(ウマバエ属) Cochliomyia hominivorax (新世界ラセンウジバエ) Chrysomya bezziana (旧世界ラセンウジバエ) Auchmeromyia senegalensis (コンゴの床バエ) Cuterebra spp. ウマバエをご存知でしょうか。ウマバエは世界各地に生息地を持つ、動物に寄生するハエの仲間で、日本にもいくつかの種類が生息しています。ウマバエの寄生方法や生息地、日本での寄生例についてまとめました。ウジの画像・動画がありますのでご注意ください。, ウマバエとは、生物学的にはヒツジバエ科に属する、馬に寄生するハエのことなのですが、他の寄生バエもウマバエと呼ばれる場合があるようです。, ウマバエに似た種類のハエとしてヒトヒフバエがいます。厳密には異なる種類ですが生態や見た目がとても似ています。, ウマバエがヒツジバエ科のウマバエ亜科(Gasterophilinae)に分類されるのに対して、ヒトヒフバエは同じヒツジバエ科でもカワモグリバエ亜科(Cuterebrinae)に分類されます。異なる種類のハエなのですが、こちらもウマバエと呼ばれています。, ウマバエとは、馬の内臓に寄生する寄生虫です。日本にはウマバエ、アカウマバエ、ムネアカウマバエ、アトアカウマバエの4種が生息しているようです。, ウマバエは馬の体に卵を産み付けます。馬が毛づくろいのために体を舐めたときに、卵に唾液が付くことで孵化し、幼虫が馬の体内に侵入します。, 体内に侵入したウマバエの幼虫はまず歯ぐきに寄生します。その後脱皮を行って2齢幼虫となり、今度は胃に寄生します。胃で成長したウマバエの2齢幼虫は再び脱皮を行って3齢幼虫となり、直腸に移ります。十分に成長すると直腸から糞とともに排出され、地中に潜って蛹になり、羽化してまた馬に卵を産み付けます。, 馬がウマバエに寄生されると、胃や腸に潰瘍ができ、最悪の場合は胃が破裂して死んでしまうこともあるようです。, 人間はウマバエの宿主ではありませんが、馬に産み付けられた卵に触れて、口などに怪我をしている場合はその傷口から体内に入り込んでしまうことがあるようです。ウマバエが体内に入り込んでしまった場合は幼虫移行症と呼ばれる症状が起こります。動物の体内に寄生する種類ですので、もしかすると脳に入り込まれてしまうこともあるのかもしれません。, ヒトヒフバエの方のウマバエとは、動物の皮膚から体内に侵入し、皮下組織を食べる寄生虫です。正式名称はヒトヒフバエですが、犬や猿などの、人間以外の動物にも寄生します。とは言え、人間は他の動物と比べると毛が少ないので、ウマバエ(ヒトヒフバエ)にとっては寄生しやすい宿主なのかもしれません。, ブラジルの慈善団体に保護されたこの犬は、70匹以上のウマバエ(ヒトヒフバエ)の幼虫に寄生されていたということです。, ホエザルの子供です。首の部分にふくらみがあり、穴が開いていますが、この中にウマバエ(ヒトヒフバエ)の幼虫が寄生しています。, 上に挙げた2種類以外にも、ウマバエと呼ばれる寄生バエがいます。この場合のウマバエとは、・英語で「wolf worm」や「Cuterebrinae」と呼ばれる、アメリカに生息するウサギヒフバエの1種・アフリカに生息するヒトクイバエなどのことです。「ウマバエ」という言葉は、幼虫が動物に寄生して体の一部を食べる寄生バエ全般を表すようになっているようです。, Cuterebrinaeの幼虫がwolf wormと呼ばれるようです。主にリスやウサギなどのげっ歯類に寄生しますが、ネコなどのペットも被害に遭うことがあるようです。, また、ヒトクイバエは人間以外では犬などにも寄生します。アフリカではヒトクイバエの被害について、ハエによるものではなく風土病だという誤解がされているところもあるようです。, ウマバエ(ヒトヒフバエ)は変わった方法で宿主に寄生します。ウマバエ(ヒトヒフバエ)は、宿主に直接卵を産みつけるのではなく、蚊やサシバエ(吸血性のハエの一種)といった吸血性の昆虫を媒介します。主に蚊やサシバエが媒体となります。卵を産み付けられた蚊やサシバエに吸血されたときに、その傷口を通して寄生されます。寄生に成功したウマバエ(ヒトヒフバエ)は、宿主の体温を感知して卵から幼虫(ウジ)に孵化します。侵入したウジは宿主の体組織を食べ、1~3ヶ月をかけて成長します。, 十分に成長したウマバエ(ヒトヒフバエ)の幼虫は、体内に侵入したときの穴から出て行きます。その後地中に潜って蛹になり、羽化して成虫になります。成虫には口が無く(口のない蛾はいますが、ハエでは珍しいことです)、何も食べずに交尾と産卵を済ませるとその短い一生を終えます。, ウマバエ(ヒトヒフバエ)は主に中南米の、いわゆる新熱帯区と呼ばれる地域に生息しています。具体的にはメキシコやブラジル、ペルー、チリとアルゼンチンの北部などです。, ヒトヒフバエは、日本での生息は確認されていないようです。熱帯の昆虫なので冬の寒さに対応できるとは考えにくく、日本に入ってくることがあっても定着はしないのではないでしょうか。, ウマバエ(ヒトヒフバエ)は、蚊やサシバエなどを使って幼虫を人間に寄生させる昆虫ですので、ハエだけでなく蚊にも注意を払う必要があることになります。肌の露出の少ない服装をすることや、サンダルではなく靴を履くことなどが重要です。, ヒトヒフバエは日本に生息していませんが、先にあげたウマバエ、アカウマバエ、ムネアカウマバエ、アトアカウマバエの4種のほか、牛に寄生するウシバエとキスジウシバエ、北海道には外来種のヒツジバエが生息しています。ヒツジバエは北海道の注意するべき外来種についてまとめられている「北海道ブルーリスト」に掲載されており、ウマバエの仲間も農林水産省の届出病原体に指定されるなど、いずれも警戒の対象となっています。, アフリカには、ヒトクイバエ以外にmango flyと呼ばれる寄生バエの仲間が生息しており、こちらも人間をはじめ、犬や猿などの生きた動物に寄生します。, 日本人が寄生される場合、中南米を旅行中に寄生され、帰国後、幼虫がある程度の大きさになってから気づく、ということが多いようです。1995年までに12件、2007年までに34件の寄生が確認されています。1995年から2007年の間の12年間で、それまでの倍近くの寄生があったことになりますが、これは旅行者数の大幅な増加が原因ではないかと考えられています。, ウマバエ(ヒトヒフバエ)は日本には生息していないはずなのですが、寄生された例があります。, 私は日本の大都会にずっといたはずなのに、どうやらウマバエ(ヒトヒフバエ、学名: Dermatobia hominis)さんの幼虫に寄生されたみたいで、先日皮膚科で取り出してもらいました。たった一月のお付き合いでしたが、名残惜しくも何ともありませんが、写真を撮らなかったのが残念です。 ©Copyright 2020 Carat Woman. The twelfth case of Dermatobia hominis myiasis imported into Japan was reported. 体の色は黄褐色や赤褐色で、表面は同じく黄色や赤色の柔らかい毛に覆われています。一見すると、ハナアブやハチにも似ています。, ハエは、翅と胸の間に麟弁(りんべん)と呼ばれる膜状の突起を持っています。ウマバエも同様に麟弁を持っていますが、とても小さいものです。また口器も退化しているため、成虫は食物をとることができません。そのために長く生きられず、寿命が短いのです。, 寄生虫の中には、口や耳などから直接動物の体内に侵入する種類もいます。しかし、ウマバエ(ヒトヒフバエ)の寄生は、それらの虫とは少し変わっています。いったいどのように寄生するのか、詳しく説明していきます。, ウマバエは、動物の体に直接卵を産み付けることで寄生します。前脚や膝など、毛づくろいのために舐める場所に産み付けることが多いですが、喉や鼻の中などに直接産み付けることもあります。 ただし、ヒトヒフバエの生息地である中南米などに旅行し、そこで寄生され、日本に帰国してからそれに気が付く、というケースもあります。 私は日本の大都会にずっといたはずなのに、どうやらウマバエ(ヒトヒフバエ、学名:Dermatobiahominis)さんの幼虫に寄生されたみたいで、先日皮膚科で取り出してもらいました。たった一月のお付き合いでしたが、名残惜しくも何ともありませんが、写真を撮らなかったのが残念です … さらに体がくの字に曲がっているため、無理に摘出しようとすると、途中で幼虫の体がちぎれてしまい、完全に除去できなくなる可能性が高いのです。, また、幼虫は成長すると言えども、5mm程度の大きさです。傷口を切開する際に幼虫を切り刻んでしまったり、摘出する時に潰してしまったりする可能性があります。そうなると、幼虫の体液が人間の血液に混入してしまい、アナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性が高いのです。 そのため、その穴に軟膏などを塗って塞いでしまうと、呼吸ができなくなって這い出てくるのです。そこをピンセットでつまみ出すことで、除去することができるのです。医療機関での切開摘出に抵抗がある方は、この治療法を試してみるのも良いかもしれません。, 摘出時に痛みを伴う、といった事例は特に見られません。病院での摘出治療を受けるのであれば、寄生された箇所の切開に伴って痛みを感じることもあるでしょうが、基本的には安心して摘出治療を受けられそうです。, 1つの穴に数匹程度の寄生であれは、摘出後はニキビ跡のようなものが残るだけです。 ヒトヒフバエも同様に熱帯を好み、主に中南米(メキシコ、ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチンなど)を生息地としています。こちらは、日本での生息は確認できていません。日本の冬は寒いので、暖かさを好むヒトヒフバエは対応できず、定着していないと考えられています。, ウマバエ(ヒトヒフバエ)には、見た目にも生態にも、ほかのハエとは違った特徴があります。それぞれの面から詳しく紹介していきましょう。, 種類によって異なりますが、成虫になるとおよそ12~17mmの大きさになります。この大きさは、ハエの中では比較的大型のものに当てはまります。 【動画あり】【ニキビ】すごいの取れた!この人の除去上手すぎ!【角栓】 【動画あり】【ニキビ】大きな角栓をスポッと除去。抜ける瞬間が最高です。【粉瘤】#18 【動画あり】【ニキビ】大きな角栓をスポッと除去。抜ける瞬間が最高です。【粉瘤】 The clinical features of 12 reported cases of Dermatobia hominis myiasis in Japan were reviewed. 最終的に卵に唾液が付くことで孵化し、そこから幼虫が体内に侵入するのです。, ウマバエの幼虫は体内に侵入すると、まず馬の歯ぐきに寄生します。そこで2度脱皮し、今度は胃に寄生します。胃に寄生したウマバエの幼虫は再度脱皮し、そこから直腸に移動します。 マンゴーワームはウマバエの幼虫であり、犬などの体に潜り込んで寄生します。そして成虫になるとき体を食い破って外へ飛び出すのです。その際にできた傷跡はその後治ることはありません。そんな恐ろしい寄生虫の感染経路や原因、症状、駆除方法などについてご紹介します。, マンゴーワームなんておしゃれな名前ですが、その正体は超恐ろしい寄生虫なのです。ここでは、マンゴーワームとはどのような寄生虫なのかご紹介したいと思います。, マンゴーワームは寄生虫の一種であり、主に犬を宿主としています。マンゴーワームの幼虫が成虫になると、宿主である犬の体を食い破って外に出るのです。, そのため、マンゴーワームに規制された犬は体中が穴だらけとなってしまいます。かわいらしい名前からは想像できない恐ろしい寄生虫ですね。, マンゴーワームで検索すると、寄生された犬の動画がヒットします。その姿は見るも無残なものとなっています。, 前もって心の準備をしておかなければ、軽いトラウマとなってしまうことは間違いありません。「検索してはいけない言葉」などでマンゴーワームを知り軽い気持ちで検索して後悔したという人もいるでしょう。, https://www.youtube.com/watch?v=On8bYFIUYOc, 超閲覧注意なので心して閲覧してください。食事中に見ると気分が悪くなるかもしれません。動画の犬は無数のマンゴーワームに寄生されています。, 体を押すとそこから大量のウジ虫が。これが全てマンゴーワームなのです。まるでニキビのようににゅるっと出てきますが、幼虫がいたところには痛々しい穴が開いています。, マンゴーワームの恐ろしい動画を見て、犬を飼っていらっしゃる方はさぞ戦慄したことでしょう。こんな恐ろしい寄生虫に愛犬が寄生されてしまったらと考えるだけでも恐ろしいですね。, ここではマンゴーワームの原因や感染経路についてご紹介します。もし該当される方はいらっしゃいましたら十分にお気を付けください。, マンゴーワームの成虫は犬などの肉に穴を掘り、卵を産み付けます。卵から孵った幼虫は犬の体内で成長し、やがて成虫になって犬の体を食い破り外へ飛び出すのです。, 傷口にハエの幼虫である「ウジ」がわき、皮膚を食い破って皮下に侵入した状態のことをハエウジ病と呼びますが、犬のハエウジ病は何が原因で発生するのでしょうか?, 上記のとおり、ウジがわくのは主に傷口です。特に肛門、外陰部といった角質層の薄い部分の傷はウジがわきやすくなるので要注意です。老犬が寝たきりになって発生する床ずれなども要注意です。, また、当然ハエは屋外に生息していますので、ハエが活動するような暖かい季節に戸外で飼育されているような場合はハエウジ病の感染リスクが高くなります。, 前述のとおり、成虫のハエが犬の体に卵を産み付けます。ハエが犬の体に穴をあけ、そこに卵を産むのです。, この記事を読んだ飼い主のあなたは「もうワンちゃんを外で飼うなんて無理」と思ったのではないですか?安心してください。マンゴーワームは日本には生息していません。, なので、もしあなたが海外で生活しているわけではないのであれば、あまり気に心配する必要はありません。, ではマンゴーワームの脅威に気を付けなければいけないのはどの地域なのでしょうか?マンゴーワームは熱帯地方に生息しているようです。つまり南米やアフリカ、東南アジアなどですね。, 犬に感染している姿も恐ろしいですが、もしマンゴーワームが人間に寄生するとしたらその恐ろしさはこれまでの比ではありません。, しかし、これまで人間がマンゴーワームに寄生された、という報告はありません。マンゴーワームの成虫はウマバエであり、その名の通り馬などの動物に寄生します。, ではマンゴーワームに寄生されてしまった場合、どのような症状が現れるのでしょうか?できるだけ早く駆除してあげる必要があるので、症状を知っておいた方がよいかもしれませんね。, 犬に産みつけられたマンゴー話夢の卵は孵化するとウジ虫になります。そして皮膚などに入り込み、強い痛みや不快感、アレルギー反応などを引き起こします。, これらの症状により不眠や1日鳴き続けるなどの症状や行動が見られます。また、他にも体表に腫瘍、潰瘍、化膿部分がある、体臭が悪化するといった症状がみられる場合は要注意です。, まずは患部の周りの毛を駆ります。これは患部を見やすくするように、そしてウジ虫掛けの中に逃げていかないようにという理由があるそうです。, そしてその後マンゴーワームの摘出を行います。マンゴーワームは比較的大きいので、絞り出すようにして摘出が可能です。前出の動画のとおりですね。, また、別種の比較的小さいウジ虫を駆除する場合、患部を覆うなどしてウジ虫が呼吸をしに出てきたところを1匹ずつ地道に取り除くといった治療を行います。, 治療によりマンゴーワームを摘出することは可能です。しかし、一度空いた穴は二度と綺麗には塞がらないようです。一生残る傷跡となってしまうんですね。, マンゴーワームだけではなく、ノミやダニと言った寄生虫からも愛犬を守っていかなければいけません。ここでは、愛犬の寄生虫を予防する方法についてご説明します。, 寄生虫の駆除に効果的なのは予防薬を摂取すること。寄生虫は寄生してから症状が現れるまでに時間がかかるため、月に1回程度予防薬を摂取することで症状が現れる前に駆除可能です。, 錠剤やおやつタイプの予防薬で、口から摂取するものです。これら飲むタイプの予防薬は基本的にご飯に混ぜて食べさせます。, ただ、犬によっては予防薬だけ吐き出すなど、飲むタイプの予防薬を食べてくれない可能性があるので要注意です。, 背中に垂らすタイプの所謂塗り薬です。これなら飲むタイプの予防薬を食べてくれない犬でも安心です。このタイプの予防薬は寄生虫が体についた時点で駆除してくれます。, 今回紹介したマンゴーワーム以外にもやばい寄生虫は多く存在します。ここではそんな寄生虫の中でも人間に寄生するタイプの寄生虫をご紹介します。, 人間がこれらの寄生虫に感染した場合、様々な症状を引き起こし最悪死に至ります。怪しいと思ったらすぐに病院んへ行くようにしましょう。, ハエの中でも、動物の体内に寄生して成長するタイプのハエはヒツジバエ科に属しています。ヒツジバエ科は全てこの特性を持っています。マンゴーワームもこのヒツジバエ科です。, マンゴーワームは人間に寄生しませんが、実は一部のヒツジバエ科のハエは人間に寄生するものもいるのです。その名も「ヒトヒフバエ」。ネーミングそのままですね。, ヒトヒフバエが成虫になり体を食い破ると、その後はえぐられたような、はじけたような傷跡になるそうです。一生傷が残ってしまうのはマンゴーワームと同じです。, 基本的にはすぐに病院へ行くのが一番ですが、昔は患部にマニキュアを塗って窒息死させるというものもありました。しかし体内で死んだウジ虫がアレルギー反応を起こすこともあるので要注意です。, ロア・ロア(別名:アイワーム)と呼ばれる寄生虫は稀に眼球へ侵入してくることがあります。そうすると、外見で虫の姿がはっきり見えるほどの跡が現れます。, ロア・ロアが体内に侵入したら、手術による除去しか方法はありません。ロア・ロアは放っておくと17年も生き続けるそうですので、一刻も早く除去する必要があります。, スパルガヌムは大変恐ろしい寄生虫です。やつらは脳に寄生し、20年ほど脳内で成長を続けるのです。症状は軽い頭痛程度だそう。しかし恐ろしいのはその後です。, 20年かけて成長しきったスパルガヌムは、なんと宿主を殺して出ていくそうです。20年もの間頭痛に悩まされ最終的には殺されてしまうとはなんとも救いようがありません。, これまで様々な寄生虫を紹介してきました。寄生虫の恐ろしさは身に染みて分かっていただけたかと思います。しかし世界は広い、もっとすごい寄生虫がいるのです。, それはなんと「宿主を操る寄生虫」。虫に寄生するタイプの寄生虫なのですが、死に方までコントロールするというとてつもなくやばい寄生虫をご紹介します。, アリに寄生するキノコの一種であり、ゾンビ菌ともいわれています。寄生されたアリは菌の育成に最適な場所を探してゾンビのように徘徊、いい場所を見つけると死ぬまでじっと動かなくなるのです。, しかもその後、成長した菌はアリの頭を爆散させ、風に乗って胞子をばらまきます。そして近くのアリにまた寄生する、という無限ループを繰り広げています。, 昆虫や魚類などの全無脊椎動物のおよそ70%に感染する細菌です。ボルバキアがオスに感染すると殺す、メスに感染すると自分の子孫を生ませるという半グレもびっくりの極悪菌です。, しかしすごいのはそれだけでなく、ある種においてはオスをメス化し、繁殖可能にしてしまうそうなのです。さらにメスの場合はオスがいなくてもメスだけで生殖できる状態へ変化させるんだとか。, ボルバキアの前ではオス・メスの区別など些細なものなのです。気に入らなければ作り変えてしまえ、というとんでもない力を持つ細菌です。, 皆さまいかがでしたでしょうか?今回は犬に寄生する恐ろしい寄生虫マンゴーワームについてご紹介しました。一度感染してしまうと一生残る傷になってしまうというのは非常に恐ろしいです。, マンゴーワームは日本に生息していないものの、ノミやダニなど様々な害虫は日本にも多く生息しているため、予防薬などによる愛犬の保護は必要不可欠であると言えるでしょう。, また、熱帯地域などにワンちゃんと一緒に旅行する機会があるときは、マンゴーワームに寄生されないよう細心の注意を払ってください。念入りに予防する必要があるでしょう。.