そして、一番大切なのは、「教えてくれてありがとう」 明らかな場合は、省略されます。 の使い分けは、敬語の使い方と同じで、 (2)receive系(もらう) が用いられます。. のように、「うれしくないもの」にも、 地位の上下、親しみの度合いに関わる親疎関係、 会社の人 > 私の友達 > 家族 > 私, ①会社の人→  私   ④会社の人 → 私の友達 目下の人 → くれる  →  私(ウチ), *目上の人:地位・年齢が上、親密度が低い 私(ウチ) → あげる      →   対等の人 例)見知らぬ人が (私に) ティッシュペーパーを くれた。, 遠い                近い ●「受け手」(私/ウチ)は、文脈や状況で 恩恵的行為の授受を表します。, 例(1)は、佐藤さんが何をしたかと言う事実を述べています。 「やりもらい」、「授受」表現と言います。, ●「あげる・もらう・くれる」は、「物のやりもらい」を、 「あげる・もらう・くれる」を使った表現を [与え手]             [受け手] 佐藤さんが、私に教えたという、方向性もわかります。 「やりもらい(授受表現)」の教え方、教案(例)と導入イラストです。「みんなの日本語」では第7課で導入される文型になります。授受表現の試験では、解答用紙に物の移動を矢印で一生懸命書いて整理して考える学生もいます。ほんとに日本語のテスト? ③「さしあげる・いただく・くださる」といった待遇表現 という感謝の気持ちを表せることです。, まず、 目上の人 → くださる →  私(ウチ) みんなの日本語・初級Ⅰ【文型と語彙リスト】(minna no nihongo vocabulary list PDF), 新出語彙「貸します」「教えます」「送ります」「電話をかけます」も「あげます」と同じように使います。, 新出語彙「借ります」「ならいます」「電話をもらいます」も「もらいます」と同じように使います。, 通常「もらいます」は、受け取って嬉しい物や感謝しているときに使います。「宿題をもらいました」というように使うと皮肉っぽくなってしまいます。. の、2つに分けられます。, 例①(あげる):(話し手・私)私は マリさんに 本を あげた。 例③ 姉が     (私に) お菓子を くれた。, 例④ 会社の同僚は   友人のマリさんに 映画のチケットをくれた。 「いいものだ」と感じるときに使います。 *目下の人:地位・年齢が下、親密度が高い, ●「あげる/さしあげる」「もらう/いただく」「くれる/くださる」 に分けられます。, (1)give系(あげる/くれる)は、 「くれる」では、誰が「私に」くれたのかが、重要です。 練習(あげる / くれる) あげもらいの時と同じように練習する。 変形練習 文作り 絵を見せて、文を作る練習 教科書の問題(b−5 / b−6 / c−3) まとめ練習. (例)父からげんこつをもらった。 「~てあげる・~てもらう・~てくれる」は、補助動詞として使われ、 慣用的に使う場合があります, ●授受表現は (1)give系(①あげる・②くれる)と こんにちは、いつもブログを楽しみにしています。今回「あげる」と「くれる」という2つの言葉が出てきましたが、私の住む長野県では、あげる=くれるという風に使っています。もちろん、標準語と使い方が一緒の時もあります。 ①物が移動することによる方向性の視点 「さしあげる」「いただく」「くださる」 を補助動詞として使い、 の、関係を考えます。すると、 ①物が移動する方向 などが、関係しているため、 ②話し手の視点 (例)母から小言をもらった。 ②私の友達 → 私   ⑤私の友達 → 家族 私(ウチ) → やる/あげる  →   目下の人, (2)②(くれる)「ソト」→「ウチ」 会話の行われる場(状況)、などの影響を受けます。, ●地位・年齢が上の人や知らない人に対しては [与え手]                                    [受け手] そのため、主語選択を表す「が」がよく使われます。, *「ウチのグループの人」:私、家族、私の友達・私の会社の人など  ②物を与える人(与え手)と物を受け取る人(受け手) 例⑥ 兄は       (私に)     映画のチケットをくれた。, ●話し手の「ソト」から「ソト」に、物が移動する場合は 例② 友達が    (私に) お菓子を くれた。 Copyright (C) 2020 日本語教師の広場 All Rights Reserved. ①(あげる):話し手の「ウチ」から「ソト」へ物が移動する、 物のやりもらい表現 「あげる・もらう・くれる」を使った表現を 「やりもらい」、「授受」表現と言います。 「あげる・もらう・くれる」は、「物のやりもらい」を、 「~てあげる・~てもらう・~てくれる」は、補助動詞として使わ・・・ 例)先生は (私に) 辞書を くださいました。, ●主語、主題については、「は」が用いられます。 ○見知らぬ人が 外国人らしき子供に お菓子を あげていた。. 「くれる」では、誰が「私に」くれたのかが、重要です。 そのため、主語選択を表す「が」がよく使われます。 例)陳さん が この花束を くれたんです。 ②紙に書いてある名前は、プレゼントをあげる相手であることを説明する。学生はその相手に何をあげるか考えて、紙にプレゼントの絵か名前を書く。 ③全員書き終わったら、先生はプレゼント(紙)を集めて、送る相手にわたす。 「あげる」を使います。, ×見知らぬ人が 外国人らしき子供に お菓子を くれていた。 Copyright (C) 2020 日本語教師の広場 All Rights Reserved. 「やりもらい(授受表現)」の教え方、教案(例)と導入イラストです。「みんなの日本語」では第7課で導入される文型になります。, 授受表現の試験では、解答用紙に物の移動を矢印で一生懸命書いて整理して考える学生もいます。ほんとに日本語のテスト?!って思うぐらい、何だか数学のテストみたいになっていて数字嫌いな私からすると気の毒です。, 授業では「やりもらい」に慣れるまで徹底的に練習して、「やりもらい」を使うたびに頭の中で母語に翻訳して考えなくてもいいようになってほしいですよね。, 「あげます」「もらいます」「くれます」「やります」「くださいます」「いただきます」「差し上げます」の7つの動詞は授受動詞と呼ばれます。, まず、新出語彙で導入済みの「あげます」と「もらいます」を以下のイラストで再度確認しましょう。, 同一の状況でも、視点が変わると動詞が変わります。(イラストでは主語(視点)を赤丸で囲ってあります。), 「あげます」を使った疑問文で、物の受け手が誰かを知りたいときは 「誰に」になります。, 「クリスマスに誰にプレゼントをあげますか」という質問を学生に一人ずつしていきます。, が、たまに「誰にもあげません」という盛り上がりに欠ける学生もいるので、動揺せずにうまく対処をしましょう。(宗教の問題が絡んでくるときもあります…), ここではサントスさんが「わたし(話し手)」です。導入の前にこの状況をしっかり確認しておきます。(左の女性はみん日の登場人物ではありませんが、田中さんといいます。), 「もらいます」の注意事項はたくさんあります。以下のポイントを確認しておいてください。, 初級前半のクラスで詳しい説明は必要ありませんが、「あげます」と「もらいます」の違いは?と聞かれたら、答えはズバリ、次のとおり。, 同じ授受表現でも「くれます」は視点が異なります。「くれます」を取り上げる第24課の教案例を参考にしてください。, 苦肉のイラストが怪しいですが通じるでしょうか。時計で時間を示し、分かりやすくしたつもりですが。, こんにちは。 模擬授業でイラストを使わせていただきます。 かわいいイラストを公開していただき、ありがとうございます。, 先日イラストの使用を問い合わせたものです。 使用できるのはダウンロードの分だけですね。 失礼しました。 こちらのを参考にして自作します。 ありがとうございました。, 返信が遅れました。すみません。 インターネットなどでの再配布はお断りしていますが、 イラストを含め、授業で使用する分には制限はありません。 まだまだ改善が必要ですが、ぜひ使ってやってください。, 初めまして。 私は日本語教師の勉強をしています。 模擬授業で使うイラストを探してこちらのブログを見つけました。 あげもらいのイラストなんですが、これはお借りできるのでしょうか? よろしくお願いします。, 「外国人のための日本語授業」に役立つ教案&イラストを公開しているブログです。 海外在住約20年のアラフォー日本語教師が脳の活性化を兼ね、これまでの学びを記録します。, 目的を表す「ために」【日本語を教える】「ために」VS「ように」文法解説(みん日第42課)」~, 教案「~てある」(結果の状態)「~ておく」(準備/放置)【みんなの日本語・第30課】. Copyright © 2018-2020 日本語教師は見た! All Rights Reserved. 例⑤ 友人のマリさんは 妹に       映画のチケットをくれた。 ③家族 →   私   ⑥家族   → 私, 例① 会社の同僚が (私に) お菓子を くれた。 例②(くれる):(話し手・私)マリさんは 私に 本を くれた。, (1)①(あげる)「ウチ」→「ソト」 「くれる」は 使えません。 例(2)では、佐藤さんがしたことに加え、 ただし、「もらう」は、 学習者にとっては難しい表現の一つです。, 「~てあげる」「~てもらう」「~てくれる」 「動作のやりもらい(授受)」を表します。, ●「あげる・もらう・くれる」は、受け手が、受け取るものを 教科書の「問題」を使ってリスニング、文作りなど、第24課の総まとめ問題を解かせる。 対等の人 → くれる  →  私(ウチ) 私(ウチ) → さしあげる    →   目上の人 ②(くれる):話し手の「ソト」から「ウチ」へ物が移動する、