問題7.「⑧責められわびて、さしてむと思ひなりぬ」、「㉔わが心 なぐさめかねつ」の現代語訳を答えよ。 ⑧. ©Copyright2020 大学受験プロ.All Rights Reserved. 行く先多く、夜もふけにければ、鬼ある所とも知らで、⑤神さへいといみじう鳴り、雨もいたう降りければ、あばらなる倉に、女をば奥におし入れて、男、弓、⑥胡籙を負ひて戸口に居り。, ⑦はや夜も明けなむと思ひつつ⑧ゐたりけるに、鬼はや一口に⑨食ひてけり。「あなや」と言ひけれど、神鳴るさわぎに、⑩え聞かざりけり。, ⑪やうやう夜も⑫明けゆくに、⑬見れば、率て⑭来⑮し女もなし。足ずりを⑯して泣けども、⑰かひなし。, 問題4.⑮、⑯、の「し」における文法的説明として適切な記号を、次の「ア~オ」の中から一つ選んで答えよ。 ⑩ →「り」は存続の助動詞「り」の連用形、「けり」は過去の助動詞ということが考えられます。, ④用言と助動詞をつなげて訳を考える まず、古文を構成しているそれぞれの品詞(例:形容詞・連体詞・接続詞・etc,,,)10種類をはじめに解説します。 その際に用言(活用することば)・体言の意味と、どの品詞がそれぞれに当たるのかを紹介します。 ⑦. →「読み」という連用形についているので、直後の「なむ」が連用形接続の何かということが推測できます。しかし、「なむ」となる助動詞はないため、「な」「む」に別れると判断します。, ③その助動詞の意味を考える →同じくこの文の用言は「読む」という動詞で、「読み」が“読む”の「連用形」になります。, ②直後についている助動詞が何かを判断する 6 形容詞と形容動詞 文法教室 品詞 No. ア.サ行変格活用の動詞  イ.サ行四段活用の動詞  ウ.過去の助動詞「き」の連用形  エ.過去の助動詞「き」の連体形  オ.形容詞の一部, 例:「い は/れ/ず。」 品詞の分類についてと、そのうちの活用する自立語(用言)に動詞、形容詞、形容動詞があることを確認した上で、このページのプリントでは動詞の活用について詳しく学習し、練習問題で理解を確認します。 スマホで学ぶサイト、 スマナビング! All Rights Reserved. 「理系で古典が苦手」といった人から『0から古文を学び直してみたい』と言う方まで、わかりやすく基礎の基礎から古文を解説するシリーズです。, できるだけ”丸暗記”にならないよう、理解しながら覚えるための“イラスト”や解説を挟みながら進めていきます。, 2019年8月29日:(NEW!):古文文法の総まとめページを作成しました!この記事の最後にリンクを置いています。, 古文を読めるようになるには、英語などの言語を学ぶ時と同じように、『単語』・『文法』そして、『(その国や時代の)一般的な教養/常識』が必要になります。, その文法も「動詞」や「助詞」などの”品詞”の意味が分からないと、いくら解説文を読んでも??となってしまいます。そのため、今回は「品詞」の種類と意味を学んでいきます。, グループに分けて、うまく覚えていきましょう。英語など別の言語や、現代の日本語と対応させて考えてみるのも一つの手です。, 自立語は以下の8種類の品詞から成り、その名の通り「単独で」意味が分かる語という風に今は考えておいてください。, まず初めは「動詞」からです。動作を表す”動作動詞”や状態を表す”状態動詞”などがあり、特に難しいことはないと思います。ただし、, 形容動詞は英語などでは出て来ませんね。ほぼ形容詞と同じ様な働きをしますが、『活用』の仕方が異なっています。(「ナリ・タリ活用」), (再確認:ここまでの『動詞・形容詞・形容動詞』は活用(次回「(作成中)活用とその覚え方」で解説)するため、『用言』と言う名前がついています。), これから先の以下の4品詞は、優先度が少し下がるので(特に初めのうちは)必要な時に見返す様にしましょう。, 付属語(全2種類)と自立語の最大の違いは、”付属語のみでは成立せず、常に自立語とともにある”という点にあります。, そんな付属語ですが、助詞と助動詞は読解や文法問題を始め、もっとも問われる品詞であり、最重要と言えます。, 先述した通り、古文において最重要の品詞です。助詞と合わせてどれだけしっかりち理解できているかによって、古文の成績が左右されます。, ※助動詞は【活用・意味・接続・識別】など覚える事が多いので、本シリーズ中の【助動詞編】でそれぞれのコツや識別のテクニックを含めて紹介します!, いずれも読解時に非常に重要になる (+接続/識別でKeyとなる)ものばかりなので、少しずつ覚えていきましょう。, これからの続編では、品詞の中でも特に重要なものと、それらの『活用』・『識別』・『接続』等々・・・について最小限の記憶で済む様に解説していきます。, 第1回から最新記事までをまとめた「古典文法の解説記事の総まとめ」を作成しました。ぜひブックマークして、復習・予習に役立てて下さい!, 「スマナビング!」では、読者の皆さんのご意見/ご感想や、記事のリクエストの募集を行なっています。 ぜひコメント欄にお寄せください。, ・お問い合わせ/指導のご依頼等に関しましては、記事上部の「指導/お問い合わせページ」からご連絡下さい。. 自分の古文力がないだけかと思いましたが、得意な友人に聞いてもあまりいい評判はありませんでした。 amazon. ⑬品詞分解:「負 は れ に け り」 ⑬現代語訳: 問題6.⑱腹立て、⑲腹立ち、の主語をそれぞれ答えよ。 ⑱ ⑲. ⑬品詞分解:「負 は れ に け り」 ⑬現代語訳: 問題6.⑱腹立て、⑲腹立ち、の主語をそれぞれ答えよ。 ⑱ ⑲. ©Copyright2020 大学受験プロ.All Rights Reserved. ず=助動詞・打消・終止形, 問題6.「①女のえ得まじかりけるを」、「⑤神さへいといみじう鳴り」、「⑦はや夜も明けなむ」、「⑩え聞かざりけり」の現代語訳を答えよ。, 問題7.「⑱白玉か  なにぞと人の  問ひしとき  露と答へて  消えなましものを」の和歌における「露」の縁語を答えよ。また、この和歌の現代語訳を答えよ。. 文法教室 品詞 No. 第3問:古文(50点) 第4問:漢文(50点) 単純にこのようになっています。センター試験と全く変わりません。 では次に問題数と設問ごとの配点を見ていきます。 第3問:意味3問(1問5点)、読解5問(1問7点) 第4問:意味2問(1問4点)、読解6問(1問7点) 試験で古文読解の問題が出題された場合に、品詞分解を活用すれば文法事項を答える設問にも古文を訳す設問にもしっかりと対応できます。 さらに、品詞分解を繰り返し行っていけば、古文の同じようなパターンのようなものが見えてきます。 →「読め」と「り」と「けり」をつなげて、訳は「読んでいた」ということがわかります。, ②直後についている助動詞が何かを判断する 品詞分解をすれば、初見の文章でも、一見難解と思う文章でも簡単に訳せるようになります。. →「読み」と「ぬ」と「らむ」をつなげて、訳は「読んでしまっているだろう」ということがわかります。, ②直後についている助動詞が何かを判断する ㉔ 品詞の分類についてと、そのうちの活用する自立語(用言)に動詞、形容詞、形容動詞があることを確認した上で、このページのプリントでは動詞の活用について詳しく学習し、練習問題で理解を確認します。 古文単語、助動詞などの文法までは順調だったけど、長文の読解力がなかなか上がらない。 こう悩んでいる人はもしかして、単語・文法が完成してすぐに長文問題を解いてはいませんか? 単語・文法が身についたからといって、すぐに古文長文が読めるようにはなりません。 全部の問題に品詞分解があれば、より良かったです。 amazon. 郵便番号344-0038 埼玉県春日部市大沼一丁目76 埼玉県春日部地方庁舎2階. →「読め」という已然形についているので、直後の「りけり」が已然形接続の何かということが推測できます。しかし、「りけり」となる助動詞はないため、「り」「けり」に別れると判断します。, ③その助動詞の意味を考える 中学国語の品詞についてまとめました。簡単な見分け方や例をまとめた表があり、問題を解く際の教材として使ってください。また、練習問題も一問一答形式や文章問題形式も準備しました!ぜひ、普段の勉強や受験対策に使ってください! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「品詞を分類しよう」「古文を読解するには品詞分解が大切」などのように、古文を勉強していると幾度となく「品詞」という言葉を聞いたり目にしたりしますよね。, 幾度となく出現するということは、しっかりと品詞を理解しておかないと、その都度理解できずに苦労することになります。これからも何度も触れることだからこそこのタイミングで理解を深めてマスターしていきましょう。, 「品詞とは何なのか?」「どうやって品詞を見分ければいいのか?」などを詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。, 古文は言語のひとつなので、文法が非常に重要になってくる科目です。文法を知らないと古文は読めません。, 品詞とは何か?ということは次のパートで詳しく解説しますが、古文の文法を学ぶ際に、「動詞」や「助動詞」などの品詞に関するそもそもの基本的な知識を知らないと、いくら授業を聞いても、解説を読んでも何も理解できません。古文の試験でよく問われる品詞分解の問題も品詞を知らないと答えられません。, 品詞の種類や意味といった知識は、古文の文法を学ぶ上でのいわば「大きな柱」となる知識です。これがないと成り立たないといっても過言ではありません。, なので、古文の文法を理解するための前提知識となる基本的な知識として、どのような品詞があるのかを知る必要があります。, これだけではいまいち理解できませんよね。具体的にどのように分類していくのかを下の図を用いて説明していきます。, しかし、この手順に入る前にひとつやっておくことがあります。それは文の「文節」を捉えることです。, 文を文節で区切る方法として一番有名なのが「ネ」を入れる方法です。中学校でやった人も多いのではないでしょうか?, 少し(ネ)明かり(ネ)て、 むかし、男ありけり。①女のえ得まじかりけるを、年を経て②よばひわたりけるを、からうじて盗み出でて、いと暗きに③来にけり。, 芥川といふ川を④率て行きければ、草の上に置きたりける露を、「かれは何ぞ」となむ男に問ひける。 ③品詞分解:「来 に け り」 ⑨品詞分解:「食 ひ て け り」 問題6.「①女のえ得まじかりけるを」、「⑤神さへいといみじう鳴り」、「⑦はや夜も明けなむ」、「⑩え聞かざりけり」の現代語訳を答えよ。 ①. 教育局 東部教育事務所 学力向上推進担当 . いは=動詞・四段・未然形 第3問:古文(50点) 第4問:漢文(50点) 単純にこのようになっています。センター試験と全く変わりません。 では次に問題数と設問ごとの配点を見ていきます。 第3問:意味3問(1問5点)、読解5問(1問7点) 第4問:意味2問(1問4点)、読解6問(1問7点) →「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形、「き」は過去の助動詞ということが考えられます。, ④用言と助動詞をつなげて訳を考える 6 形容詞と形容動詞 解答 「形容詞」と「形容動詞」、それぞれの特徴と、「形容動詞かどうかの見分け方」について解説しています。 ・彼は中学生だ。 ・彼は生意気だ。 古文の試験でよく問われる品詞分解の問題も品詞を知らないと答えられません。 品詞の種類や意味といった知識は、古文の文法を学ぶ上でのいわば「大きな柱」となる知識です。これがないと成り立たないといっても過言ではありません。 紫だち / たる / 雲 / の / 細く / たなびき / たる。, 自立語はその単語自体で意味がわかる言葉、付属語は反対にその単語自体で意味がわからない言葉のことを指します。, 活用するかどうかは、その単語が様々に形を変えて文章で使われるかどうかで判断します。, 例えば「紫だち」は「紫だつ」「紫だて(ば)」などと形を変えて使われます。一方、「雲」はどんな文章でも「雲」という形を変えることはありません。, これは自立語のみ考えます。付属語はこれまでの2つの段階で、もうすでに品詞が決まっています。, 活用するか活用しないかで仕分けた後、自立語の中で「述語になるもの」「主語になるもの」「主語にならないもの」を見極めます。, 自立語で活用するものは、先ほども述べたように文章中で形を変えるので述語になります。, 自立語で活用しないものの中で、「雲」は主語になりますが、「少し」は主語にはなりませんよね。, ここからは、3つの段階を経て、最終的にどのような品詞に分類されるのかを紹介します。, 古文の品詞は、自立語8種類と付属語2種類の合計10種類あります。自立語と付属語に分けてひとつずつ見ていきましょう。, 動詞は、行動や存在を表す言葉です。現代語や英語でも動詞は存在するので身近だと思います。, 古文の動詞は「書く」「読む」のように、終止形が主に五十音のウ段の音で終わります。(ラ行変格活用を除く), 例文の中だと「明かり(終止形は「明かる」)」「紫だち(終止形は「紫だつ」)」「たなびき(終止形は「たなびく」)」が動詞です。, 古文の形容動詞は「あてなり」「堂々たり」のように、終止形はがなり」「たり」で終わります。, ここまでの「動詞」「形容詞」「形容動詞」をまとめて用言と言います。用言はすべて活用し、述語になります。, 名詞は、ものの名前などに使います。名詞も現代語・英語で使う品詞で身近なのでわかりやすいと思います。, 自立語の中では、ここまで紹介した「動詞」「形容詞」「形容動詞」「名詞」の4つの品詞が特に重要です。, ここから紹介する4つの品詞は比較的重要度は低く、取り扱う優先度も下がるので出てきたときに確認して覚えていくのが良いでしょう。, 副詞は、状態を表す言葉で、用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾する働きがあります。, 連体詞は、名前の通り「体言を連なる」品詞です。つまり、名詞を修飾する働きがあります。, 接続詞は、文と文をつなぐ働きがあります。現代語や英語にもあるので馴染み深いですね。, この「副詞」「連体詞」「接続詞」「感動詞」はどれも、活用せずに主語にならない品詞です。, 続いて付属語です。付属語は、付属語のみでは成り立たず、常に自立語と一緒に使われます。, この2つの付属語は、文法問題や読解問題などでよく問われる品詞なので非常に重要です。, ここまで説明したフローをまとめる形になりますが、もう一度復習してしっかり見分けられるようになりましょう。, 文章でまとめるとこのようになりますが、以下の表でイメージとして覚えたほうがすんなり頭に入ると思います。, この手順で考えていけば簡単に品詞を見分けることができるので、ぜひたくさんの古文に触れて慣れていくようにしてください。, これから多くの文法事項を学んでいくにあたって、今回紹介した品詞の知識は必須になってきます。, そして、古文の試験でよく問われる品詞分解に対応するためにも品詞について理解する必要があります。. 仁和寺にある法師 このテキストでは、徒然草の一節「仁和寺にある法師」の品詞分解を記しています。 ※徒然草は兼好法師によって書かれたとされる随筆です。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。 中学国語 文法 【品詞の分類】【活用する自立語-動詞の活用】 練習問題プリント. →「な」は完了の助動詞「ぬ」の未然形、「む」は推量の助動詞ということが考えられます。, ④用言と助動詞をつなげて訳を考える 古文上達基礎編と違って古文上達の56は解説めっちゃ端折られてんだよなー (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 古文の点数を上げていくために必要になってくる「品詞分解」。しかし、この品詞分解を苦手としている受験生も多いです。品詞分解がうまくできないから古文の点数が伸びていかない受験生を何人も見てきました。, なので今回は「この手順でやれば必ず誰でも品詞分解ができるようになる!」という古文の品詞分解のやり方・コツを紹介していきます。, まずは、古文でなぜ品詞分解をすることが必要なのかをお話していきます。当然、意味もなく品詞分解を行うわけではありません。, 古文で品詞分解を行う理由は、試験で点数を取るために必要な要素になってくるからです。, 品詞分解ができないとその文の正確な意味を読み取ることができず、古文が理解できなくなってしまいます。, 品詞分解がうまくできない人は古文の点数も伸びていきません。品詞分解ができるかできないかは古文の成績に直結するものと言えます。, では具体的に古文の品詞分解は何なのでしょうか?ここでは、古文の品詞分解の役割を説明していきます。, やうやう / 白く / なりゆく / 山際、/ 少し / 明かり / て、/ 紫だち / たる / 雲 / の / 細く / たなびき / たる。, 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。, 品詞分解は、古文が何を意味しているのかを理解しようと思った際に、このように品詞(単語)ごとに分解して、ひとつひとつの品詞を分析していく方法です。, そしてそのひとつひとつを分析したものを組み合わせることによって、文章として古文を理解することができます。, どういうことかわからないかもしれないので、品詞分解をわかりやすく説明するために身近な料理に例えてみます。, カレーを作ろうとする時に、当然最初から完成したカレーを作ることはできませんよね。まずはカレーに必要な材料をひとつひとつ集めていき、それを調理しながら組み合わせてカレーというひとつの料理を作り上げます。, これと同じ工程を古文でもやっていけば、どんなに難しい文章でも理解できるようになるのではないかというのが古文の品詞分解です。, この文章は枕草子の『春はあけぼの』という古文で有名ですが、初見ではどういう意味か理解できません。, しかし、品詞ごとに分解し、ひとつひとつの品詞を分析して訳していけば段々と理解できるようになってきます。, 春は明け方が良い。だんだんと白くなっていく空の山際の辺りが、少し明るくなって、紫がかっている雲が細く横に長引いている(のはとても趣深い)。, このようにパッと見ではその文が訳せないときに品詞分解を行います。品詞分解をすれば、初見の文章でも、一見難解と思う文章でも簡単に訳せるようになります。, なので、模試や入試で初見の文章を見たときでも、品詞分解をすればその文を理解できるようになります。, 試験で古文読解の問題が出題された場合に、品詞分解を活用すれば文法事項を答える設問にも古文を訳す設問にもしっかりと対応できます。, さらに、品詞分解を繰り返し行っていけば、古文の同じようなパターンのようなものが見えてきます。普段の問題演習から品詞分解を行うことで、そのパターンを見つけ出していきましょう。試験本番でも役立つ知識になっていきます。, しかしこの品詞分解を何の知識もない状態から行うのは不可能です。つまり、品詞分解を行うためには古文の前提知識がないとできないということです。, なのでここでは、品詞分解を行うために必要な古文の知識を紹介します。品詞分解を行うために、まずはこの前提知識を身につけるようにしてください。, 品詞分解をするためにまず身につけないといけないことが、「用言」をしっかり見分けられるようになることです。, この文のこの動詞は、未然形なのか、連用形なのか、連体形なのか、などという「用言の活用」を見分けられるようになりましょう。, 具体的な用言の説明、見分け方などはこちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。, 「品詞分解をするまでに覚えることがたくさんあって大変…」「いろんなことを同時に考えないといけなくて面倒だなあ…」と思うかもしれませんが、覚える量だけだったら日本史や世界史などの歴史科目よりも断然少なく、論理的に考える力であったら数学よりも簡単です。, 最初は苦戦するかもしれませんが、やっていくうちに慣れていき、どんどんわかるようになっていきます。, つまり、誰でもやれば絶対にできるようになるのが品詞分解であり、古文という科目でもあります。, 品詞分解をするにあたって必要な前提知識もわかったところで、いよいよここでは一番重要な品詞分解のやり方を解説していきます。, では具体的にどのように品詞分解を行っていけばいいのかを、簡単な例文を使って解説していきます。, ①用言を見つけて活用形を考える