「山本周五郎のおすすめ小説はどれ?」 「初めての一冊におすすめの作品を知りたい!」 山本周五郎といえば、多くの作品を誕生させた小説家です。そんな彼の小説を、「一体どれから読めばいいのだろう」と迷う人は多いでしょう。 少々まどろっこしいがストーリー展開も起伏が激しく、キャラが善人も悪人も人間臭くてよかった。, 少々周りクドさはあったし、ストーリー展開が主人公に都合良くなってるものの、全体的に面白かった。特に小悪人達のキャラが憎みきれず味わいがあった。. 古いものでも、最近のもので... 小学校で先生に読み聞かせてもらった本で、ふと思い出してから気になって仕方がな... 「本日は大安なり」がドラマ化されて原作本が本屋さんに並んでいたので何気なく手... 伊坂幸太郎さんが大好きで、特に初期の作品が好きです。緻密に伏線が張り巡らせて... はじめまして。 誕生の直後に孤児となり、オリヴァー・ツイストと名づけられた少年の物語。前半は救貧院における強欲な管理人による劣悪な生活や奉公先でのイジメ、ロンドンでの怪し... 読み終わってしまた、また一つ心の大事なもの箱にこの本が追加されました。 日本の文学作品をあなたはどれくらい読んでいますか?小説を普段読まないという方も一冊読めば次々読みたくなるほど、日本の文学作品は名作揃いです。日本文学のおすすめの名作をランキング形式でご紹介します。短編小説も多くありますので是非読んでみて下さいね。 『オリバー・ツイスト〈上〉 (新潮文庫)』や『オリバー・ツイスト〈下〉 (新潮文庫)』や『二都物語 (新潮文庫)』などチャールズ・ディケンズの全300作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。. チャールズ・ディケンズ・・・19世紀イギリスの文豪。貧しい人々の視点で大きな物語を描く。代表作に『二都物語』『クリスマス・キャロル』『大いなる遺産』など多数。 世界には「名作」と呼ばれ、多くの人々に愛される小説が数多くあります。今回はおすすめの名作小説100作品をランキング形式で小説好きがまとめてみました。ここで紹介する小説はどれも名作・傑作と呼ばれている面白いものばかりです。それでは見ていきましょう。 時間を忘れて没頭してしまうミステリー小説。名前は聞いたことがあるけど読んだことがない……という名作の数々を、今こそじっくり読んでみませんか?どハマり間違いなしの、筆者おすすめ小説を小説家別にご紹介します♪2020年06月08日作成, テレビドラマや映画化もされ話題となった『模倣犯』。宮部みゆきの長編作の第2弾として注目を集めました。「女性の右腕とハンドバッグが見つかった……」というシーンからストーリーは始まります。長編作にも関わらず、再読者が続出している人気ミステリー小説です。, タイトル『火車』のように、クレジット決済における借金地獄や自己破産などを背景に、登場人物のストーリーが描かれていきます。真相にもせまりつつ、人間ドラマや社会問題を見事に絡めた、引き込まれる展開は読み応えたっぷり!, 現代ミステリー巨編とも呼ばれている『ソロモンの偽証』。とても分厚い本で内容がとにかく濃いため、じっくりと読み進めてください。現在の闇についても取り上げられており、モンスターペアレントの登場や放火の発生などキーワードが次々と出てくるので、続きが気になって、つい時間を忘れてしまいます。, 東野圭吾の名作の一つ『秘密』。東野作品らしいラストの展開は、タイトルの意味を考えさせられるもの。何度もリピートして読むような作品ではなく、一度きりのドキドキ感を楽しみながらじっくり読み進めていただきたい一冊です。, 『ダイイング・アイ』は衝撃のシーンからスタートします。交通事故をテーマにした作品なのですが、文字だけでこれほど情景がはっきり浮かんでくることにも驚きます。東野圭吾ファンの方は、他の作品とは少し違う新鮮さをこの作品に感じることができるはずです。, 映画化もされた『人魚の眠る家』。本作品では「人の死とは」という難しいテーマを取り扱っています。登場人物の葛藤を美しくも激しく描き、読み終わった後に「死とは何なのだろうか」と考えさせられます。お子さまがいる方は特に感情移入してしまうこと間違いなしの一冊です。, 映画をご覧になった方も多いはず、湊かなえの代表作の一つ『告白』。中学1年生3学期の終業式で、担任の先生が退職するというストーリーから全ては始まる。様々な視点や観点から語られるある事件を中心に話は展開していきます。テンポよく進むストーリーは読みやすく、時間を忘れて集中してしまいますよ。, 小説のラストにとんでもないストーリー展開が……!まさに『リバース』というタイトルがぴったり。ドラマを観た方も多いかと思いますが、まだストーリーを知らない方には特に読んでいただきたいおすすめ作品。, 『告白』に次ぐ人気作品となった『Nのために』。みんなが一番大切な人のことを一番に考えて人生を送っていた……。ミステリー小説でありながら、温かさと切なさが入り混じる心に残るストーリー。, 何十年経った今でも愛され続けている名作『ゼロの焦点』。結婚後1ヶ月も経たずして夫が失踪してしまい、失踪先の金沢へと後を追う……。少しレトロさも感じる美しいミステリー小説です。, 松本清張といえば『砂の器』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。読み進めるにしたがって続きが気になってしょうがなくなる一冊。本当に時間を忘れて読みふけってしまう、夜更かし要注意の作品。蒲田で起こった殺人事件から展開するストーリーにハラハラドキドキ。ラストの展開は感動ものです。, 『魔術師』を読まずして江戸川乱歩を語るべからず。予想することができない結末が読者を楽しませてくれるおすすめの一冊。リピートする読者も多く、何度読んでも飽きない作品です。, 不朽の名作、江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』。新しい下宿の屋根裏で思いついた殺人を実行する下宿人を、明智小五郎が見事なまでにトリックを見破ります。そのやりとりが爽快で、すっきりと読み進めることができる作品。江戸川乱歩の作品に迷ったら、ここから始めるのもおすすめ。, 現実世界のほんのわずかな隙間から、奇妙な世界へ…。時間を忘れて思わず没頭してしまう奇譚の魅力は、とことん超現実的空間にどっぷり沈み込めるという点です。ページを追うごとにハラハラしたり、もやもやしたり、ドキドキしたり…まるで自分の感情をなべ底でかき混ぜられるかのような、ただただ奇妙で不思議な活字の世界を覗いてみませんか。, のんびり過ごすおうち時間に、忙しい毎日の気分転換に、どんな時にも息抜きになる名作ミステリー小説を、小説家別にご紹介します。読み終わると、つい誰かと共有したくなるような読み応えたっぷり&大満足な世界へ入り込みませんか?. 「ミステリー小説を読みたいけれど、たくさんありすぎて何を選んでいいかわからない!」「自分の好みのタイプのミステリー小説を見つけたい!」, 確かに、膨大な数に上るミステリー小説から自分に合ったものを選ぶのはむずかしいですね。それぞれ人によって好みも違うので、誰かにすすめられたものが、自分にとっても面白いとは限らないということもありますし。, そこで今回は、大勢の人から支持を受け続けているミステリー小説を「本格」「どんでん返し」「暗号」などいくつかのジャンルに分けて選んでみました。自分のお気に入りの分野や作家を見つける参考にしていただけば幸いです。, 人気のガリレオシリーズの長編で、直木賞受賞の大ベストセラー小説です。不遇な天才数学者「石神」は、娘と暮らす隣人の女性に心を寄せていました。その女性が、ある日訪ねてきたドメスティックな前夫を殺害してしまいます。, 母娘を救うために、「石神」は知力を駆使して完全犯罪を企てます。しかし立ちはだかるのはガリレオこと親友「湯川」との勝負。感動的なラストに涙する人も多い名作です。, 人間がこれほど他人を愛することができるものなのか、 と思う場面は深く共感。 なぜ自分の身を捧げてまで花岡母娘を庇うのか 分かった最後は涙。, 社会派ミステリーの大家「松本清張」の代表作です。推理小説という分野を身近なものにした伝説的名著。九州で起きた一見心中に見える男女の自殺ですが、その裏に見えた疑問に警察が捜査を開始します。, やがて容疑者が浮かびますが、その人物には鉄壁のアリバイが…。列車や時間トリックの元祖ともいえるこの作品で、昭和の刑事たちといっしょにアリバイ崩しを体感してみてください。, 序盤から一気にのめり込める。松本清張のミステリーにハマってきた。ページ数は少ないのにものすごい長編を読んだような満足感, その美しい文章と、予想をくつがえす結末で、ミステリー史上に名を残す名作です。ある有名な歌人が心中を起こし、死にきれず後日改めて自殺するという凄惨な事件を起こします。その後友人が彼の痕跡をたどっていき、意外な事実を知ることになります。, 心中する歌人のモデルが文豪「太宰治」というのはよく知られた話です。表面的な設定だけでなく、歌人の心情が太宰の生き方と重なる、すべてが美しく計算されたみごとな作品です。, 連城三紀彦『戻り川心中』読了。傑作すぎる!なぜ今まで読まずにきてしまったのか悔やまれてならない。特に「戻り川心中」と「桐の柩」には目頭まで熱くなった。「桔梗の宿」も、この動機自体は目にしたことがあるけれど描き方、伏線の張り方の素晴らしさに→, 破格の報酬に誘われて、住み込みの家庭教師をすることになった主人公の青年は、広大な敷地に建つ洋館を訪れます。しかしその地下室には、1人の美少女が幽閉されていました。青年は彼女を助け出そうとしますが、同時に連続殺人が起こり始めます。, 青春ミステリーの第一人者である「赤川次郎」の作品は、どちらかといえば明るく楽しいイメージですが、こちらの作品からはそれらを裏返したような暗さと静けさの独特の雰囲気を感じることができます。, 展開にトリック、素晴らしいです。衝撃度というとちょっと僕の舌が肥え過ぎたかなぁ笑38年前の作品ですが古さを感じませんでした!#マリオネットの罠 #赤川次郎#ミステリ #どんでん返し #読了… https://t.co/lWQ9tWnhkI, 探偵「金田一耕助」を世に送り出した「横溝正史」の作品は、どれもなかなかのオドロオドロ感と独特の雰囲気で、入っていきにくい方もいるかもしれませんが、短編集なら読みやすいのではないでしょうか。, 表題作の「本陣殺人事件」は、旧家の婚礼の夜に起こった密室殺人事件。金田一探偵のデビュー作であり、密室とそれを構成する複雑な物理式トリックが有名です。, 金田一の大活躍やおどろおどろしい雰囲気というよりはトリックに重きを置いた作品中でした 密室殺人や顔のない殺人と言ったスタンダードと言うかオーソドックスと言うかまずそこを手掛けた、手掛けてみたかったという印象でした, 知り合いの男性に頼まれて、行方不明になった婚約者を探すことになった休暇中の刑事ですが、彼が探し始めた「関根彰子」という女性は、なぜか徹底的に自分の足取りを消して失踪していました。, つかみどころのなかったこの女性の実体が、クレジット社会の闇や自己破産の現実を通じて、徐々に明かにされていきます。借金地獄の恐ろしさと落ちていく人間の悲惨さを身近な存在として世に問うミステリーの名作です。, クレジット決済における借金地獄、自己破産などが背景になっておりグイグイ惹き込まれ読了しました。但し、消化不良の結末という読後感は否めなかった。続編を期待したくなる。, 本格ミステリーの定義はなかなかむずかしいのですが、謎解き、トリックに重点を置くという意味でいうと、「十角館の殺人」はまさに代表格といっても過言ではない名作ではないでしょうか。, 外界から閉ざされた閉鎖的空間で起こる事件“クローズドサークル”と呼ばれる形のミステリー。孤島に建つ十角形の奇妙な館、そこに集まった7人が次々に事件に巻き込まれていきます。待ち受ける衝撃のラストと共に、フェアな読者への挑戦に改めて驚いてしまう傑作です。, 一読目は「えっ!そうだったの?」二読目は○○視点のスリリングな綱渡り。そして三読目からは推理作家〈ニックネーム〉の一員になった気分での、精緻な館の細部の探索……。この本はこれからも、多くの読者を『館』の虜にし続ける事でしょう。祝!!30周年!!#十角館の殺人への想い, 孤島のハイテク研究所、隔離された生活を送る天才女性科学者、そして両手両足を切断されたウェディングドレスを着た死体…。想像を超えた設定と想像を超えた事件に、読者は戸惑いながらもワクワクしながら入っていけます。, そして、それを解決するのが大学教授と天才女子学生の個性が強すぎるキャラクター。当時として新感覚の理系ミステリーとして絶賛されたこの作品は、解決もまた超絶に想像を超えた驚きです。, 面白かった。 今読むと研究所の技術的な凄さはあまり感じないが発表された当時からすればとても未来的で未知なものだったろう。 閉鎖空間がよく活かされた内容だった。, 名探偵「御手洗潔」のデビュー作として誕生し、その奇想天外で衝撃的なトリックで話題になった作品です。1人の画家が残した遺書は“6人の女性を切り取り、星座に合わせて合成し、新しい人体を作り出す”という恐ろしいものでした。, そして、実際に6人の女性が行方不明となり、バラバラ死体となって発見されます。荒唐無稽でありながら、きちんと理屈に合ったトリックに感心してしまいます。, 『占星術殺人事件』島田荘司歴史に残る衝撃トリック。評判はずっと耳にしていたけれど、やっと読めました。すごかった…。最後のトリックの説明が丁寧で、ミステリー初心者の人にも優しい気がする。御手洗シリーズ他のものも読んでみたい#読書好きな人と繋がりたい#読書記録 #エゾドクリョウ pic.twitter.com/qE5sNxuQ8f, ミステリー?ファンタジー?と首をかしげたくなるような世界観と、その結末に賛否両論を読んだ作品です。主人公は小学生の少年。学校を休んだ友達にプリントを届けにいった少年は、そこで友達の首吊り死体を発見してしまいます。, しかし警察が駆け付けた時、死体は消えていました。意味がわからなくて悩む少年の元にやって来たのは、死んだ友達の生まれ変わりだと名乗る1匹の蜘蛛でした。「自分は殺されたのだ」という蜘蛛のいうとおり犯人捜しをする少年ですが――。, 凄まじい量の伏線、お見事でした。 賛否両論だと事前に知っていたのでどんなものかなと思っていたけど自分としては好み!すっかり騙されました。 でも再読したいとは思えないかな、また鬱な気分になる笑, 「二十か月間、子供を身籠っていた女」、「密室から失踪した男」、「嬰児の連続死」等、奇妙な噂が流れる雑司ヶ谷の医院ではいったい何が起こっていたのか?文士「関口」は、この話の意見を聞くために、友人の京極堂を訪ねるところから物語は始まります。, 古本屋であり、憑き物落としの「京極堂」とその仲間たちが活躍するこの「百鬼夜行」シリーズは、あり得ないホラー的な設定を、きっちり論理的に解決してみせてくれるのが魅力の作品です。, 「姑獲鳥の夏」冒頭、京極堂の「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口先生。」の概念を反芻し、落ち着きます。「ある」ものを「ある」と思える包容力、大事。, 完全犯罪を企てた犯人を、頭脳戦で追い詰めていく“倒叙物”のミステリーです。コロンボ警部や古畑任三郎シリーズのタイプと同じ。登場人物や背景に特に思い入れを感じさせないストーリーが比較的多いので、このタイプはミステリー初心者には読みやすいかもしれません。, この作品の面白いところは、事件発生の発端である死体の発見が成されないことです。扉の向こうにある死体をめぐり、その扉が開けられないまま物語が進んでいきます。独特の緊張感で最後まで引っ張られます。, 「#扉は閉ざされたまま」#石持浅海初読の倒叙ミステリー。途中から探偵さん鋭すぎて読者が犯人に肩入れしてしまうのは倒叙ミステリーあるある(?)動機……すごいな   #読了, 究極のどんでん返し、もう一度読みなおしたくなるミステリーとして、この作品を無視することはできないでしょう。「なんでもやってやろう屋」の成瀬にもちかけられた友人からの相談は、霊感商法の詐欺事件の証拠をつかんでほしいというもの。, ミステリーでありながら、恋愛小説としても楽しめる物語が展開していきます。どんでん返しの名作として必ずといっていいほど紹介されてきた作品ですので、あまり裏を読まずに素直な気持ちで挑むのがおすすめです。, #歌野晶午#葉桜の季節に君を思うということ素人探偵と怪しい会社のミステリー⁈これはやられる。表紙から題名から物語の冒頭から、はたまた登場人物の設定から。最後の編は混乱しまくり。見事にやられました。 pic.twitter.com/5jhrRebXlO, ロートレック本人は出てきませんが、屋敷に飾られている絵や彼本人の存在は重要なモチーフになっています。優雅なバカンスの最中に、銃声と共に起きた殺人事件。全員怪しげに見える登場人物、動機、トリックというこれぞ本格の謎解きミステリーの展開です。, 賛否両論もあったという驚愕の結末は、一瞬「え?」と固まってしまうほどの衝撃度。「筒井康隆」唯一のミステリー小説は歴史に残る名作です。, 「ロートレック荘事件」絶対2回読んじゃう系ミステリー最後解説っぽくてめっちゃ親切です筒井さんの小説面白いので他のも読んでみたい #読書 pic.twitter.com/xoFQheWc95, 中学校が舞台のホラー的な雰囲気と、サスペンスの面白さも兼ねた青春ミステリーです。恒一が転校してきたクラスには、「いない者」という奇妙なルールが存在しました。何も知らないままそのルールを破ってしまった恒一。そして起こる同級生の突然の死。, なぜそのルールは誕生したのか、そして不思議な存在である眼帯の少女は何者なのか?続きを知りたくて、長いストーリーがするすると読めてしまいます。幅広い年代が楽しめる作品といえそうです。, 面白くて一気読み。トリックに全然気付かずしてやられた。学園ミステリーだからかホラーが苦手でも気にならずサラサラ読めた。ヒロイン?の鳴が謎めいていて魅力的。大胆なトリックの他にも様々な伏線が散りばめられていて感服。, 吉原を舞台に、その特殊な世界を見事に描きだした直木賞受賞作です。忽然と姿を消した人気の花魁「葛城」の謎を追って、1話ずつ吉原の関係者にインタビューしていく形でストーリーが展開されます。詳細な吉原の描写は、まるでその場にいるような臨場感!, 知らず知らずのうちに「葛城」の魅力に読者もはまっていき、最後に用意された結末に素直に驚いてしまいます。, 最初は何があったのか読者には??なのだが店番、新造、遣手、床廻し、幇間、船頭といくにつれ徐々に核心に近づいていく。聞き手も誰なのかは謎で、最後に解き明かされる。これは直木賞に相応しい!, 孫への腎臓移植が叶わず失望する主人公は、最後の望みをかけて兄に頼りますが、きっぱりと断られます。兄は永住帰国した中国残留孤児でした。「本当に実の兄なのか」という疑問を持った彼は兄のことを調べ始めます。, 派手な事件が起こるミステリーではありませんが、戦争や残留孤児という負の歴史を身近に感じることができます。そして衝撃のラストはまさに秀逸のどんでん返し!, 兄は本当に自分の兄なのか、この難問が解き明かされたとき、その真実に驚愕した。この結末は予想できなかった。戦争という歴史が生んだ悲劇と言うべきか。, 主人公が引っ越してきたアパートで出会った長身の男。彼は初対面だというのに本屋の襲撃を誘ってきました。しかもたった一冊の広辞苑を手に入れるために。こ出来事がただのおふざけでないことが、その後に展開される物語の結末にわかってきます。, 「伊坂幸太郎」の作品はどれもキャラクターが魅力的ですが、こちらのキャラたちも心惹かれる人物たちばかりです。どんでん返しと共に、どこか物悲しく切なさが残る青春小説でもあります。. 連... 言わずと知れた名作の数々、読んでみたいけれど長編にはもう一歩踏み出せない…と... 今度世界一周旅行に行くのですが、この旅行中に持って行く本を今から悩んでいます... とても切なく、悲しいお話が読みたいです。 次は ... 題名でしりとりしませんか~? こんなチャリティプロジェクトがあるそうです。 この作品を見ている人にオススメ 【名言】歌い手名言辞典.2 山本周五郎といえば、多くの作品を誕生させた小説家です。そんな彼の小説を、「一体どれから読めばいいのだろう」と迷う人は多いでしょう。, 山本周五郎の代表作のタイトルまでは知っているけど読んだことがまだないという人もきっと多いのでは?, ここではそんな人のために、山本周五郎の人気の作品を6冊紹介していきます。どれも面白いこと間違いなしです。ぜひ参考にしてください。, 仙台藩主伊達綱宗は放蕩を理由に隠居を命じられます。その後いろんな事件が起き「伊達騒動」と呼ばれました。, 主人公の原田甲斐の藩のために悪人に手をそめても、自分の身を顧みもせず尽くした主人公が感動を呼ぶ作品でした。, 山本周五郎『樅の木は残った』 原田甲斐この木は何も語らない。だから私はこの木が好きだ 結構理想的な人間像なんだけど、遠いわぁま、真逆だからこそ憧れるんだが, 仲良く奉公をしていたさぶと英二でしたが、身に覚えのない罪を着せられた英二が荒れてゆきました。, 本の中心は英二の心境がほとんどでしたが、人として何が大事かを気づかせてくれた作品だと思いました。, 恥ずかしながら、山本周五郎先生初読み。 友人から薦められた一冊。 色んなものが入った濃い内容だった。 人間。人間。人間。人へ思いを馳せる、そして自分を振り返る。人は弱いけどこれを繰り返しやっていくしかない、と学びました。, 江戸時代に庶民のために病と戦っていた町医者の赤ひげと呼ばれた先生と、その弟子たちのひたむきさに感動を覚える作品です。, 長崎帰りで自信に満ちていた若い医師昇が、赤ひげのもとでその自信を失いつつも貧しい庶民のためにどうしたらいいのかと奮闘するその成長ぶりが、生き生きと描かれていると思いました。, 父に勧められたのがきっかけで、山本周五郎の「赤ひげ診療譚」は10代の頃から何度も読み返している大切な本です。私の頭の中には登場人物、またどのシーンもある程度イメージが出来上がっているのですが、どの回もそれを圧倒的に上回る「赤ひげ」の世界が広がり、またどのセリフも(今の時代、くさくて言いづらいようなセリフが多いのに)役者の方たちが深く理解した上で発っしている真実味、どの回を何度見返しても胸が熱くなり引用も引用元:。, 武家の家に生まれていながら、唄が好きで浄瑠璃を極めたいと全てを捨てて旅立つ主人公の思いの強さに驚きました。, 語りの浄瑠璃といえば、思い起こされるのが山本周五郎さんの『虚空遍歴』だ。当時、求道して煩悶する私にとって、それは共感どころでなく、切なくも、胸がかき割かれるように迫って来た。果たされない悲しさに泣き、また行く道に励まされもした。, 山本周五郎といえば時代劇のイメージが強かったのに、現代物の作品で驚きました。この作品は最初山本周五郎の作とは伏せていたそうです。, 読んで行くと居眠りしているようなとぼけた署長が、事件を解決して行くの現代のミステリー小説だったのですがその内容が痛快でとても面白く読めました。, 山本周五郎作品にでてくるのって無頼派ヒーローばかり。赤ひげ先生もねぼけ署長もかっこよすぎてぐっとくる!どちらも若いころの渥美清に演じてほしかったなぁ。。。部下役といえばやっぱり田中圭かね?, この本を読む前は、田沼意次って汚職にまみれた悪人というイメージがありました。しかし、読んで行くにしたがい自分の考えが間違っていると気付きます。幕府のために必死な人だとわかりました。, そしてこの物語の中でメインとなっているのは翻弄される若い武士と女性なのですが、辛さとか苦しさで読んでいくこちらも少々辛くなる作品でした。, 山本周五郎『栄花物語』賄賂政治で悪名高い田沼意次を、幕府の経済基盤の再構築を目指す政治家として描いています。旧態然とした武家社会にこだわる松平定信と新しい時代に即した理想を掲げる意次の対立は、現代の政治に似て興味深いです。https://t.co/5UjvZzndCT, 山本周五郎という作家は、「伊達騒動」といい」田沼意次といい、悪名高い人物を違った目線から追っているところが実に面白く、また時代劇だけではなく現代劇も書いていることが以外でした。.