のデザートで甘い物を食べるときは食べ過ぎに注意し、フルーツに含まれる糖分も見逃しがちなので気をつけましょう。, ケトン体を作るには脂肪酸のβ酸化が重要です。β酸化にはカルニチンが必要です。カルニチンは肉や魚、乳製品に多く含まれます。妊娠中にバランスをとった食事をすれば低血糖になっても症状を軽減することができます。母乳中のカルニチン量を増やすためには出産後の食事も気を配りましょう。, 新生児低血糖は症状が明確に現れないものがあり、一方で重い後遺症を残す可能性もあるので迅速で適切な診断と治療、そして予防的な対応も重要です。新生児低血糖の原因としては生まれつきの病気のほかに、妊娠中のお母さんの糖代謝異常や出生後の赤ちゃんの哺乳状況などが関係することもあります。妊娠中の要因については食生活などに気をつけることで予防を図り、出生後は母乳だけでなく、必要に応じていく育児用ミルクで糖分を補うなど、柔軟に対応しましょう。, 愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。, ご投稿いただいた質問に、頼れる専門家が回答いたします。気になる悩みや疑問をお寄せください。, 赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を。『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんが毎日を笑顔で過ごせるような情報をお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。, ベビーカレンダーは「赤ちゃんの笑顔でいっぱいの毎日を」をテーマに妊娠・出産・育児の情報を日がわりでお伝えします。, 新生児低血糖は脳に大きな影響を与え、低血糖状態が続くと、次のような神経学的後遺症につながる可能性があります。. ・頻脈 低血糖になると脳に深刻な影響を及ぼすことがあるため、適切な診断と治療が必要です。. もしかして低血糖?授乳期のママの症状. 0000113713 00000 n なぜ新生児期に発症する症例が増加したのでしょうか。わが国の実状はどうなのでしょうか。新生児期に原因があるものが増加したことに関して、完全母乳栄養推進運動による赤ちゃんの栄養不足との関連が気がかりです。 Please confirm that you are a health care professional, ここから先は第三者のウェブサイトになります。当社は、第三者のウェブサイトのコンテンツに関与しておらず、掲載内容について一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。, 出生時のグリコーゲン貯蔵の欠乏は,極低出生体重の早期産児,胎盤機能不全による在胎不当過小児(SGA児),および周産期仮死があった新生児によくみられる。こういった新生児では,嫌気的解糖によりグリコーゲン貯蔵が消費され,生後数時間から数日間のどの時点でも低血糖が発生する可能性があり,特に授乳間隔が長いか栄養摂取不良の場合に起こりやすい。したがって,ブドウ糖の継続的補給は低血糖を防止するために重要である。, 拮抗ホルモン(成長ホルモン,コルチコステロイド,グルカゴン,カテコールアミン)分泌不足, 高インスリン血症は糖尿病母体児に最も多く起こり,低血糖の程度は母体糖尿病のコントロールの程度に反比例する。母親が糖尿病であれば,母体血中の血糖値が高いため,胎児は高濃度のグルコースに曝される。それに反応して,胎児は高濃度のインスリンを産生する。臍帯が切られると,新生児へのグルコースの供給が途絶えるが,新生児はインスリン産生を減らすのに数時間から長くて数日かかることさえある。高インスリン血症は,生理的ストレスに曝露した在胎不当過小児(SGA児)にもよくみられる。いずれの場合も,高インスリン血症は一時的なものである。比較的まれであるがより持続的な原因として,先天性高インスリン血症(常染色体優性と常染色体劣性の両方で遺伝),重度の胎児赤芽球症,Beckwith-Wiedemann症候群(巨舌症と臍ヘルニアの特徴を伴う膵島過形成)などがある。高インスリン血症は,胎盤からのブドウ糖の継続的供給が停止する出生後1~2時間で,血清血糖値が急速に低下することが特徴的である。, 血糖値は複数の互いに影響し合う因子に依存する。主な因子はインスリンであるが,血糖値は成長ホルモン,コルチゾール,および甲状腺ホルモンの値にも影響を受ける。これらのホルモンの適切な分泌を妨げる病態はいかなるものであれ,低血糖に寄与する可能性がある。, 低血糖はブドウ糖液の点滴静注が不意に途絶えた場合にも起こる。最後に,低血糖は臍カテーテルの留置位置の不良または敗血症によることもある。, 患児の多くが無症状である。長期または重度の低血糖は,アドレナリン作用および中枢神経系(neuroglycopenic)の両方の徴候を引き起こす。アドレナリン作用の徴候として,発汗,頻脈,嗜眠または筋力低下,震えなどがある。中枢神経系の徴候として,痙攣,昏睡,チアノーゼ発作,無呼吸発作,徐脈または呼吸窮迫,低体温症などがある。元気のなさ,哺乳不良,筋緊張低下,頻呼吸が起こることもある。, 全ての徴候は非特異的で,仮死,敗血症または低カルシウム血症の新生児,あるいはオピオイドからの離脱でもみられる。したがって,リスクのある新生児はこういった徴候の有無にかかわらず,ベッドサイドでの毛細管血検体の血清血糖値検査が直ちに必要である。血糖値の異常な低下は,静脈血検体によって確定される。, 高リスクの新生児では,ほとんどの場合予防的に治療が行われる。例えば, インスリン使用中の糖尿病の母親から生まれた新生児は,出生時点で10%ブドウ糖液点滴静注または経口ブドウ糖を開始することが多く,これは状態が悪い場合,超未熟児の場合,または呼吸窮迫のある場合でも同様である。これ以外にも病的ではないがリスクのある新生児には,早期に頻回の人工乳栄養を開始して炭水化物を与えるべきである。, ブドウ糖が50mg/dL(2.75mmol/L)以下まで低下している新生児では,経腸栄養または12.5%を上限とするブドウ糖液の2mL/kgを10分かけて静注する治療を速やかに開始すべきであり,必要であればさらに高濃度ブドウ糖を中心静脈カテーテルから投与する。その後はブドウ糖の静注を4~8mg/kg/分の速度で継続する(すなわち,10%ブドウ糖液を約2.5~5mL/kg/時で静注)。投与速度を調整するために血清血糖値をモニタリングしなければならない。状態が改善したならば,血糖濃度をモニタリングし続けながら点滴静注を徐々に経腸栄養に置き換えていく。ブドウ糖点滴静注は,突然中止すると低血糖を引き起こすため,必ず徐々に減らすようにする。, 低血糖の新生児で点滴静注を直ちに開始するのが難しい場合には,大抵はグルカゴン100~300μg/kgの筋注(最大1mg)で血清血糖値の急速な上昇が可能であり,グリコーゲン貯蔵が枯渇していない限りこの効果は2~3時間持続する。ブドウ糖を高速静注しても反応を示さない低血糖は,ヒドロコルチゾン2.5mg/kgを1日2回筋注で治療する。それでも反応しない場合は,他の原因(例,敗血症)を考え,また遷延性の高インスリン血症や糖新生またはグリコーゲン分解の異常についての内分泌評価の実施を検討すべきである。, 低出生体重児および/または未熟児は,グリコーゲンの貯蔵量が少ないため,早期にかつ頻繁に栄養を補給しなければ低血糖を起こす。, 糖尿病母体児は,母体の高血糖により高インスリン血症を有する;このような児は出生後,母体からのグルコース供給が途絶えると,一時的な低血糖を来すことがある。, 糖尿病母体児,極めて未熟な新生児,呼吸窮迫のある新生児には,予防治療(ブドウ糖の経口投与または静注)を施す。, ブドウ糖が50mg/dL(2.75mmol/L)以下まで低下した場合,直ちに経腸栄養を行うか10~12.5%ブドウ糖液2mL/kgを10分かけて静注する;このボーラス投与に続いて,静注または経腸でブドウ糖を補充し,血糖値を頻繁にモニタリングする。, Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.Aは、米国とカナダ以外の国と地域ではMSDとして知られる、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルヘルスケアリーダーです。病気の新たな治療法や予防法の開発から、助けの必要な人々の支援まで、世界中の人々の健康や福祉の向上に取り組んでいます。 このマニュアルは社会へのサービスとして1899年に創刊されました。 古くからのこの重要な資産は米国、カナダではMerck Manual、その他の国と地域ではMSD Manualとして引き継がれています。私たちのコミットメントの詳細は、Global Medical Knowledgeをご覧ください。, 必ずお読みください:本マニュアルの執筆者、レビュアー、編集者は、記載されている治療法、薬剤、診療に関する考察が正確であること、また公開時に一般的とされる基準に準拠していることを入念に確認する作業を実施しています。しかしながら、その後の研究や臨床経験の蓄積による日々の情報変化、専門家の間の一定の見解の相違、個々の臨床における状況の違い、または膨大な文章の作成時における人為的ミスの可能性等により、他の情報源による医学情報と本マニュアルの情報が異なることがあります。本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。ご利用の皆様は、本マニュアルの情報を理由に専門家の医学的な助言を軽視したり、助言の入手を遅らせたりすることがないようご注意ください。本マニュアルの内容は米国の医療行為や情報を反映しています。米国以外の国では、臨床ガイドライン、診療基準、専門家の意見が異なる場合もありますので、ご利用の際にはご自身の国の医療情報源も併せて参照されるようお願い致します。また、英語で提供されているすべての情報が、すべての言語で提供されているとは限りませんので、ご注意ください。, このサイトは、 信頼できる医療・ 健康情報のための 倫理標準である HONcodeの条件を満たし ています: こちらから確認してください。, The trusted provider of medical information since 1899, © 2020 Merck Sharp & Dohme Corp., a subsidiary of Merck & Co., 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