敬語は下記のように5種類あります。 ... 丁寧語の中で、「お料理」など上品な物言いをするものを「美化語」といいます。 ページtopへ↑ あいさつ・言葉づかい. 尊敬語 謙譲語 丁寧語; 使用方法 ... 言葉。 「です」「ます」「ございます」を付けて使う。相手・内容を問わない。 行為をする人 : 相手: 自分: 問わない: する: なさる、される (自分が一方的に行う行為の場合)いたす (相手からの許可や好意により恩恵を受ける行為の場合)させていただく 尊敬語の形にするには、 ① 尊敬語の特別な動詞(なさる・いらっしゃる、など)を使う。 ② 「お(ご)~になる」の形にする。 ③ 尊敬の助動詞「れる・られる」を付ける。 ④ 接頭語(お・ご)や接尾語(さん・さま、など)を付ける。 尊敬語そんけいごは、ある人の動作・物事ものごと・状態などを高めることでその人に敬意けいいを表す言葉である。, ① 特別な動詞を使う形……「いらっしゃる・おっしゃる・なさる・召めし上あがる・くださる」など。, ④ 接頭語せっとうご・接尾語せつびごを付ける形……名詞・形容詞・形容動詞に接頭語「お・ご」、名詞に接尾語「さん・さま(様)・殿どの・くん(君)」などを付ける。, 敬語は人に敬意けいい(敬うやまう気持ち)を表すための言葉ですが、その一つに尊敬語があります。, 尊敬語は、ある人の動作・物事ものごと・状態などを高めることでその人に敬意を表す言葉です。, 最初の例の「いらっしゃる」は、ここでは「来る」の尊敬語であり、「来る」という動作をする人への敬意を表しています。, 次の例の「お読みになる」は、「読む」の尊敬語であり、「読む」という動作をする人(「先生」)に対する敬意を表しています。, 次の例のように、サ変動詞へんどうし「―する」を「―なさる」の形で尊敬語にすることもできます。, また、次の例のように、尊敬の意味をもつ特別な動詞が補助動詞ほじょどうしとして使われる場合もあります。, 上の例で、「いらっしゃる」と「ください(くださる)」はそれぞれ補助動詞になっています。(敬語でない表現では、それぞれ「いる」「くれ(くれる)」になります。), 上の例の「ください」のように、尊敬語の特別な動詞は命令形が「ーい」の形になります。(ふつうのラ行五段活用の動詞であれば、命令形は「ーれ」の形になります。), また、尊敬語の特別な動詞が助動詞「ます」に接続する場合には、イ音便おんびんの形(「―い」)になります。「いらっしゃい﹅ます」「おっしゃい﹅ます」「なさい﹅ます」など。, ふつうの動詞を「お(ご)~になる」の形に変えると、尊敬の意味を表す言葉になります。, 上の例で、「お読みになる」「ご到着になる」はそれぞれ「読む」「到着する」の尊敬語です。, また、「お(ご)~だ」「お(ご)~なさる」「お(ご)~くださる」の形も尊敬の意味を表します。, 「お(ご)~になる」「お(ご)~だ」などの形の「お(ご)~」の部分には、動作や状態を表す尊敬語があてはまります。, たとえば「使う」や「利用する」を尊敬語にするときは、それぞれ「お使い」「ご利用」を上の形にあてはめて、「お使いになる」「ご利用だ」などとします。, (助動詞「れる」「られる」についてくわしくは、「『れる・られる』」のページを参照してください。), 尊敬語の特別な動詞や「お(ご)~になる」などの形と、尊敬の助動詞「れる」とを重ねて使うことは、二重敬語にじゅうけいごになるので適切ではないとされています。, また、「お(ご)~される」という形は、「お(ご)~する」という謙譲語の形に尊敬を表す「れる」が付くことになるので、敬語として適切な表現ではありません。, 「~て(で)いらっしゃる」の形を使って尊敬語にすることもできます。「お」「ご」のなじまない語の場合には、この形にします。, また、名詞に接尾語「さん」「さま(様)」「殿どの」「くん(君)」などを付けて尊敬の意味を表すこともできます。, 尊敬の意味を表す接頭語には、「お」「ご」のほかにも、「貴き」「御おん」「尊そん」「高こう」「令れい」などがあります。「貴殿きでん」「御社おんしゃ」「(ご)尊顔そんがん」「(ご)高配こうはい」「(ご)令嬢れいじょう」など。これらは、おもに書き言葉で使われます。, なお、尊敬語の動詞には、「いらっしゃる」「めしあがる」のように複数の意味を持つものもあります。, また、「お(ご)~になる」「お(ご)~くださる」などの尊敬を表す形もしっかり押さえておきましょう。, ふつうの言い方を尊敬語に言いかえるには、尊敬語の特別な動詞を使う、「お(ご)~になる」の形にする、助動詞「れる」「られる」を付けるといった方法があります。。, (1) 「食べる」という意味の尊敬語の動詞は、「召し上がる」です。「食べて」を尊敬語の表現にあらためると、「召し上がって」となります。, (2) 「出席する」は、サ変動詞です。サ変動詞「―する」を尊敬語にするには、「―なさる」の形にします。, 「出席します」を尊敬語の表現にあらためると、「出席なさいます」になります(イ音便)。, (3) 「話す」を「お~になる」の形を使って尊敬語にすると、「お話になる」になります。「話した」を尊敬語の表現にあらためると、「お話になった」になります。, (4) 「結婚した」に尊敬の助動詞「れる」「られる」を付けくわえると、「結婚された」になります。, 次の(1)~(3)の各文から下線部が尊敬語でないものをそれぞれ一つ選び、記号で答えなさい。, (1) イの「くださる」やウの「いらっしゃる」は尊敬語の動詞ですが、アの「いただき(いただく)」は尊敬語ではありません。, 「いただく」は、自分の側の「もらう」という動作をへりくだるときの表現(謙譲語)です。, (2) アの「お読みになり(る)」やウの「お待ちください」の「お~になる」「お~ください」という形は尊敬の意味を表します。, イの「お持ちし(お持ちする)」の「お~する」という形は、尊敬語ではなくて謙譲語の表現です。, (3) 助動詞「れる」「られる」には、尊敬のほかに、受け身・可能・自発の意味があります。, 尊敬の意味の「れる」「られる」であれば、別の尊敬の表現に言いかえることができます。, アの「行かれ(る)」とイの「来られる」は、どちらも「いらっしゃる」に言いかえることができますが、ウの「怒られる」は尊敬の表現に言いかえることができません。. まずは、「精査する」の詳しい意味と正しい使い方について見ていきましょう。 「精査(せいさ)」とは、細かい点まで物事を詳しく調べることです。 「精」とは、細やかで詳しいことで、「査」とは調べる、よく見て明らかにするという意味になります。 同じ調べるでも「調査」にくらべて「精査」はさらに事細かく、詳しくという意味が加わりますね。 「精査を要する」「現在精査中です」「精査してご回答します」など、内容をじっくり見てみないとすぐには判断できない事柄や、専門家などが細かく … 尊敬語・謙譲語・丁重語の使い分けがポイント .