キャシュカイは日本市場で初代デュアリスとして販売されていたモデルです。日本での販売は終了しましたが、欧州市場や北米市場では継続して販売されていて、都市型のアーバンSUVとして人気があるモデルです。, 日産が販売するキャシュカイは、欧州戦略車として位置づけられたモデルで、初代はデュアリスとして日本市場でも販売されていました。2007年から2014年までの販売期間でエクストレイルの弟分として売上を伸ばしていましたが、世界的にSUVがブームとなった時期に惜しくも販売終了しています。, キャシュカイ(デュアリス)は、欧州だけではなくオーストラリア・メキシコ・トルコ・韓国・香港・ロシアと、グローバルに展開しているモデルです。日本では発売されていない2代目デュアリスは、世界でどのように進化しているのかエクステリアやインテリア、搭載エンジンなどをチェックしてみましょう。, 日産キャシュカイの次期型は2020年9月頃に発表され、2種類のハイブリッドが用意される可能性があるとの情報を入手しました。新型キャシュカイのプラットフォームは最新世代となる「CFM」で、e-POWERと三菱のプラグインハイブリッドを設定する見込みです。 日産のグローバル・クロスオーバーSUV、『キャシュカイ』次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラがこれまでで最も鮮明に捉えた。, キャシュカイは、日本市場では2007年から2014年までの7年間『デュアリス』として販売されていたが、現在では「キャシュカイ」「ローグスポーツ」などの車名で海外で販売されているモデルだ。, 6月には、日産が公開した4か年計画のティザームービー内にて、『フェアレディZ』新型などと一緒にシルエットが映されており、発表が迫っているとみられる。, これまでで最も鮮明に捉えたプロトタイプは、日産のアイデンティティ「Vモーショングリル」が露出。新グラフィックのLEDデイタイムランニングライト、シャープなヘッドライト、角張ったラインを取り入れ、『ローグ』や『エクストレイル』新型とフロントマスクのデザインを共有する可能性もありそうだ。, サイドビューでは、キックアップしたリアクォーターウィンドウのベルトラインが消滅しているように見えるが、偽装パネルにより隠されている。, 次期型では、ルノー日産アライアンスの「CFM」プラットフォームを採用、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドの両方に対応するとみられている。現段階では、日産の「e-Power」システムを搭載、三菱のプラグインハイブリッド技術の導入が予想され、それに伴いディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうだ。, また今回始めてキャビン内の一部を撮影することに成功した。クローズアップで捉えたコックピットは、多くが布で覆われておりディティールは不明だが、より大型のインフォテイメント・ディスプレイや、インフォテイメントパネル、最新のドライバーアシストシステムの搭載は間違いないだろう。, キャシュカイ次期型のデビューは2020年後半と思わるが、同時に「ローグスポーツ」新型として北米市場に導入されるかは不明だ。, 日産自動車の欧州部門は11月10日、『リーフ』(NissanLeaf)が発売から10年を迎える…, 日産自動車は2020年11月10日、キャブオーバーバン/ワゴン「NV350キャラバン」に特…, 日産自動車のインド部門は11月6日、新型コンパクトSUVの『マグナイト』(NissanMagn…, 伊フェラーリは2020年11月12日(現地時間)、同社初の市販PHEV「SF90ストラダーレ」…, ルノーグループは11月12日、新型ルノー『カングー』(RenaultKangoo)を欧州で発表…, FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)は11月12日、ジープブランドが11…, 【アップル発表まとめ】5Gスマホ「iPhone 12」登場やiPhone旧モデルの値下げなど, 【アップル発表まとめ】M1チップ搭載MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini, 2020年10月1日たばこ値上げ。「IQOS」「Ploom TECH」「glo」増税後の価格は?, ※情報の取り扱いには充分に注意し、確認した上で掲載しておりますが、その正確性、妥当性、適法性、目的適合性等いかなる保証もいたしません。※特段の記載がない限り、本体のみの税込価格を掲載しております。※掲載されている価格は記事掲載時のものとなります。税込価格に関しては、消費税の税率により変動することがあります。. エクステリアデザインについては新型ジュークに似たシャープなLEDヘッドライトを採用し、運転支援システムの「ProPILOT」を搭載する可能性が高いでしょう。, エクストレイルよりもひと回り小さいボディサイズでリアハッチは傾斜しているためクーペのようなスタイリングになっている, キャシュカイのエクステリアは、日本仕様のエクストレイルと似たデザインになっていますがリアのテールランプデザインが異なっていて、バックドアの形状もエクストレイルより斜めになっていてクーペのようなスタイリングに見えます。, 2代目キャシュカイはエクストレイルやローグと同じテーマでデザインされているがバンパーデザインが異なる, キャシュカイのボディサイズは全長4,380mm・全幅1,805mm・全高1,595mmになっていて、エクストレイルよりひと回り小さいサイズ感です。採用しているプラットフォームはCMFで同じものですが、ホイールベースはキャシュカイのほうが短くなっています。, キャシュカイのリアテールランプはエクストレイルと異なりシャープなデザインとなっている, キャシュカイのリアコンビネーションランプは、シャープなデザインとなっていてレンズ外周内側の部分がブーメラン型に発光するタイプと考えます。レンズがクリアになっている部分がウインカーとバックランプになっていて、バックドア部分がバックランプ、ボディの部分がウインカーになっていると予想します。, バンパーはエクストレイルよりも黒い樹脂の面積が大きく、マフラー付近にはシルバーの加飾が行われています。リフレクターはバンパーと一体になっていて、ボディとの境目に小さく装着されています。, 丸いフォグランプを装備しているのが前期型のキャシュカイで、2017年にはフェイスリフトを実行している, キャシュカイは2014年に発売したモデルは丸いフォグランプを装備していますが、2017年にはビッグマイナーチェンジが入り後期型になった際、Vモーショングリルの大型化やフォグランプを角型としています。, キャシュカイのインテリアはブラック基調のシルバー加飾がカッコよく、シートのデザインも立体的になっている, キャシュカイのインテリアはブラックがメインの内装色になっていて、シフトベゼルやインナードアハンドルにはシルバー加飾やメッキ加飾が施されています。シート素材はファブリックのほかに合皮やナッパレザーが使われています。エクストレイルのように防水シートではなさそうで、アウトドアよりは都会的なSUVの位置づけになっています。, キャシュカイにはルーフがガラスになったパノラミックルーフが上位グレードにのみ採用されています。日本でも発売されていた初代デュアリスにも装備されているルーフで、電動で内側のシェードが動くため暑い時には閉めることもできます。, イギリス仕様のキャシュカイにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップしていて、駆動方式は2WDのみが設定されている, イギリス仕様のキャシュカイに搭載されているエンジンは、1.3Lガソリンエンジンと1.5Lディーゼルエンジンの2種類が搭載されています。ドライブトレーンは2WDのみで、市街地やオンロードを中心としたドライブを想定した作りになっています。, ガソリンエンジンには排気量が同じ1.3Lですが出力違いのエンジンが用意されていて、160PSのエンジンは上位グレードに設定されています。トランスミッションは、6速マニュアルとDCTオートマが用意されていて、DIG140エンジンはマニュアルのみにラインナップしています。, 中国市場では1.2Lガソリンターボと2.0Lガソリンを設定、オーストラリアでは2.0Lガソリンと1.6Lディーゼル、韓国では2016年に販売終了しましたが1.6Lディーゼルのみのラインナップなど、世界各国の市場ニーズに合わせたエンジンを採用しているのが特徴です。, 海外市場で販売されていた初代キャシュカイ。日本仕様とは若干バンパーの形が違っているのが分かる, 日産のキャシュカイは2007年から販売されているクロスオーバーSUVで、初代は日本でも発売していた世界戦略車です。主に欧州を中心として販売していて、のちに中国や韓国などのアジアや北米、オーストラリアでも発売されています。, 初代キャシュカイ(デュアリス)は、ゴルフやプジョー307をライバルとして見据え開発を行い、2007年より発売し兄貴分のエクストレイルとはCプラットフォームのシャーシを共有したモデルになっています。駆動方式はFFの2WDとオールモード4×4を使った4WDを設定していますが、欧州での売上は7割ほど2WDで都市型のアーバンSUVとして受け入れられていたことが分かります。, 日本市場ではジュークの登場とエクストレイルのモデルチェンジでデュアリスは統合されましたが、欧州市場で活躍しています。北米市場ではエクストレイルの兄弟分であるローグの弟としてローグスポーツが発売していて、グローバルに展開しています。, キャシュカイはデュアリスというモデル名で日本市場にて2014年まで販売していましたが、エクストレイルのモデルチェンジで統合されました。ですが、メイン市場の欧州ではモデルチェンジが入りエクストレイルよりひと回り小さいモデルとして販売が継続されています。, 欧州市場ではエクストレイルは4WDのオフロード志向、キャシュカイは2WDのオンロード志向のモデルとして認識されていて、実際に2WDのキャシュカイのほうが販売台数も多くなっています。, 世界的にもSUVのボディスタイルは人気が高まっていますし、生産は日産自動車九州で行っているため日本への再導入は難しくないでしょう。モデルチェンジやマイナーチェンジのタイミングで、デュアリスの復活があるのか楽しみにしています。.