根鉢の大きさの2倍の深さ、幅の植え穴を掘り、元肥として腐葉土か完熟堆肥などを混合して植えつけます。根が切れやすいので注意して、根鉢を軽くくずして植えつけましょう。植えつけ後には、根鉢のまわりに十分に水を注ぎます。絡み合っているつるはほぐして、支柱やネットなどに誘引します。, さし木:8月上旬から9月下旬、その年に伸びた枝を2~3節ずつ切り取ります。節の下1cmのところをナイフやカッターなどで斜めに切り、赤玉土小粒やさし木用土にさします。日陰に置き、乾燥させないように管理します。, 剪定:春から夏にかけて旺盛につるが伸び、成長が止まる秋から冬の低温期に花芽がつくられます。このため剪定は、花後なるべく早い時期に、主となるつる以外の、わきから出たつるを間引く(切り除く)方法で行います。全体を切り戻すように強く剪定すると、翌年の花が咲かない原因となります。 ジャスミンは比較的簡単に育てられる植物として日本でもガーデニングで人気の植物のひとつです。そんなジャスミンが、時として花を咲かせないことがあるようですね。ジャスミンの花を沢山さかせるコツをご紹介しています。また、ジャスミンの花言葉は色によっても異なります。 ジャスミンは涼やかな香りをまとったかわいい白い花が魅力的です。そんなジャスミンの、家庭での育て方を知っておきましょう。地植えや鉢植えでの育て方に挿し木での増やし方、また苗の植え替え時期や開花期、剪定の時期などもあわせて紹介していきます。, 爽やかでほんのりと甘い香気を放つこの花は漢字で「茉莉花」と書きます。小さくかわいい花を咲かせ私たちの心を癒してくれます。, 「愛らしい・愛想のいい」という花言葉の他に「優美」や「官能」という花言葉を持ちます。かわいい姿の中にもどこか蠱惑的な魅力を持つこの花にピッタリな花言葉です。また、ジャスミンは、花の色によっても別の花言葉を持っています。, 「温和」と「柔和」です。温かで優しく物柔らかなイメージです。また、それとは正反対に「好色」の花言葉も持っています。, 「優美」「上品」「優雅」です。黄色い花の方は、かわいらしさよりも凛とした美しさが際立っています。, ジャスミンの品種はとても多くて、世界中に数百種類はあるといわれています。ここではその中でも特に名高い「はごろも」「ホワイトプリセス」「マダガスカル」「マツリカ」の4つの種類をご紹介します。, 強い香気を放つ白い花を持つ「はごろも」は、長く花の時期が楽しめるのが特徴です。木が低めのつる植物ですので、行灯仕立てにして鉢植えで楽しみます。病気になりにくく育てやすいので初心者にもおすすめです。耐寒性は少し低いですが、日当たりがよく北風の吹きこまない場所になら地植えで栽培できます。, 原産地は中国の雲南省。開花期は4月~5月の間!鉢植えの場合、冬場は室内の日当たりのいい場所に移動させよう!, @sabo.sabocoがシェアした投稿 - 2020年 7月月29日午後9時04分PDT, 透明感のある純白の花は、まさにホワイトプリンセスを名乗るのにふさわしい可憐さで、香りもよく花付きもいいので人気があります。半つる性で誘引が難しいですが、それを除けば比較的育てやすく初心者向けです。温暖な地域では地植えも可能です。開花期は、5月初旬~10月下旬までで花の時期を長く楽しむことができますよ。, たっぷりと日の光を当ててあげましょう。育てて3年目以降には、ぐんと増えるのでこまめに剪定してくださいね。, 常緑で半つる性の低木です。八重に咲く白い花はぼってりと肉厚で、中国では昔からジャスミンティーやお酒の匂いづけ、漢方薬など幅広い用途で利用され親しまれてきました。また、浄土で香る花とされ、仏教国では特に珍重されています。開花期は7月~9月です。, マツリカは、花の時期が長いのも特徴だよ。香り高く気品のある花だから贈り物にしても喜ばれるね!, マダガスカル原産で常緑のつる性です。名前も香りもジャスミンによく似ているのでその名前が付けられましたがガガイモ科の別の植物です。暑さへの耐性は低く日当たりのいい場所では枯れてしまいます。日照時間が不足しても枯れやすくなるので鉢植えにしてこまめに移動させるのがおすすめです。開花期は4月~9月です。, ウエディングブーケにもよく使われます。切ると乳白色の液体がにじみ出てくるのは、ガガイモ科の植物の特徴です。, 日本とは気候の違う熱帯や亜熱帯が原産なので、育てるにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。その方法を見てみましょう。, reika(@reika201408)がシェアした投稿 - 2019年 6月月22日午前12時00分PDT, 育てる方法の1つ目のポイントは苗の品種選びです。ホームセンターや園芸店では苗で売っていますので、育てやすい品種や種類を選びましょう。上でも紹介した「はごろも(ハゴロモジャスミン)」や「ホワイトプリンセス」「マツリカ」「マダガスカルジャスミン」の他にも「オオバナソケイ」や「コモンジャスミン」も育てやすい種類です。, 土づくりも大事なポイントの1つです。水はけのいい中性かアルカリ性寄りの土を作りましょう。培養土を使う場合は、ハーブ用培養土が適しています。自分で配合するのなら赤玉土6:腐葉土4の割合で配合してください。地植えする場合もこの配合の土か培養土を使います。水はけが悪いと枯れる原因になるので注意しましょう。, 育てる方法の3つ目のポイントは、年2回の肥料をあげるタイミングです。春につるを伸ばすので、それ以前の2月~3月に1度目の追肥を行いましょう。2度目は開花の後に行いましょう。開花期は品種によって違いがあるので注意してください。使う肥料は、固形の油粕や緩効性の化成肥料が望ましいです。, 水やりも大事なポイントの1つです。乾燥に弱いので、鉢植えの場合は欠かさず水やりを行います。水やりは、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりとあげましょう。地植えの場合は定期的な水やりは必要ありませんが、日差しの強い夏場だけは、毎日水やりをおこなってください。, とても繁殖力の強い植物ですので、年に1度の摘心や剪定が重要なポイントです。主要なつるを残して大胆に剪定してしまいましょう。主要なつるを剪定するさいは、つるを切りすぎないように注意してください。切りすぎると翌年花がつかなくなります。剪定や摘心の時期は花後なるべく早くが望ましいです。, Sae(@sae.nrg)がシェアした投稿 - 2019年 6月月2日午前6時41分PDT, 苗の植え替えも大事なポイントです。苗は生育がよく根が張るので、鉢植えで育てるさいは頃合いを見て植え替えをしてあげましょう。大きく育った苗を小さい鉢のまま育てると、水はけが悪くなり枯れる原因になります。, 冬場でも外気温が2℃以下にならない温暖な地域なら、地植えでも栽培できます。その方法を見てみましょう。, 地植えでも鉢植えでも、植え付けや植え替えは寒さが過ぎたころの3月中旬~4月中旬ごろ。または、暑さが過ぎ寒くなる前の9月下旬~10月下旬ごろが最適です。挿し木から育った苗の植え付けも同じ時期に行います。植え付け前には絡まっているつるをしっかりとほぐしてあげ、支柱にしっかりと巻きつけましょう。, 地植えは移動ができないので場所選びは慎重に行いましょう。ジャスミンは日光が好きな植物ですが、夏場の強い日差しを浴び続けると葉が枯れてしまうので半日陰になる場所を選びます。土は水はけや病気予防を考えて、穴を掘り培養土か自分で配合した土を入れて使いましょう。彫る穴の大きさは、深さも幅も根鉢2倍の大きさが目安です。, 鉢植えでの栽培と違って、地植えでの栽培方法は大きく育てることができるので、剪定も数年に一度でかまいません。樹形を整えたい場合などに不要な枝を剪定しましょう。. これ、かっこイイぜ!~ここに宇宙が!? なお、鉢植えでは、背が高い支柱に交換し、つるを巻き直します。. 主婦が使う情報サイト「shufuse(シュフーズ)」お金や暮らし、家事など主婦に役立つ便利なコラムが盛りだくさん!, 2020/3/27 ジャスミン茶でおなじみのジャスミン。甘いまったりとした香りが印象的で、かわいらしい花を咲かせます。鑑賞用としても愛されているジャスミンですが、ジャスミンという名前のつく植物は数種類あり、なかには別の品種で毒のあるものもあります。 あんどん仕立てにすれば、鉢植えでも栽培できます。春から秋までは戸外で十分に日に当てて育て、冬は室内に取り込みます。, 庭植えでは、特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。 Copyright © 2020 観葉植物ブログ緑組 植物の育て方 All Rights Reserved. ●開花しすぎてもちょっと匂いが…ってこともある。その時はジャスミン水や、無水エタノールに花を入れて「ジャスミンの香水」を作ってみると良いかも(本当に香水になるかは知らない)。, ●ガーデナーの本能で意味もなく挿し木で増やす。, ●窓辺に一年中置きっぱなしって人もいる。, ●昨今では温暖化のせいか関東でもジャスミンが戸外で越冬する(千葉とか)たしい。ただし鉢植えで管理すること。落葉はするが枯死まではしないらしいです。, ●葉っぱがほとんど落ちていても、枝は生きているかもしれない。「, ●八重のジャスミン(マツリカ)を「ピカケ」と呼んでいることがある。商品名か品種名かよく分からない。一重と八重は香りは同じ。, 根が生きていれば春には株元から新芽が出てきます。なので冬の間も水やりはストップせずに継続させてください。, 茉莉花・アラビアンジャスミン・マツリカ・ピカケ・サンバク. ジャスミンは涼やかな香りをまとったかわいい白い花が魅力的です。そんなジャスミンの、家庭での育て方を知っておきましょう。地植えや鉢植えでの育て方に挿し木での増やし方、また苗の植え替え時期や開花期、剪定の時期などもあわせて紹介していきます。 芳香剤にも使われるよい香りで、秋の季節を感じさせる金木犀(キンモクセイ)。金木犀(キンモクセイ)は常緑樹であり、剪定の仕方... 枝葉は繊細で軽く、さらさらと風に揺れる姿が涼しげなプリペット。生垣にもよく使われ、葉色にバリエーションがあり、「プリペット... 海岸付近で見かけることが多いトベラは、強烈なにおいを放つことでも有名な植物です。ところが実や花は観賞用や庭木として人気があ... スダジイという植物をご存知ですか?スダジイは秋になるとどんぐりが楽しめる植物です。今回はスダジイの特徴やにおいの正体、栽培... シルバーグリーンの葉が美しいオリーブはどんな花をつけるのでしょうか。白く小さな花は観賞価値も高く、夏の訪れを告げてくれます... エゾマツ(蝦夷松)という樹木をご存知ですか?北海道の木にも指定されている植物で、大きいものでは樹高が40mほどまで育つのが... 季節を問わず楽しめる植物ヤブコウジの育て方をご存知ですか?今回は植え付けに適した時期や剪定の方法、増やし方などヤブコウジの... センリョウやマンリョウと並んで縁起がよいといわれる植物、ヤブコウジを知っていますか?ヤブコウジは赤い実が特徴的なヤブコウジ... マテバシイは日本固有種のブナ科の樹木です。葉っぱが大きく、どんぐりをつけることが特徴です。マテバシイは丈夫な樹木ですので、... アカガシはブナ科コナラ属のどんぐりのなる樹木の一つです。アカガシのどんぐりはぼうしに毛がはえていて、とても可愛らしいです。... タラヨウという木をご存知でしょうか。はがきの語源になったことから「はがきの木」「郵便局の木」などの別名を持つ常緑性高木です... 家を象徴するシンボルツリー(庭木)ですが、常緑樹がおすすめです。そこで今回は、定番の人気常緑樹をランキング形式にして紹介し... 夾竹桃(キョウチクトウ)は、魅力的な花を咲かせる一方、死亡事故の可能性のある猛毒をもっている身近な樹木です。今回は主に夾竹... キャラボクはほぼ全国で見られる常緑性低木で、イチイの変種です。丈夫で手入れがしやすく、庭木や生垣としてよく利用されています... ヒイラギモクセイは、その名のとおりヒイラギに似た葉をもち、モクセイのような香りの花を咲かせる樹木です。常緑で強い刈込みにも... 常緑樹は年中緑の葉を茂らせる樹木です。沢山の種類がありますが、ここではシンボルツリーにもおすすめの人気の常緑樹をいくつかご... 常緑低木とは、季節に関係なく常に緑色の葉をつける樹木のことです。庭に植えると、自宅を象徴するシンボルツリーになるのでおすす... バンマツリは半耐寒性で半常緑の低木です。その中でも庭木としてよく知られていているのがニオイバンマツリです。春から秋の季節に... ミヤマシキミは、香りのよい花とかわいらしい蕾を咲かせることから庭木として人気ですが、葉や実には毒性があるため注意が必要です... 常緑低木のクフェアには250種類もの品種があり、花の色や植物の姿もさまざまで選ぶ楽しみがあります。育てやすく管理のポイント... 月桂樹の葉のことをフランス語で何というでしょうか?その名はローリエと呼ばれ、広く料理に使用されています。月桂樹は、その葉を... ジュズサンゴは、赤いサンゴのような可愛い実がなります。初夏から秋にかけて長い間、数珠のように連なる花と実を同時に楽しめるの... 野牡丹(ノボタン)という花をご存知でしょうか。濃紫色の花がとても美しく、丈夫で育てやすいとされている一方で、「つぼみが落ち... スカイロケットは耐暑性や耐寒性が強く、育て方も簡単で初心者におすすめの常緑樹です。葉が密に茂る性質を生かし、間隔をつめて植... 真柏(シンパク)は、盆栽と聞いてまず想像する樹木ではないでしょうか。真柏はとても特徴的な植物です。植木や盆栽としての特徴や... ブルーアイスは、名前のとおり青く輝くように美しい葉をつけるのが特徴で、庭に涼しげな印象を与えてくれる植物です。耐寒性が強く... 一輪だけでも圧倒的な存在感を放つプロテア。その花はエキゾチックで美しく、南アフリカの国花にもなっています。丈夫で花もちのよ... 南天(ナンテン)は赤い実が特徴の常緑低木です。どこから切っても育つ生命力のある植物ですが南天の樹形をきれいに保つには伸びす... 幹を傷つけると流血するかのごとく朱色の樹液を流す竜血樹。その赤い樹液は「竜血」として漢方薬や染料として現在でも利用されてい... 日本の庭園にとって、きれいに剪定された松は切っても切れない存在でしょう。しかし、自宅の庭などで育てるとなると剪定に失敗する... ソテツ(蘇鉄)の育て方をご紹介します。九州から沖縄に分布するソテツは丈夫で育てやすく、鉢植えでも地植えでも楽しめるおすすめ... ビバーナム・ティヌスをご存知ですか?花も実もとても魅力的な常緑低木です。お庭に植えても鉢植えでもガーデンにすっと馴染んで素... 山野や山地で赤い果実と花を一緒につけた葉の裏が白い樹木をみたことがないでしょうか。その樹木こそ、シロダモです。シロダモは果... マンチニールは、世界一危険な有毒植物といわれています。葉や実は、まるでリンゴのようですが、誤って食べてしまうと大変なことに... イチゴノキ(ストロベリーツリー)という木をご存知ですか?イチゴと聞くと、畑で実る苺を思い浮かべますが、イチゴノキは全くの別... ケッパー(ケーパー)は、洋風料理に用いられる植物です。観賞用としても美しいケッパーの花の蕾や実を酢漬けや塩漬けにしたものは... イヌマキは昔から垣根などに使われ、日本人と深く関わってきた樹木です。イヌマキはどのような特徴を持つ植物なのでしょうか。水や... ヤシの木は南国のリゾートでよく目にする植物です。ハワイやココナッツのイメージはあっても、ヤシの木の特徴や種類について詳しく... ジャスミンの育て方!種類や特徴から上手な増やし方など育て方まで!のページです。BOTANICA(ボタニカ)では、植物やガーデニングにかかわる情報を発信しております。.