そして美姫の戦はここから始まった! 戦国の終焉を辿る本能寺の変、関ヶ原の戦い、大坂の陣を描いた傑作短編も同時収録。 Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。, 9月に実施される『関ヶ原合戦検定』の公式問題集。巻頭に参戦武将の旗指物、布陣図ほかカラーページを、前半にドキュメント『全国版・関ヶ原の戦い』を、後半に3級(初級)、2級(中級)の模擬問題を収録。関ヶ原町公認の決定版。, 東北から九州までの「全国版関ヶ原の戦い」を収録! 【定価54%off】 中古価格¥750(税込) 【¥900おトク!】 関ヶ原の戦い/歴史・地理(その他)/中古本・書籍/ブックオフオンライン/ブックオフ公式通販・買取サイト。1500円以上のご注文で送料無料。 【ホンシェルジュ】 日本の歴史上、避けることができない重要なトピックである「関ヶ原の戦い」。徳川家康と石田三成が天下をかけて戦い、家康が率いる東軍が勝利して江戸時代の幕開けとなりました。戦い自体は1日で終わりましたが、敵味方の関係はそれぞれの思惑が絡みあい複雑。 どうぶつ関ヶ原 (講談社の創作絵本)。アマゾンならポイント還元本が多数。コマヤスカン, 笠谷 和比古作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また決戦! ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちらをご覧ください。→ https://aebs.or.jp/. 鎌倉時代に始まり、荒れ狂う戦国時代に関ヶ原、その後の徳川による江戸時代まで、鎮西の地でその名を轟かせ続けた島津氏。その16代当主として、智略と勇猛さ、そして兄弟との堅い絆により島津の地位を確固たるものにした島津義久の生... 司馬遼太郎は多くの歴史小説がドラマ、映画として映像化され私たち日本人の歴史感覚に影響を与えているといわれています。亡くなった後もその人気の衰えないロングセラーを誇る作家です。魅力あふれる数多くの作品の中から10冊を選び... 細川忠興は、信長から秀吉、そして家康に仕え、細川家を繁栄させた人物です。家を存続させるための努力は、尋常ではないものがありました。この記事では、そんな彼の生涯や、意外な逸話、さらに文化人としても活躍していた彼に関するお... 何も持たないところから、美濃の国主にまで上り詰めた下剋上の男として有名な斎藤道三。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」にも登場し、注目されています。この記事では、そんな斎藤道三の生涯や名言、逸話などを解説したうえで、お... 島津義弘は戦国時代の薩摩の英雄です。勇猛果敢に戦ったことで「鬼島津」の異名も持っていますが、兄弟、家族への愛情も深かった義弘。島津家を存続させるという後世に残る活躍をした彼についてのおすすめ本を5冊集めましたので、ぜひ... 北条氏康は、武田、上杉などと戦い、勇敢で政治力にも優れていた武将です。関東を治めた北条氏の興亡、氏康の戦いぶり、民衆に慕われた政治の様子がよくわかる本を4冊集めましたので、ぜひご覧ください。. 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, このショッピング機能は、Enterキーを押すと商品を読み込み続けます。このカルーセルから移動するには、見出しのショートカットキーを使用して、次の見出しまたは前の見出しに移動してください。, 13歳のきみじゃなくても楽しめます。むしろ歴史が苦手だった大人に読んでほしい。こんな授業だったら絶対楽しかっただろうな。海外で日本の歴史を聞かれても胸を張って答えられそうな、バッチリ記憶に残る名文です!, 本を読んでるというより、著者の房野さんと話をしているような感覚でどんどん読み進んでいきます。歴史は苦手ですが、この本の内容はとてと面白いと思いました。, 分かりやすく楽しく読めます。流れの説明が多いので、歴史が苦手な人でも読みやすいと思います, 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. !第1回関ヶ原検定開催!検定対策用テキスト「ドキュメント関ヶ原合戦全史」収録。3・2級模擬問題つきの検定公式問題集。, 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 !」のツッコミ担当。無類の戦国武将&幕末好きで、歴史好き芸人ユニット「六文ジャー」を結成し、歴史活動も盛ん。, 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 家康の姪 対 三成の娘――これぞ女人の関ヶ原! 卑弥呼とはどんな人?生涯・年表まとめ【邪馬台国の場所や功績、まつわる謎や死因も紹介】. 豊臣秀吉亡き後、実力者・徳川家康と家康の専横に反発する勢力に割れていた。上杉景勝討伐のため、家康は遠征を開始。家康不在の隙を突くように、石田三成が挙兵した。天下分け目の戦いは一体どちらが勝利するのか? Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。, これぞ、歴史の「超現代語訳」。芸人・房野が、史上最高に噛み砕いて“戦国の流れ”を解説した、面白さブッチギリの入門書。, 1980年岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。お笑いコンビ「ブロードキャスト! 日本の歴史上、避けることができない重要なトピックである「関ヶ原の戦い」。徳川家康と石田三成が天下をかけて戦い、家康が率いる東軍が勝利して江戸時代の幕開けとなりました。戦い自体は1日で終わりましたが、敵味方の関係はそれぞれの思惑が絡みあい複雑。さまざまな解釈をすることができ、多くの文学作品が生まれています。この記事では、「関ヶ原の戦い」を描いたおすすめの小説を紹介していきます。, 関ヶ原の戦いは、徳川家康が率いた東軍と、毛利輝元や石田三成を中心とした西軍がくり広げた戦いのこと。1600年9月、現在の岐阜県である美濃国関ヶ原を中心に、全国各地に戦いが普及しました。, その数には諸説あるものの、関ヶ原には両陣営あわせて16万人以上の兵士が終結したそう。非常に規模の大きな戦いでしたが、たった数時間で勝負がついたともいわれています。, また関ヶ原の戦いは、兵士の数や戦法もさることながら、両陣営についた武将たちの行動が結果を変えることになったという特徴があります。東軍と西軍の戦いは各地でおこなわれましたが、どちらの陣営につくか直前まで明らかにしない武将や、寝返ったり裏切ったりした武将も少なくなかったのです。, 戦の裏に潜んでいた複雑で壮大な人間ドラマは、多くの創作物のテーマとなり、関ヶ原の戦いを描いた小説も数多く発表されています。, 関ヶ原の戦いについて詳しく知りたい方はコチラ「関ヶ原の戦いを徹底解説!もっとよく知るための本も紹介」, 幼き後継者である秀頼を残して亡くなった、豊臣秀吉。豊臣政権の五大老のひとりだった徳川家康は、天下統一への野心を露にします。, そんな家康に対し、豊臣政権を守ろうと立ち上がったのが、石田三成です。指導者を失い分裂しかけている豊臣陣営を指揮する光成と、その隙を突こうと画策する家康の巧みな駆け引きがくり広げられます。, 1996年に刊行された司馬遼太郎の作品です。織田信長と斎藤道三を描いた『国盗り物語』、豊臣秀吉を描いた『新太閤記』とあわせて「戦国三部作」と呼ばれています。, 本作の特徴は、関ヶ原の戦いにいたるまでの頭脳戦がメインで描かれているところ。上巻・中巻では血は流れず、諸大名たちが心を揺らしながら駆け引きをしていきます。, その中心となるのが、徳川家康と石田三成、そして彼らの側近である本多正信と島左近です。本作では家康がヒール役、三成は不器用ながらも「義」を貫きとおそうとする正統派として描かれます。また、黒田官兵衛など関ヶ原の戦いに参加しなかった武将たちも登場。彼らが参加しなかったことにも多くの意味があるのです。, 「越後の虎」と呼ばれていた上杉謙信の息子、上杉景勝は、豊臣秀吉によって会津へ加増移封されることになりました。, そんな彼をよく思わないのが、徳川家康です。秀吉亡き後にめきめきと力をつけ、関ヶ原の戦いが勃発する数ヶ月前には、会津征伐を計画します。, 1994年に刊行された岳宏一郎のデビュー作。豊臣秀吉が生きていた頃から、関ヶ原の戦いの終結までを描いた、連作短編形式の群像劇になっています。, 登場人物は50人超え。特定の主人公をつくらず、それぞれが己の信念に従って動く様子を描くことで、ひとりひとりが歴史を形づくっていたという大きなうねりを感じることができるでしょう。, また彼らが、けっして万能ではないひとりの人間として描かれているのもポイント。腹黒い部分もあるし、計算高い部分もあり、美化されていないのです。関ヶ原の戦い自体は1日で決着がつきましたが、そこにいたるまでに、戦いへ通じる種があちこちに蒔かれていたことがわかるでしょう。, 関ヶ原での決戦を控えた夜明け前、石田三成率いる西軍のもとへ、小早川秀秋が裏切る気配を見せているという報せが届きます。三成はそれに備え、万全の体制を整えていました。, 一方で、豊臣政権の内大臣でありながら、天下を我がものにしようと裏切り行為を続ける徳川家康。親しくしていた福島正則の動向に注目していました。, 2014年に刊行された山本兼一の作品です。関ヶ原の戦いの当日、まさにその1日にスポットをあて、複数の人物の視点から時系列で描いています。, 石田三成と徳川家康はもちろん、小早川秀秋、福島正則、宇喜多秀家、大谷吉継、島左近……それぞれどんな思いがあり、何を企んでいたのでしょうか。欲と焦りを抱えた彼らの目線で戦いが描かれるので、臨場感たっぷりです。, あえて前日譚を書かず、関ヶ原の戦いの1日のみを切り取ることで、ドキュメントやルポのようにも読むことができる小説になっています。, 日本橋に店を構える町人が、とある人物から「関ヶ原の戦い」と「石田三成」について秘密裏に調査するよう指示されました。, 破格の手当て提示され、調査を始めた町人。リストに載っている人物たちから話を聞くため、西へ東へと旅をします。, 物語は、町人が関ヶ原の戦い当時を知るさまざまな人物から話を聞くという、インタビュー形式で進んでいきます。, 関ヶ原の戦いによる混乱は、だいぶ落ち着いてきたこの頃、徳川家康が「権現様」と呼ばれる一方で、敗者である石田三成はすっかり悪者扱いされていました。当時、たった20万石の大名だった三成は、なぜ西軍の大将として指揮をとれたのでしょうか。, 江戸時代らしい飾らない口語体で、話し手が抱いている三成への印象がダイレクトに伝わってきます。そうして明らかになる三成の人となりは、知れば知るほど魅力的なもの。新しいアプローチで関ヶ原の戦いを知ることができる一冊です。, 年齢を理由に朝鮮出兵に出陣することができず、悔しさを募らせていた大島は、息子や従者の不安をよそに会津征伐、そして関ヶ原の戦いへと挑みます。, 2016年に刊行された近衛龍春の作品。驚くようなタイトルですが、大島光義は実在した人物で、実際に93歳で関ヶ原の戦いに出陣したことがわかっています。, 戦に鉄砲が使われるようになって久しいですが、あえて弓で挑むのが彼の信条。高齢のため数打つことはできないですが、精度で勝負するという強い意気込みで自己鍛錬を欠かしません。, かつては敵だった織田信長にもその手腕を認められ、弓大将として仕官します。その後も豊臣秀吉、徳川家康と主君を変えながらも、弓の道を究めるため邁進するのです。, 彼を後押しするのは、元許嫁との約束。畳の上ではなく戦で死にたい……大島光義の強さと信念に心震える作品です。. 「解剖図鑑」シリーズの戦国武将版です。多くの武将の紹介本となっており、データベースのような品です。非常に多数の武将の紹介まで手がけており、それほど詳しい記述がない代わりに、難しい記述もありません。 戦国時代は一先ずお気に入りの武将を一人見つけると体系的に理解しやすくなります … 戦国ブームにより、各地の戦国武将が人気を集めていますが、四国を治めた長宗我部元親もその中のひとり。姫若子と呼ばれた過去も持つ長宗我部元親が、どのような人物で、どんな生涯を歩んだのかを知ることができるおすすめの本を5冊ご... 仕える主君を何度も変えたことから、「風見鶏」や「世渡り上手」などあまり良くないイメージもある藤堂高虎。しかし、本当にそうなのでしょうか。波乱の戦国時代を勝ち残っていったのには、それなりの理由があるはずです。この記事では... 織田信長や豊臣秀吉に仕え、徳川家康と対等に渡りあった前田利家。そしてそんな夫の力を十二分に発揮させることに力を尽くした妻のまつ。NHK大河ドラマの題材にもなったため、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。... かつて戦国という動乱の時代を生きた人々がいました。今回は、下剋上が当たり前の厳しい世の中を彗星のごとく駆け抜けた男たちの生き様を描いた歴史小説を、ランキング形式で5作品ご紹介します。, ホンシェルジュはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。. Copyright©1997-2020 Kodansha Ltd. All Rights Reserved. 徳川家康の姪・満天姫、石田三成の娘・辰姫。ともに津軽家に嫁入りした二人は、関ヶ原の戦いから十三年越しの因縁に相見える――。 【解説・諸田玲子】, 1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。他の著書に『山月庵茶会記』『鬼神の如く 黒田叛臣伝』『草雲雀』『はだれ雪』『神剣 人斬り彦斎』『辛夷の花』『秋霜』など多数。, ABJマークは、当サイトの電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第10371006号)です。 13歳には不親切になると思ってやめた話ですが、大人の方ならわかってくれるかも。 細かい説明はアンドロメダの彼方にぶっ飛ばしますが、 関ヶ原の戦い についてです。 なるべく平易な文章にするつもりですが、そのへんもあまり気を使わず書いてみます。 Amazonで小和田 泰経, 哲男, 小和田の関ヶ原合戦公式本。アマゾンならポイント還元本が多数。小和田 泰経, 哲男, 小和田作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また関ヶ原合戦公式本もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 まとめ. 「大河ドラマにハマって、戦国時代についてもっと深く知りたい・・・!」 光成準治『関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い』。ドラマ等で広まったイメージではなく、一次史料で確認できる関ヶ原合戦を扱った一冊。関ヶ原周辺と真田以外の情勢はあまり知らなかったので西軍大名の各地での動きなど勉強になった。 — Cone (@aycone) September 7, 2010. 運命の一戦は家康に軍配が上がり、敗者は歴史に葬られた。 そして因縁は、遠く津軽の地で花ひらく。 家康の姪 対 三成の娘――これぞ女人の関ヶ原! 徳川家康の姪・満天姫、石田三成の娘・辰姫。ともに津軽家に嫁入りした二人は、関ヶ原の戦いから十三年越しの因縁に相見える――。 「実は他にもこんなエピソードがあってね…」という話ではありません。新刊、13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。 https://www.amazon.co.jp/dp/4344036891/ref=cm_sw_r_cp_api_i_29aNFbP24R4VSの中に、補足情報として入れようとしたけど、「これ、子どもたちは逆にこんがらがるかもな……」と思ったので、書くのをやめた話があります(というか、他にもある)。新刊を読んだ方、ちょっと聞いてもらっていいですか。この際、新刊を読んでない方も聞いてください。13歳には不親切になると思ってやめた話ですが、大人の方ならわかってくれるかも。細かい説明はアンドロメダの彼方にぶっ飛ばしますが、関ヶ原の戦いについてです。なるべく平易な文章にするつもりですが、そのへんもあまり気を使わず書いてみます。  現代でも知名度抜群の関ヶ原の戦い。徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍がドカンとぶつかり、たった1日で決着のついた、戦国時代総決算バトルです(1600年を戦国時代とするのかは説によりけり)。戦い自体は1日で終わってます。が、それまでに繰り広げられた各武将の計略、戦略、Air鍔迫り合い。関ヶ原の戦いの本当の面白さは、"戦いに至るまでの経緯"にあるんですね。なぜ関ヶ原の戦いには多くの駆け引きが生まれ、本戦に至るまでの経緯がドラマチックになったのか。大きな理由の一つに、"豊臣家の内部抗争"という点が挙げられるかもしれません(個人的見解)。もしかすると、大人でも勘違いしてる人が多いんじゃないでしょうか。関ヶ原の戦いってのは、"豊臣秀吉が死んだあと、次の天下人の座を巡って、家康と三成が戦った"そんな戦だと。違うんです。これだと"2つ"、大きく間違ってる部分があるんです。まず、石田三成は天下を狙ってません。そして、家康も、天下を狙ってはいないんです(表向きはね)。 石田三成は秀吉の忠実な家臣。豊臣家に忠誠を尽くし、豊臣家の安泰のために家康を討とうとしたわけです。ま、これはご存知の方も多いでしょう。ドラマなんかでも秀吉と秀頼(秀吉の息子)に尽くした家臣として描かれてますから。イメージと違うのは徳川家康です。秀吉が亡くなった時点で「オレの天下だぁー!」と豊臣家をぶっ壊しにかかったとお思いの方もいるかもしれませんが、そんな事はできないんですね。なぜなら秀吉さんが死んだ時点での家康は、"バリバリ豊臣家の家臣"だから。いきなり豊臣家を破壊しようもんなら、まわりの大名が黙っちゃいません。大ブーイングを巻き起こし、2つの意味で大炎上することは必至です。ま、かなり豊臣をないがしろにする行動を取るのは確かなんですが……その辺ギリギリののラインを渡るってとこに家康の政治的駆け引きの巧さがあります。ですので、家康の上司には、秀吉の遺児・豊臣秀頼くんがいて、家康も、"豊臣家の安泰のため"に動こうとしてるわけですよ(表向きはね)。ただもちろん、家康と三成では、その考えに大きな差があります。三成という武将は、ホントに豊臣家のために動いてます。秀吉が亡くなった途端、越権行為を繰り返す家康に危機感を覚え、このままでは豊臣家が家康の意のままになる、そうはさせない……という思いから家康に対抗したんですね。一方家康は、自身の勢力拡大を念頭に置いてます。自分が政治を司ることによって、豊臣家にも世の中にも平穏が訪れる。それを阻害しようとする石田三成……よし、排除だなって感じです。オリジナルの豊臣家を大切にした石田三成。内部をガラリと変革させ、形だけの豊臣家を作ろうとした徳川家康。まったく異なる未来を思い描いた2人ですが、、よくよく考えると、お互いが言ってるのは、「あいつ(家康or三成)は豊臣家にとって害悪だ!! 秀頼様(秀吉の息子)のためにも、オレがブッ倒してやる!!!」という、まっっ…たく同じ主張になるんですよこれが。だからまとめますとね、関ヶ原の戦いって、シンプルに言えばただの派閥争いなんです。ただ、その規模がハンパなくデカかった、というだけのこと(そこがイカついんだけど)。豊臣ホールディングスという日本一の組織で派閥争いやっちゃったもんだから、天下分け目の大決戦に発展しちゃった、、簡単に言うとそんな戦なんです。 という説明をね、本に入れてみようかなーと思ったけど、「13歳」ってタイトルにしたとたん、やめました。もっと他に子どもたちに伝える事柄があるなと。これはこれで面白い観点だけど、それはまた別の機会にすりゃいいじゃないか。何よりこれを簡単にまとめるカロリーがハンパない。だったら他の文章の精度をあげよう。そう思って端折ったから、ここに書いたよー!読んでいただきありがとうでした!, 聞いたことあるけど、内容までは……というような戦国時代の出来事をかみくだいてお届けします。ゆるかったり、かみごたえあったりな感じで。, 吉本でブロードキャスト!!というコンビで芸人をやっています。 幻冬舎さんより「超現代語訳戦国時代」「超現代語訳幕末物語」三笠書房さんより「戦国武将の超絶カッコいい話」という著作が発売中。. Amazonでコマヤスカン, 笠谷 和比古の決戦! どうぶつ関ヶ原 (講談社の創作絵本)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 そして因縁は、遠く津軽の地で花ひらく。 関ヶ原の戦いでは、東軍西軍とも拮抗した戦いをしましたが、秀秋の裏切りにより情勢は変わります。 この時、西軍の大谷吉継がすぐに小早川の対応に当たれたのは、開戦前から彼の動向を心配して、近くに布陣を敷いていたからでした。