2008年 司法研修所修了・弁護士登録 rakuten_design="slide";rakuten_affiliateId="003734d3.092f182c.15933ccb.673cd244";rakuten_items="ranking";rakuten_genreId=0;rakuten_size="200x600";rakuten_target="_blank";rakuten_theme="gray";rakuten_border="on";rakuten_auto_mode="on";rakuten_genre_title="off";rakuten_recommend="on"; Copyright (C) 2020 ひっぷのぶろぐ All Rights Reserved. そして、「法学部といえばやっぱり司法試験かな」ぐらいの軽い気持ちで、司法試験を受けることにしたのです。 1951年5月18日生 日本の弁護士は約3万人ちょい、そのうち、女性は約5千人ちょい(女性医師の約10分の1)とまだ少ないです。 実家:未公開(カステラの文明堂?) ※ バリバリバリューにでていた文明堂双子令嬢は慶應法でともに司法試験を一発合格して . 2014年 NY州司法試験合格 きっとキャリアのスタートとなる弁護士になった頃から、自分の意志をもって人生を切り開いてきたんだろう。そう思って岡本さんに話を聞いてみたら、「全くそんなことはなくて」と首を横に振る。 「正直なところ、弁護士になったのも明確な目的意識があったわけではないんです。司法試験に向けて予備校に通い始めたのも、周りの皆が行ってるからというだけで。自分の長期的なキャリア設計なんて、当時は全く考えて … 大学のテニスサークルの活動やアルバイト等もしていましたし、大学の授業にも真面目に出席していました。, 何かを選択するとき、私たちは漠然と失敗やリスクを恐れ、安全・無難な道を選ぶ。 メルカリには日米の資格を持った若き弁護士、岡本杏莉さんがいる。弁護士→スタートアップというキャリアステップを選んだ理由とは? そこには資格や職種にとらわれない仕事観があった。, メルカリには、日米の資格を持った若き弁護士がいる。岡本杏莉さんだ。以前「会社は誰のもの?クックパッドの株主提案にみるコーポレート・ガバナンス」というnoteを、ふむふむと読んだ人もいるのでは?, 岡本さんは慶応大学在学中に旧司法試験に合格。その後、国内大手法律事務所にて勤務し、スタンフォード大学のロースクールでの留学を経て、現地で弁護士資格を取得した。, …と、ここまで聞くと弁護士エリートしての道を突き進んできた印象を受けるが、その後、2015年に選択したのは「メルカリにてリーガルやファイナンスを担当する」という道だった。, 弁護士として順風満帆なキャリアを歩んでいた岡本さんが、なぜ新天地にメルカリを選んだのか。なぜ、弁護士という職種の枠外へ一歩踏み出し、スタートアップの「中の人」になったのだろうか? 岡本さんに話を伺った。, ― 岡本さんがメルカリへジョインするまでのキャリアについて詳しく教えていただけますか?, 最初のキャリアは、西村あさひ法律事務所でした。すごく規模が大きく、トップファームであるがゆえに、大規模な案件から中小企業、ベンチャーに関係する案件など、弁護士としてさまざまな経験を積める環境でした。在籍している人たちもみんなプロフェッショナルで尊敬できる人たちでしたし、刺激的で面白かったです。, リーガルのプロフェッショナルとしての道を突き詰めていくのであれば一流ローファームにいることがベストだと思います。でも、私の場合は、数年間働いてみて、少し物足りなさを感じるようになってきたんです。, たとえばM&Aを担当する場合、クライアントから依頼された買収対象企業を調査し、契約書を作って交渉、そしてクロージングまで担当します。ですが、「なぜこの企業を買うのですか?」といった経緯など、リーガル面以外の経営戦略の部分に深く関わる機会はあまりありませんでした。, これは、弁護士の給料がタイムチャージ制で、時間をかけるほど支払額が高くなってしまうということも影響しているかと思います。クライアントは「リーガルのことだけ集中してやってくれればいい」となりますよね。そういった背景もあり、クライアントとの距離を埋められず、いちアドバイザーでしかないことに寂しさを感じていました。, ― 岡本さんは西村あさひの社内制度によってアメリカへ留学し、ニューヨーク州の司法試験にも合格しています。やはり、毎日勉強で大変だったのでしょうか?, もちろん勉強もするのですが、日本に比べてさまざまな国から来た人たちと交流し、話せる機会が多かったですね。授業だけでなく、シリコンバレーで活躍する起業家やVC、スタートアップの内部で働く法律家が行うセミナーや講演にも参加していました。, ― とくに印象に残っているエピソードはありますか?カルチャーショックを受けたこととか…。, いろんな人の話を聞いて印象的だったのは、みんなミッションドリブンだったことです。本当にやりたい、解決したい課題を事業にしている人が多くて、今までの私の働き方とは全然違うと思いました。, たとえば留学先のロースクールで出会った友だちには、弁護士とは違う「2番目の顔」を持っている人が多かった。フィリピン人の友だちは、弁護士でありながら、エナジー関連のスタートアップを立ち上げるための勉強をしていました。弁護士だけど音楽系スタートアップをやっている人もいましたね。, 実は、私が弁護士というキャリアを選んだのは「どうしてもやりたい」があったわけではありませんでした。, 「手に職があるといいな」とか、三段論法のようなロジックがある法律の思考方法や勉強方法が自分に合っていたことがきっかけだったりします。あと、ちょうどテレビなどでも企業を支える弁護士が取り上げられるようになった影響もあったり(笑)。なので、仕事に対して「自分にとってのミッションとは」と考えたことがあまりなかったんですね。, ― 日本とは職種の捉え方が違うんですね。弁護士であることより「自分であること」を大事にする感覚というか。, 海外では「弁護士」はあくまでも資格であり、それだけやっていればいい雰囲気ではないんですね。1つの武器にすぎない考え方でした。, 逆に、日本では仕事に対する考え方が硬直化しているように思いました。最近では私も含め、企業内に属するスタイルや、そのほかいろんなキャリアを選ぶ人が増えていますが、やはりまだ弁護士=法律事務所の発想が強いですね。, そうですよね。留学先の友だちやスタートアップの人たちと触れ合う中、改めて「社外アドバイザーではなく、事業の中からサポートできる存在になりたい!」と思いました。自分のリーガルスキル以外の部分をどんどん広げたいし、ビジネスの当事者になりたい思いが強まりました。, スタートアップが面白そうだと思っていたこと、それに加えて、インターナショナルな仕事があり、留学での経験も活かせそうだと思ったからです。, そもそもスタートアップの社内にリーガルを置く考えを持っているところはすごく少ないです。その点メルカリには、CtoCサービスを進めるため、早い段階から「リーガル体制を整えたい」という考えがありました。訴訟が多いアメリカでビジネスを展開するためにも、社内にリーガル体制はあったほうがいいですし。, スタートアップがおもしろそうだと思った理由として、、これからメルカリが成長していくにつれ、いろんなステージに応じてサポートできそうだし、自分のキャリアにおいても貴重な経験になる、と感じたからです。, 会社の規模が大きすぎると、大企業の法務部にいるのと変わらないですし、スキルも広がらない気がしました。, 日本とアメリカのリーガルを見つつ、ファイナンス関連も担当しています。特にアメリカの子会社にはリーガル担当者がいないので、メンバーとはもちろん、現地のローファームともやりとりしています。, この資金調達では「なぜ調達するのか」から投資家へのプレゼンまで、CFOとともにゼロから関わることができました。プレゼンのため、社内のいろんな部署でヒアリングもしたのですが、このプロセスを通じて、以前より会社への理解が深まりましたし、ますます好きになりました。, ― リーガルとファイナンスの両方を担当されたんですね。これは、岡本さんのキャリアやスキル面でどのようにプラスだったのでしょうか。, ファイナンスは、今までのリーガルのキャリアとは異なる経験でした。でも、実際にやってみると、隣接する領域でもあるなと感じました。たとえば私の場合、契約書作成・交渉やデューデリ対応ではリーガルでのスキルを活かしつつ、一方で、ファイナンスの分野としては新たに学んだ部分もたくさんあったんです。, 転職をするのであれば、今までの経験やスキルを活かしつつ、新しく学んでいける環境を選ぶのがいいと思っています。私にとってメルカリへの転職は、まさに今までのスキルを活かしつつ、新しいことに挑戦できています。資金調達のときは、そのバランスがうまくとれていました。, ― 日本では「弁護士なのにスタートアップへ行くの?」と感じる人も多い気がしています。, 「弁護士=安定」の印象はまだまだ強いです。実際に法律事務所で働いている弁護士たちもキャリアの観点では"守り”に入っている人も少なくないかもしれません。, でも、私は仕事をするのが好きなので、自分が面白いと思って打ち込めることをやりたいんです。メルカリを選んだのも、その考えが中心だったからかもしれません。, 留学時代の友だちは、失敗をリスクと思わない考え方を持っていました。むしろ、失敗は経験だと考えていましたし、起業するなど新しいことをしないと何も得られないと思っています。だからみんな、リスクを避けて大企業へ入ろうとしないんですね。, うまく言えませんが…(笑)。人生の中で大きな時間、要素を占めているものであり、自分の中ですごく大事なものであることは間違いないですね。大変なことも辛いこともありますが、仕事が充実していると楽しい。常にそうありたいなと思っています。, ― ありがとうございました。新たなキャリアへ踏み出すのは、いつだって勇気と覚悟が必要です。でも「自分は何をしたいのか」を軸に考えてみると、高く感じていたハードルも超えられるのかもしれません。, 新型コロナウイルスの影響によって進むリモートワーク。とくにテック企業でいち早く導入され、日々アップデートされている。リモートワークが当たり前となるなかで、いかに働き方を変え、さらに組織として戦っていくか。各社の取り組み、工夫、リモートワークのやり方などに迫ります。, 「新型コロナウイルス対策」に動き出すベンチャー・スタートアップ・テック企業を特集。コロナ対策としていま、僕らにできること、取り組み、新たな挑戦についてご紹介します。, 時代は平成から令和へ。そして訪れる「2020年以降」の世界。2020年からの「10年」をいかに生きていくか。より具体的に起こすべきアクションのヒントを探る連載企画です。お話を伺うのは、常に時代・社会の変化を捉え、スタートアップと共に"一歩先”を見据えて歩まれてきた投資家のみなさんや、未来を切り拓く有志者のみなさん。それぞれが抱く「これから10年間で現実的に起こり得ること」と「新しい生き方」の思索に, 「言葉が雑な人は、いいリーダーになれない」yutori 片石貴展の「言葉」との向き合い方を変えた一言, 月経・妊娠・更年期…女性を悩ますタブーをワクワクに変える。 フェムテック専門ファンド設立に込めた思い, note『弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった』で、作家人生がはじまっちゃった話|岸田奈美, よきリーダーでありたい。そんな願いを一つでも叶えるために。櫻本真理さんの、リーダー育成に込めた思い, 「何でやってるんだろう」は危険信号。やりたいことで人生を埋め尽くす、井上一鷹のキャリア論, まるでそこにいるかのように。吉藤オリィ氏と考える、ウィズコロナ時代の「分身ロボット」コミュニケーション, コロナで進路を閉ざされる若者を救え。日本初奨学金プラットフォーム『Crono My奨学金』の取り組み, 「従業員シェア」でリストラ回避を。従業員の成長&雇用維持に向けた「従業員シェアプラットフォーム」構想, 人は孤独が続くと死んでしまうから。家族型ロボット『LOVOT』に見るアフターコロナを生きるための癒やし, 「希望を持てる脳」を育てるために|脳神経発明家・青砥瑞人と考える、AIと2020年以降の世界, ドローンはスマホ化し、生活と混ざり合う|Drone Fund千葉功太郎が見る2020年以降の当たり前, ブロックチェーンの社会実装は、すでに不可逆|bitFlyer Blockchain 加納裕三, エン・ジャパンが総力を挙げて取り組む、人材採用・活躍支援プロジェクトの紹介ページ。, 日本最大級の転職・求人情報サイト。エンの社員が100%独自取材した転職・求人情報満載!, エンジニア向けWebメディア『エンジニアHub』から派生したエンジニア専門求人サイト。, 「エン転職」、「[en]派遣のお仕事情報」等、エンの求人を、職種・雇用形態・年収など様々な条件で検索!, 年間5,000万ユーザーが利用。会社の口コミや年収・残業時間などが、すべて無料で閲覧出来ます。, 日本No.1のインターン掲載数!大学生向け長期実践型の有給インターンシップ求人サイト.