TEL:03-3835-1607 ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島西部に位置し、正式名称は「ミャンマー連邦共和国」です。 面積は68万k㎡と日本の約1.8倍もありますが、人口は2014年時点で5,141万人とやや少なく、約7割はビルマ族が占めており、母国語はミャンマー語です。 主要産業は農業、天然ガス、製造業となっており、輸出品目は天然ガスをはじめ、衣類や米、豆類、鉱物が含まれています。 1886年にイギリス領インドに編入されました … ミャンマーの気候は,大きく次の3つに分けられます。 暑期(3月~4月)…もっとも暑い季節です。熱中症や脱水に注意しましょう。この時期,紫外線の強さは最高になります。 Copyright © 2020 VAC Consulting, All rights reserved. Copyright (C) Japan Heart All rights reserved. 私は、正月あけの6日から10日まで、再度ミャンマーに行ってきました。今回の主な目的は、ミャンマーの保健省調査局(医療調査や研究を行う機関)が毎年行っている学会で「日本の乳がんスクリーニングと治療の現状」を共有することでした。 以上、ミャンマーの医療について概説した。当地の医療環境は急速に変貌しつつあり、政治的にも経済的にも流動的な要素が多く、先の見通しが立てにくい。 上述した内容は、1998年5月時点でのミャンマーの実状に基くものである。 ミャンマーの保健医療予算は、主に一般国民の自己負担医療費(oop)によって賄われています。 2012年の世界銀行 発表によると、自己負担による医療費は保健医療支出総額の92.7%を占めています。 1 0 obj @]�xYۼ ��}��P��>����&Fp3˾AyG�r��|�4`��u��oҽ�˞�z����TO�#���2~��W����. x��TMk�@����ޙ���e�!��� ���� JFIF � � �� �Exif MM * > b? ミャンマーの気候は,大きく次の3つに分けられます。 暑季(3月~5月):最も暑い季節です。熱中症や脱水に注意しましょう。この時期,紫外線も非常に強いため,日焼け止めやサングラスの使用をお勧 … 及び保健医療にかかわるミャンマーの政策及び制度を概観したのち、南東部地域の教育及び保健. 4 0 obj ミャンマーの医療に関する現状. 東京ボランティア・市民活動センターメールボックスNo.52 ミャンマー政府は、医療環境の改善を国の優先政策に掲げており、医療機関の整備は喫緊の課題となっています。, ミャンマーでは、医療市場が毎年およそ20%も拡大しています。しかし、ミャンマーの人口1万人当たりの医師数は、日本の4分の1にすぎず(5.4人)、がんや心臓病などの治療が行える専門医の育成も十分ではありません。また、ミャンマーでは、健康診断を定期的に受ける習慣がないとされ、重症化するまで医療機関を受診しません。このため、病気の発見が遅れて命を落とすというケースも多く、現地では、高度な医療を受けたいというニーズが高まっています。, 医療法人三思会は、昨年、日本の医療機関として初めてミャンマー投資委員会からクリニックを開設する認可を取得しました。今年6月、ヤンゴン中心部に、日本人の医師・看護師が常駐する外来診療クリニックと、内視鏡など日本の医療機器を使用する健康診断センターとを兼ねた医療施設を開設する予定です。 Tp.Ho Chi Minh, Viet Nam ミャンマー商標法の運用開始について(リーフレット)(英語) ミャンマーに対する無償資金協力「選挙支援計画」による 二重投票防止用インクの引渡し ; 日本政府によるミャンマー政府への医療機材の供与 stream 山口ビル2階 以上、ミャンマーの医療について概説した。当地の医療環境は急速に変貌しつつあり、政治的にも経済的にも流動的な要素が多く、先の見通しが立てにくい。 上述した内容は、1998年5月時点でのミャンマーの実状に基くものである。 Alanpya Pagoda Road, Dagon Township, Yangon ,Myanmar タイ/ミャンマー国境付近の移民・難民へ無償医療を行ってきたメータオ・クリニックは、年間約15万人の患者さんが受診しており、その内50%の約7万5千人はミャンマー国内から訪れます。 2 0 obj <>>> 2012年9月より、外科では、緊急性の低い処置や手術の延期を余儀なくされた他、内科では、新規慢性疾患の患者さんには内服の処方が中止されているという現状です。更に、重症の患者さんの他院転送も控えている等、難民・移民医療はより厳しい状況になっています。, NPO法人 メータオ・クリニック支援の会 endobj endobj ミャンマーの気候は,大きく次の3つに分けられます。 暑季(3月~5月):最も暑い季節です。熱中症や脱水に注意しましょう。この時期,紫外線も非常に強いため,日焼け止めやサングラスの使用をお勧 … endobj 医療の現状を、関連データを整理して叙述する。 東南アジアの最西端に位置するミャンマーは、歴史的に日本と大変深い関わりのある国ですが、日本でミャンマーの本当の姿を知る人は多くありません。医療面において、専門職のマンパワー不足が深刻です。人口1,000人に対する医師の数は日本が2.1人であるのに対し、ミャンマーではわずか0.3人。また地方や農村部での医療の中心的な担い手となっている看護師についても、人口1,000人に対して日本が9.0人であるのに対し、ミャンマーでは0.3人。ミャンマーの医療者不足は現在も深刻な問題です。, また、日本のような保険制度も整備されておらず、医療費は全て患者が負担します。特に現金収入の少ない貧困層の住民にとって、医療を受けること自体、困難なのです。その結果、病状が悪化して初めて受診することや、また命に関わらない奇形などの疾患は未治療のまま放置されることが多くなります。このように医療専門職の不足や保険制度の未整備によって、国民は健康で質の高い生活を送ることがいまだ保障されていないのです。, 社会福祉面の整備も遅れており、日本のような生活保護制度や障がい者支援制度などももちろんありません。貧困家庭では子どもは幼少期から働き手となり、教育を受ける機会を失います。それだけではなく、3万円ほどの金額で人身売買の対象にもなりうる危険があるのです。子どもが働くことによって一時的な収入は得られるかもしれませんが、教育を受けていない子どもが将来的・社会的に自立することは難しく、さらなる貧困の連鎖を生むこととなります。, また、障がい者たちも社会の中で取り残されています。国の経済発展が遅れている中で社会進出の機会は少なく、また根強い差別もあり、村や施設でひっそりと暮らしているのが現状です。今後、戦後の日本のように急激に発展し変わっていくであろうミャンマーにおいて、その発展を後押しするような活動をしていきたいと考えています。, 現在のミャンマーでの主な活動地域は、ザガイン管区ザガイン地域です。国民の約90%が敬虔な仏教徒というこの国は、外から見たイメージとは全く異なり、穏やかな国民が暮らすとても安全な国です。治安という面では、安全な地域です。国境付近に一部危険な地域があることは事実ですが、基本的にそのような地域への訪問許可をミャンマー政府は出していないと考えます。南米やアフリカやアジアの一部の国に住んだ経験のある人々は大概「ミャンマーは家族と安心して暮らせる国だ」と言います。, 近年の事実からも分かるように、テロの可能性すら、アメリカや日本よりはるかに少なく安全といえます。しかし、これはどこの国でも同じことですが、度を逸した行動は必ずや危険を招きます。派遣者に対しましては、渡航前に現地状況をお伝えしています。渡航の際には、外務省の海外安全ホームページ等をご覧いただく事をお勧めします。, 2004年の創立当初から中部ザガイン管区のワッチェ慈善病院を拠点にしたジャパンハートの医療活動は、今ではミャンマー全土で知れ渡るようになりました。年間、外来診療約1万2,000人、手術約2,000件を行っています。18歳以下の子どもに対しては手術・薬・入院の費用、加えて交通費なども完全無料です。政府の依頼を受け、2013年から、北部カチン州ミッチーナでも定期的に診療・手術を行い、医療支援を拡大しています。, 保健制度の整わないミャンマーでは医療費は高額で、貧しい農村地域の人々は医療を受けられません。現在も乳児死亡率は非常に高く、1000人のうち48人の子どもが5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。日本であれば救えるはずの病気も、生まれた国が違うことでその子どもの運命は大きく左右されるのです。, 生まれつきの病気を持ち、運良く治療を受け、一命を取り留めるケースはほんの一握りにすぎません。一人でも多くの子どもを救うために、ジャパンハートは挑戦を続けます。, 2008年より実施している保健活動。保健・衛生の知識を広げるため、地域の寺子屋に通う子どもたちと先生に対して行っています。「手洗い」「口腔ケア」「応急手当」「感染防止」などの項目について、紙芝居やデモンストレーション等を用いて、子どもたちが理解しやすい衛生教育を目指しています。日本のような保健室や保健の授業がないミャンマーにおいて、子どもたちが健康な状態で勉学に励める環境を提供しています。. �"d�r�Hl?�6�-��ߛ{�g�=���θ��b�����D���F�m;ծ %PDF-1.5 ¯ã«æ³¨æ„ã—てください。, (3)疲労をためないよう,また暴飲暴食などを避けるようにしてください。, (4)気分転換をはかり,ストレスをためないようにしてください。, (5)近年,自動車の数が増加し,交通事故も増えています。手術や輸血が必要となるような交通事故による怪我には十分ご注意ください。. <> TEL:(84-28)38220337・38230302 貧しい人々に医療が届かない現状. <>/Font<>/ExtGState<>/ProcSet[/PDF/Text/ImageB/ImageC/ImageI] >>/MediaBox[ 0 0 540 780] /Contents 4 0 R/Group<>/Tabs/S/StructParents 0>> 移民・難民医療、メータオ・クリニックの現状. ミャンマーは、近年、急激な経済発展を見せていますが、長年にわたる政治的不安定により、国内の医療整備の遅れが目立っています。, ミャンマーでは、国民の医療に対するニーズも高まっており、政府も、医療体制の整備と医療サービスの充実を、急務の課題として認識しています。, ミャンマーの平均寿命は66歳。日本と比べて、かなり短いですよね。その要因の一つとして、医療環境の未整備が挙げられます。現地の医療施設は、衛生面や設備などに問題を抱えています。富裕層を中心に、毎年、約10万人が、タイやシンガポールといった周辺国の病院をわざわざ利用しているとのことです。 ミャンマーの平均寿命は66歳。日本と比べて、かなり短いですよね。その要因の一つとして、医療環境の未整備が挙げられます。現地の医療施設は、衛生面や設備などに問題を抱えています。 <> <> 5 0 obj z0=����&���#ɖ%��v��`����y3;0���xt7�)@g��~Ǒ���"X�����c}���V�������U{Hk��{�����s��n 以上、ミャンマーの医療について概説した。当地の医療環境は急速に変貌しつつあり、政治的にも経済的にも流動的な要素が多く、先の見通しが立てにくい。 上述した内容は、1998年5月時点でのミャンマーの実状に基くものである。 保健制度の整わないミャンマーでは医療費は高額で、貧しい農村地域の人々は医療を受けられません。現在も乳児死亡率は非常に高く、1000人のうち48人の子どもが5歳の誕生日を迎えることなく命を落としています。 endstream 5 第2章 ミャンマー連邦共和国の概要 2-1.国土・民族 ミャンマーは南西アジアに位置する連邦共和国で,676,578平方キロメートルの国土面積1と, 約 4,796万(2010年)の人口を有する2。国土は 14の州/管区と67の地区、330のタウンシップ、 r � Q Q Q z&. 近年、ミャンマーではタイなどの外資系企業やミャンマーの財閥企業が、最新の設備を導入した富裕層向けの私立病院を相次いで開院している。高度な医療設備へのニーズも高まっていることから、日本企業にとっても見逃せないマーケットになりつつある。 FAX:(951)-385883. FAX:(84-28)38221161, 205, 2F, La Pyayt Wun Plaza, No(37), 5-1 本章ではミャンマー南東部地域の社会サービス及び施設について、現状をまとめて示す。教育. ィデェエ, (診断書)を下さい。: (セェーフマッターン)ペェーバァ, 事故証明書: マトーダザァフム タウッカンザァ. %���� endobj Japan Association for Mae Tao Clinic(JAM), 〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸 1-1 5,322万人(ミャンマー政府Statistical Year Book 2004). FAX:03-5807-3463, Resco Bld 6F,94 - 96 Nguyen Du, Quan 1, NPO法人メータオ・クリニック支援の会 (JAM)はタイ/ビルマ・ミャンマー国境の難民へ医療支援を行う団体です。, ミャンマー国内では、医師不足や、貧困層と富裕層、地方部と都市部の”医療制度の格差”が深刻な問題となっています。, ミャンマー主要都市ヤンゴンに集中した医学部からの卒業生は年間600人しかおらず地方都市での医師不足、かつ医師の給料の低さも問題となっています。看護師育成学校は設備も学校数も不十分といわれています。, ミャンマーの国家予算の内、GDPの約0.3%しか保健医療に充てられていません。それでも富裕層には手厚い医療保健サービスが提供されます。富裕層は公立病院よりもより良い診療設備とサービスを兼ね備えた私設病院を受診し、高額な診療費、検査費、内服薬を支払うことができます。それに引き換え、貧しい者にとっては、とても冷たい医療制度となっています。ビルマ語のみの診療、お金のない者は病院前にて門前払いの現状です。, 地方都市や少数民族への医療整備は不十分な状態が続いており、1988年の民主化運動以降発生した、メーソートだけで約10万〜15万人の移民・難民、ミャンマーと、タイの国境地域に居住する約100万人の移民への医療・保健制度は現在でも整ってはいません。移民たちは、メータオ・クリニックでの医療を求める他は、医療を受ける事、病院を受診することを断念する方法しかありません。人々は、命が長らえられる事を祈り、病の治癒を願い、死を迎える時を待つ事しか出来ません。メータオ・クリニックは、その様な背景をもつ人々にとって希望の光であり、心の拠り所となっているのです。, タイ国内の病院(例えば、メーソートジェネラルホスピタル)は、タイのIDカードまたはタイの労働許可カード(年間約12,000円)がない場合、患者は医療費は全額負担となります。ミャンマー国内からの受診者は、言葉も通じない病院での診療、タイでの高額診療費を恐れ、受診出来ません。IDカードの無い患者が、救急部を受診した場合、全額負担となり救急病棟滞在費用のみで1日1,000B(約3,000円)、その他に診療費、薬剤費などが請求されます。, ミャンマー国内での医療費は、高額で、まず病院受診の為に医師紹介ブローカーにお金を支払わなければなりません。また、薬剤も高額で糖尿病の内服薬のみで一ヶ月10,000円以上支払う必要があります。運良く病院へ受診出来た場合でも、採血検査に針やシリンジ等を購入する必要が有り、約4,000円かかります。入院出来た場合、看護師の指定した薬局で指定された薬剤を必要量以上に大量購入させられるなどの問題が多数存在しています。お金のある人々しか、医療は受けられないと言う現状です。 両法人ともに、ミャンマーで不足している分野をビジネスチャンスと捉え、質の高い日本の医療サービスを提供し、ミャンマーの医療水準の向上を目指す方針です。, VACコンサルティングは、豊富な経験とノウハウで様々な業態の日系企業様の海外進出を成功に導きます。, 〒110-0016東京都台東区台東1-36-6 また、三菱商事は、現地の病院と病院運営会社を設立し、2020年の開業を目指してヤンゴンに300床規模の総合病院を建設することを発表しています。 ミャンマー国内のミヤワディー病院では、医師は駐在しているものの、高度な医療の提供は実施されていないとの事。産科の帝王切開は不可能で、ミヤワディー病院から、ひとまずメータオ・クリニックへ転送されてきます。そしてタイのメーソートホスピタルへと移送されています。, タイ/ミャンマー国境付近の移民・難民へ無償医療を行ってきたメータオ・クリニックは、年間約15万人の患者さんが受診しており、その内50%の約7万5千人はミャンマー国内から訪れます。, 民主化・少数民族紛争の停戦など国境を取り巻く状況によって、患者層は著しく変化していきます。最近では、肺炎や下痢などの感染症や、高血圧や甲状腺疾患、糖尿病などの慢性疾患の患者数が徐々に増加しています。戦いや地雷による負傷者は減少しましたが、現在でも年間100人以上の人々が地雷で足を失っています。(ICRC調べより), 民主化が進み、成長が著しいとされるミャンマーから、タイ/ミャンマー国境付近の難民・移民には、医療・福祉の支援はまだまだ届きません。難民・移民問題が発生して以降、国際NGOからの支援に頼っており、毎年約3億円を予算としているメータオ・クリニックの財源も、国際NGOからの支援なしには成立しません。, しかし、ミャンマー国内へ国際NGOの支援が移行し始め、クリニックはより厳しい資金難に見舞われています。そのために、クリニックは緊急支援のお願いを国際NGOに依頼する傍ら、クリニックスタッフの退職を促す対応や縮小や閉鎖できる診療科の検討を行っています。