3月~11月。 特徴. 春先にいち早く羽化する種類だと4月中から目にしますが、最も多くの種類のトンボがみられる活動の ピークの季節は7~9月 です. ♂:全長47~61 mm、腹長30~40 mm、後翅長35~44 mm。 ♀:全長47~61 mm、腹長32~41 mm、後翅長35~44 mm。 (日本のトンボより引用) シオカラトンボと総称される特徴を持つトンボのひとつで、全国で最も普通にみられるトンボ。未熟なうちは♂♀とも黄褐色で … 出現時期. シオカラトンボ(塩辛蜻蛉、Orthetrum albistylum speciosum)は、湿地帯や田などに生息する中型のトンボである。日本全土のほか、ロシア(極東)、中国、韓国、台湾などに分布する。平地の湿地やため池にいるごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つである。, 体長50-55mm、後翅の長さは43mm前後の中型のトンボ。雌雄で大きさはあまり変わらないが、老熟したものでは雄と雌とで体色が著しく異なっている。雄は老熟するにつれて体全体が黒色となり、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになってツートンカラーの色彩となる。この粉を塩に見立てたのが名前の由来である。塩辛との関係はない。雌や未成熟の雄では黄色に小さな黒い斑紋が散在するので、俗にムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれる。稀に雌でも粉に覆われて"シオカラ型"になるものもあるが、複眼は緑色で、複眼の青い雄と区別できる。, 終齢幼虫の体長は20-25mm程度、腹部背面には他のトンボ科のヤゴにしばしば見られる背棘(はいきょく:各節中央にある棘)が全くない。概形は一見オニヤンマの小型のヤゴにも似るが、腮(あご)の合わせ目のギザギザが小さく、手で掴んでもオニヤンマのヤゴのように腹部末端を反り上げて刺そうとするような行動もしない。, 主として平地から低山地帯までの標高の低い場所に生息し、どちらかと言えば開けた環境を好む。自然の池沼や流れの緩い小河川のほか、水田や公園の池など人工の水域にも住むため、市街地でもよく見られる。他のトンボ同様、成虫・幼虫とも肉食で、小型の昆虫をよく喰う。幼虫は10齢以上を経て羽化するものと推定され、1年に2世代を営むと考えられている。幼虫で越冬し、羽化は春から初秋まで連続的に見られ、水面から出た植物の茎、杭、護岸の壁面などで行われる。本州では4月中旬頃から成虫が現れて10月頃まで見られるが、暖かい沖縄では2月末頃から成虫が出現する。, 成熟した雄は縄張りを占有し、草上などに静止して警戒する。交尾は草や地面の上で行われ、その後は雄の警護下で雌が単独で産卵する。この雄の警護は、交尾相手の雌が産卵を終えるまでの間に他の雄と交尾するのを防止する適応的意義が大きいと考えられている。シオカラトンボの雄は多くのトンボと同様に交尾時に前にその雌と交尾した雄の精子が産卵時に受精に与るのを防ぐ操作を行うことが知られているが、カワトンボ類で知られているように貯精嚢内の精子の掻き出しを行うのではなく、奥に押し込むことで出口から遠ざける。, 産卵は水面の上にホバリングしながら、腹部末端で水面をノックするようにして行われる。この行動は、平らで光を反射する面に対する反応として行われるため、たまには車のボンネットや、あるいは和室に飛び込んできて畳の面でこれを行うのを見ることがある。, 種としての Orthetrum albistylum (Selys, 1848) 自体はユーラシア大陸に広く生息し、そのうちヨーロッパなど西方のものを原亜種 O. albistylum albistylum、日本産も含む極東地域のものを別亜種シオカラトンボ O. albistylum speciosum として区別するが、speciosum は albicauda Brauer, 1865 とともに albistylum のシノニムとする考え方(すなわち亜種としてヨーロッパのものと区別するほどの違いはないという考え方)もある。, 本種が属するシオカラトンボ属 Orthetrum Newman, 1833 には世界で60種以上の種が知られ、それらはさらに多数の亜種に区別されることが多い。このうち日本に生息するものは以下の9種である(学名アルファベット順)。, International Union for Conservation of Nature, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=シオカラトンボ&oldid=79350811. シオカラトンボはどの地方でも普通に見られるトンボです。メスはムギワラトンボともいわれます。オスの方がメスより早い時期に羽化しているようです。オスは田んぼ、用水路や池付近で成熟したメスが来るのを待ち受けています。近くには他のオスがいて、四六時中縄張り争いが絶えません。 幼虫で 越冬 し、羽化は春から初秋まで連続的に見られ、水面から出た植物の茎、杭、護岸の壁面などで行われる。 本州 では4月中旬頃から成虫が現れて10月頃まで見られるが、暖かい 沖縄 では2月末頃から成虫が出現する。 身近な生き物である トンボですが、季節はいつかと聞かれるとイメージするトンボにより時期が異なることに気づきますよね。, 夏に水辺で目にするイメージもあれば、秋の夕暮れに飛ぶイメージもあるため、季節を簡単に限定できないのも事実です。, 今回は、 トンボの季節について、種類による違いや俳句の季語・着物の柄として相応しい季節をまとめて紹介していきたいと思います。, 春先にいち早く羽化する種類だと4月中から目にしますが、最も多くの種類のトンボがみられる活動の ピークの季節は7~9月です, 夏から秋口にかけて最盛期を迎えたあと、10月以降はだんだん数が減少していき、11月にはほとんどの種類が活動を終えます。, 冬場を除く春~秋までの3シーズンが主な活動時期のトンボですが 、種類によってピークの季節が異なるのが特徴です。, 日本には200種類近くのトンボがいるため、品種によって活動の季節にはかなりの幅があります。, 成虫が活動する季節のピークは、種類により主に上記の4つのパターンがあるので、種類を見分ける際の手がかりにもなりますよ。, トンボの季節は夏から秋口がピークですが、他の種類に先駆けて 春から初夏に活動する春季種に属するトンボも少なくありません。, 春季種のトンボの多くは4月中に羽化して成虫になり、早い品種では夏を待たず6月頃に姿を消します。, サナエトンボは春が季節のトンボの代表的な種類で、田植えの時期に目にすることが名前の「早苗」の由来になります。, 4月頃に羽化し、早ければ6月、大半が7月頃に活動を終える品種で、黒地に黄色い模様、目は緑の複眼が多く、オニヤンマと似た見た目です。, ヤマサナエ・キイロサナエ・オグマサナエ・アオサナエなど、「○○サナエ」とつく名前のトンボには春が季節の種類が多数あります。, ヨツボシトンボは黄色がかった茶色をしたトンボの品種で、 活動の季節は4~7月です。, ゴールデンウィーク頃が最もよく見られる時期で、体長は4~5㎝、比較的がっしりとした体形をしています。, サラサヤンマは、ヤンマ科のトンボの中でいち早く羽化する種類で、 4月下旬~7月上旬頃が活動の季節です。, ニホンカワトンボは清流に生息する中型のトンボで、 5月中旬~8月上旬に見られます。, 夏が活動のピークとなる 夏季種のトンボは5月下旬頃に羽化し、9月頃までが活動の時期になります。, 夏が季節のトンボにはバラエティ豊かな種類がそろっているので、代表的な品種を紹介しておきましょう。, 6月頃に羽化して10月頃まで見られますが、活動のピークは真夏で、黒地に黄色の模様、グリーンの目を持ちます。, キイトトンボはイトトンボ科のトンボで、 5月頃に羽化して秋口まで姿を見ることができます。, ショウジョウトンボは、4月~10月頃までが活動時期ですが、よく見かける季節は7月~8月の暑い時期です。, メタリックな青緑色の美しい羽と蝶のような飛び方が特徴で、水生植物の多い沼や池などで観察できますが、近年、数が減少しています。, 秋が季節のトンボは、5月~6月頃に羽化したあと、夏の間を林や山の中で過ごし、秋口から活発に活動し始めるのが特徴です。, 9月~10月が最もよく見かける時期ですが、11月頃から遅いものでは12月まで生きる個体も。, 赤蜻蛉(あかとんぼ)として知られる アカネ属のトンボは、秋が季節の代表的な種類で、アキアカネ・コシノメトンボ・キトンボなどがあります。, アカネ属で最も一般的なアキアカネは、6月頃に羽化して夏を涼しい高地などで過ごし、9月頃に里に下りて集団で飛ぶ姿が見られる種類です。, アオイトトンボも初夏に羽化したあと、夏の間は薄暗い林の中などで過ごして秋に水辺へ戻り11月頃まで見ることができます。, 美しい青緑色の細い胴体をしていて、オスは成熟すると胸の側面が白い粉をふいたようになるのが特徴です。, カトリヤンマは7月頃に羽化し秋の季節になると収穫の終わった田んぼなどに産卵にやってくるトンボ。, 春の早い時期に羽化して秋の終わりまで、春・夏・秋の季節を問わず、常時、見ることができるトンボもいるのでご紹介しておきましょう。, 成熟した雄が水色になるのが名前の由来で、メスは茶色のためムギワラトンボとよばれることも。, 自然豊かな場所だけでなく、住宅地でもよく目にするお馴染みの種類のトンボとなっています。, 胸のあたりが緑、腹部の付け根部分が青いのが特徴で、山地や水田は勿論、学校のプールや住宅地の公園などでも見かけることがあります。, ホソミイトトンボは 成虫が越冬することで知られる種類で、ブルーの胸部と腹部をもつ細長い体形のトンボです。, 水生植物が生える自然豊かな池や沼に生息しており、早春に卵を産むため、越冬型と夏型の両方がいます。, 一般的なトンボは、初秋・仲秋・晩秋の3つの秋のシーズンである三秋(さんしゅう)に使うのが相応しい季語です。, ただし、俳句や和歌の季節は旧暦で考えられるため、今のカレンダーに当てはめると初秋が8月、中秋が9月、晩秋が10月頃。, 「勝ち虫」と呼ばれるトンボは、昔から縁起の良いモチーフとして着物や浴衣の柄でもよく見るデザインで、 初夏から秋口が季節になります。, 着物では、季節を先取りするのがおしゃれとされるので、5月~10月頃を目安に、トンボ柄を取り入れるといいですね。, 上記の浴衣3点セットは、 白地にブルーの笹竹とトンボが描かれた涼し気なデザインで、大人っぽいシックな夏の装いにはぴったりですよ。, 半幅帯と下駄もセットになっているので、お求め後、すぐにお召しになることができるお手軽なセットとなっています。, 夏の着物のコーデにトンボの柄を取り入れるなら、帯揚げにさりげなくトンボのモチーフを使うのもおしゃれでおすすめです。, 上記のクリーム地の帯揚げは、透け感のある涼し気な生地で、雲と菊文様が地模様に施されたエレガントな逸品。, お着物の色を選ばない合わせやすいトーンなので、コーデの幅が広がるおすすめの小物ですよ。, という事で、トンボの季節について、種類による違いや季語・着物の柄としてのトンボの季節も併せてご紹介しましたがいかがでしたか。, 夏や秋のイメージが強いトンボですが、ほぼ一年中目にする可能性がある身近な生き物なので、より理解を深めるヒントにお役立てくださいね。, 以上、「トンボの季節はいつ?種類による違い季語や・着物の柄として相応しい時期も紹介!」の記事を紹介しました。. 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