よく知らないけど、ムエタイ選手って10歳くらいでデビューする選手が多いんだっけ? また年齢的にも那須川19歳に対し、武尊は現在26歳。 サッカーは今ワールドカップやってますが、キックボクシングでもちょっとした天王山が行われていました。, 以前一度那須川天心選手についての記事で、その時に次の相手ロッタンはかなり強敵なので、那須川の試金石になるみたいなことを書いたんですが、やはり那須川にとって過去一番の強敵でした。, 5R戦って決着つかず、延長戦でからくも判定勝利というギリギリで無敗を守り切りました。, 5R時点での判定が1-0でロッタンに優勢だったんですが、2-0以上じゃないと延長というルールに救われました。, 試合後の那須川の涙は、本当は負けていたというよりも、試合に勝って勝負に負けたという意味じゃないでしょうか。(要はダメージでは負けてたけど、うまくポイントを取ったり、スポーツとして何とか勝てたというような), K1ではダメージ重視という基準がありましたが(まあブレブレでしたけど)、RISEでは恐らくボクシングと同じように、ヒット数も考慮したりとか、スポーツ団体らしい基準があるんだと思います。, ですので、確かに試合を見る限りでは、効かされていたのは那須川ですが、有効打を甘く判定するのであれば、手数では天心が上回っていましたし、ホームアドバンテージということも考慮すると、私は本戦ドロー、かつ延長戦那須川の勝ちでも、明確に誤審と言い切るほどのおかしな判定ではないと思いました。, 試合後は、理不尽な仕打ちをされたというような涙を流していましたし、恐らく本職であるムエタイ(今回はムエタイルールでないので)と全然違う判定基準がRISEにはあるということを完全には理解していなかったのかもしれません。, まあ私もロッタンが勝ちだと思いますけど…50人いたら10人ぐらいは那須川を支持するのかなという印象でした。アウェイだったら負けていたでしょうね。, — MuayThai Super Fight (@MuayThaiSF) 2018年6月17日, そして力関係といえば、団体間にも資金力によって、優劣というのがあって、ほとんどにおいて、ムエタイはアウェイのキックルールで不利な戦いを強いられる事になります。, ルールとか体重でアドバンテージを作って、強いムエタイ選手に勝つ、というキック界の必勝法みたいなやり口があります。要はムエタイ選手は体のいい咬ませ犬になることが多いんですね。, あまり褒められたことではないですけど、ムエタイ選手もそれは了承した上で戦っているので、リングに上がってしまえばそこはもう仕方ありません。, ムエタイ選手が試合で負けて悔し泣きするなんて無いでしょ。 極力連打は出さず、中間距離での1発目はミドルを中心に。キックで那須川のカウンターをワンテンポ遅らせ、そこにさらにカウンターを被せる。 おいおい那須川。視聴者を窒息させる気か。 勝負は延長ラウンドに持ち越される。 メインに登場したRISEバンタム級王者那須川天心が、現ルンピニー認定S・フェザー級1位のロッタン・ジットムアンノンと対戦。延長R判定3-0で勝利し、RISE世界フェザー級王座を獲得した。 「Cygames presents #RISE125」 GYAO!で那須川天心vsロッタン戦を含む 「プロレスやっぱりおもしれえw HEAT-UPとどろきアリーナ大会を生観戦。鈴木悟もプロレスデビューしたよ」, 申し上げたように、今回の試合はパンチでは那須川、キックではロッタン。   ロッタンも那須川の間合いに立ち入らず、中間距離でパンチとキックを打ち込んでいく。 5R後半にはやや疲れも見え、キャリア初の敗戦の雰囲気すら漂い始める。   対戦相手のロッタンは、今年2月に那須川の過去最強の相手として招へいされたスアキム・シットソートーテーウに圧勝した経験を持つ。21歳にして戦績108勝40敗6分という文句なしの強豪である。 続く2R。     2018年6月17日、千葉・幕張イベントホールで行われたRISE 125。 向かい合った両者の間に流れる緊張感と、それを一気に切り裂く交錯と。 那須川側は55kgでいきたいところだが、武尊は60kg級の現王者なので難しい。 相変わらず那須川天心の試合にハズレはないし、後先考えないマッチメークも魅力的過ぎてヤヴァイ。     その代償が左腕のケガと7月のRIZIN欠場? 静と動が唐突に入れ替わり、まったく気を抜く暇がない。   となったわけだが、これは仕方ない。 パンチでは那須川天心、キックではロッタンだったなと。   那須川天心はロッタンに負けていたのか 疑惑の判定と試合後の涙 更新日: 9月 7, 2019 サッカーは今ワールドカップやってますが、キックボクシングでもちょっとした天王山が行われていました。 いや、とにかくすごかった。 「KNOCK OUT FIRST IMPACTで那須川天心を生観戦してきたぞ。すげえ楽しかったから、その感想を羅列していくぞ」   ギリギリのスキャンダルは注目を集めるには最高のネタ【2018ロシアW杯】, アニメ「メガロボクス」はあしたのジョーというよりサムライチャンプルーだよな?   い〜い試合でしたね。最初から右のオーバーハンドのタイミングが合ってた【結果・感想】, 我が阪神タイガース(ファンではない)の2020年助っ人総括。ボーア、サンズ、ガンケル、エドワーズ。異国での変則シーズン、お疲れさまでした, クロフォードvsブルック、案外いい勝負になると思うねんな。ブルックのピーキング次第、前半勝負だけどクロフォードの苦戦もあり得る?【予想・展望】, 辰吉寿以輝vs今村和寛感想。寿以輝はパパ吉に風貌、動きがそっくりやな。サウスポーが苦手っぽいのと、今村選手はやりにくそうだった【結果・感想】, アニメ「Dr.STONE」とかいう少年ジャンプ版美味しんぼ。一つの分野に特化した造詣の深さにタイムスリップを織り交ぜた壮大な科学少年物語【感想】, 那須川天心vsロッタン感想。呼吸するのを忘れたよねw すご過ぎてww パンチの那須川、キックのロッタンかな?【RISE 125感想】. 武尊のピークがあと1、2年と仮定すると、これから全盛期を迎える那須川とのマッチメークは急がなくてはならない。   それでも11年間で通算154戦っていったら、単純計算で年間14試合か。 まあ、何だかんだで武尊がRIZINに参戦するのが手っ取り早いんですけどね。 てか、ロッタンの21歳で戦績108勝40敗6分ってすげえな。 日本の格闘技のポテシャルって凄まじいんだぜ?」, 「プロレスやっぱりおもしれえw HEAT-UPとどろきアリーナ大会を生観戦。鈴木悟もプロレスデビューしたよ」, 「K-1は最強です。もう「新生」はいりません。武尊(たける)サイコーじゃ。S・フェザー級トーナメントで優勝」, 「亀田興毅vsロマゴン戦実現の可能性は? また、これは以前に言ったかどうか忘れたのだが、個人的に那須川天心はキックに関しては天才ではない気がしている。 前に出て打ち込むロッタンに対し、待ち構えてカウンターを合わせる那須川という展開なのだが、ロッタンの攻め方によって流れが大きく変わった感が強い。   クリーンヒットこそ許さない那須川だが、ロッタンの厳しい攻めにペースをつかめない。   'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document, 'script', 'twitter-wjs'); Copyright© 本日の解説クラブ , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.       キックの威力+圧力で那須川を後退させ、じわじわとダメージを蓄積させていく。 日本の格闘技のポテシャルって凄まじいんだぜ?」 ところが3R以降、ロッタンがパンチの比率を減らす。 中間距離でのキックの打ち合いではやや後れをとるものの、至近距離でのパンチ勝負では打ち終わりを狙って立て続けにカウンターをヒット。明確にラウンドを支配する。   主人公もモジャモジャ頭だし【感想】, ジェイコブスがセルジオ・モーラとの再戦を制す!! 中盤3Rに入ると、パワーで勝るロッタンが強烈なキックで那須川を後退させ、ロープ際での攻防を展開する。   大人の事情ってメンドイですよね。, 「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る 2016年9月9日(日本時間10日)、米・ペンシルバニア州にあるサンテンデル・アリーナで行われたWBA世界ミドル[…], 「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る   2018年4月15日に横浜アリーナで行われるWBC世界フライ級タイトルマッチ。同級王者比嘉大吾が、[…], 「ボクシング記事一覧リンク集」へ戻る   2018年10月6日(日本時間7日)、米・シカゴ州で行われたWBA世界S・バンタム級タイトルマッチ[…], ノニト・ドネアの相手がロドリゲスに変更? K-1立ち上げ... 大月晴明という選手をご存知でしょうか?   1Rは、どちらかと言えばお互いに様子見。 観ているこちらが、思わず生命活動を喪失してしまうくらい。     那須川天心とロッタン・ジットムアンノンの試合が行われた時タイに在住しており、現地でロッタンの評判をよく耳にしていたので、どのような試合展開になるか注目していた。, 天心は、ロッタンと戦う前に同階級(スーパーフェザー級/約59kg)の強豪であるスアキム・PKセンチャイジムとKnock Outの興行で肘ありルールで対戦しており、卓越したディフェンス能力と当て感で5R判定勝ちをしていた。, ロッタン戦はRISEの興行で肘なしのキックボクシングルールである上、スアキムより前に出てくるロッタンはカウンターを得意とする天心にとって相性がいいと考えられ、試合前は天心有利との声が多かった。, 試合は予想通り前に出るロッタンに対して天心がパンチのカウンターを合わせる展開が続いた。, 予想外であったのが、ロッタンのミドルキックを天心が腕に何発も被弾したことだった。4R、5Rにはミドルで腕を痛めつけられた天心のパンチの威力が落ちたように見えた。, パンチはほとんどもらっていないが、ロッタンの圧力で下がらされたことに加え、ミドルをもらい続けたことで、5R終了時点で判定負けでもおかしくない内容であった。, K-1のスーパーフェザー級(60kg)王者の武尊もラジャダムナンスタジアムのフェザー級(約57kg)王者のヨーキッサダー・ユッタチョンブリーと対戦した際にミドルキックを受けて腕に大きなダメージを負っている。, ヨーキッサダーは、ムエタイでは当日計量57kgで戦っており、武尊戦では前日計量60kg契約で実質2階級差のハンディがあったにもかかわらずである。, ムエタイ選手のミドルキックが異なるルールでも対応できるほどの武器になっている理由は、ムエタイの判定の採点基準にあると考える。ムエタイではパンチやローキックはあまりポイントにならず、腹やガードの上から腕を蹴るミドルキックや首相撲からの膝蹴りに高いポイントが与えられる。, このような判定基準になっている理由は2つあると考えられる。1つ目はムエタイ選手は月に1回のペースで試合をすることが多く、パンチの打ち合いで倒し倒されをしていたら選手がすぐに壊れてしまうため。, 2つ目はムエタイの観客の主な目的はギャンブルであり、ミドルの打ち合いや首相撲からの膝蹴りの攻防では同程度の力量の選手同士では競り合いになる確率が高く、どちらが勝つか最後までわからないスリリングな展開になりやすいためである。, 選手は採点基準に沿って勝つための練習するため、必然的にミドルキックと首相撲のに練習時間の大部分が費やされる。タイでムエタイジムの練習風景を見ると、サンドバック打ちではミドルキックが中心であり、パンチはサンドバックの揺れを整える程度にしか打たない選手が多い。, 天心が最も苦戦したロッタン戦の背景には、層の厚いムエタイ軽量級の厳しい競争環境で勝ち抜くために磨かれたミドルキックがあったといえる。, 格闘技ファンから対戦を熱望されている天心・武尊戦で、天心・ロッタン戦を引き合いに出して武尊が圧力をかけて優位に試合を展開すると予想する人も多いが、ロッタンと武尊ではキックの精度にかなりの差があるため、同様の展開にはならない可能性が高い。, 武尊はサウスポーの村越優汰戦でほとんどキックを当てることができなかったので、サウスポーでディフェンス能力がより高い天心にキックをクリーンヒットすることはできないであろう。, 天心・武尊戦は、武尊がパンチ、キックを当てることができずにイライラして強引に前に出てきたところにカウンターを合わせられて武尊が一方的にダメージを受ける展開を予想する。.