その後も拮抗した状況が続く中、G大阪の宮本監督は84分に殊勲のパトリックを下げて18歳の唐山を奥野に続いてJ1デビューさせた。 [パナソニック スタジアム 吹田] 神戸は2連敗中の11位。三浦淳寛監督の初陣から4連勝と復調気配だったが、ここ7試合で1勝1分5敗とトーンダウンしている。8日に行われた横浜FCとの前節は1-1の後半アディショナルタイムに被弾して敗北。課題の守りも5試合連続で複数失点中と修正できずにいる。 ★予想スタメン[4-3-3] 主力投入で後半半ばから終盤にかけて押し気味に試合を運んでいく神戸だが、G大阪も最後のところで粘ってフィニッシュまで持ち込ませない。85分にはイニエスタの絶妙なスルーパスに抜け出した藤本がボックス内でDFキム・ヨングォンをうまく外して左足を振り抜くが、これは枠の右に外れた。 ビルバオを代表する2人のレジェンドの去就はいかに。, 明治安田生命J1リーグ第26節の1試合が3日にヤンマースタジアム長居で催され、セレッソ大阪vsガンバ大阪は1-1のドローで終了した。 FCソウルに所属する韓国代表MFチュ・セジョン(29)にガンバ大阪移籍の可能性が浮上した。韓国『スポーツソウル』は2日、「チュ・セジョンがJリーグのG大阪に向かう」と報じている。. MF:郷家友太、山口蛍、安井拓也 スペイン『アス』が報じている2人とは、ともにスペイン代表でもプレー経験のあるMFベニャ・エチェバリアと、MFマルケル・スサエタだ。前者は昨季限りでビルバオを退団、後者は2019年夏に退団し、ガンバ大阪へ移籍。今年1月にメルボルン・シティに加入するも、7月に家族間の問題で退団している。 DF:高尾瑠、三浦弦太、菅沼駿哉、福田湧矢 そのなかで、62分に右サイドハーフに入る小野瀬の右足グラウンダーのクロスにゴール前の倉田が合わせてゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定。すると、福田や川崎を立て続けに送り込み、リスク覚悟でさらに圧力をかけていく。 前節から中2日の2位G大阪は引き続き欠場した井手口のほか、宇佐美やキム・ヨングォンもメンバー外となり、昌子や藤春、矢島、渡邉、唐山をスタートから起用。ベンチにも芝本を入れ、新鮮な顔ぶれでクラブタイ記録の13戦不敗を目指した。一方、17戦未勝利で最下位に沈む仙台は前節から3選手が入れ替わり、金正也や佐々木、山田を抜擢。ケガ人が多い状況もあり、ベンチ6人体制で今節に挑んだ。 ◆睨み効かせるACLに弾みを【ヴィッセル神戸】 【仙台】 一方、横浜FCとの前節を1-2で競り負け連敗中で11位の神戸は、4戦全勝中と相性が良いパナスタでの一戦で3戦ぶりの白星を狙った。中2日のアウェイ4連戦目という過密日程を受け、三浦監督は山川、佐々木を除く先発9人を変更。アンドレス・イニエスタや山口ら主力をベンチに置き、今季初出場の中坂、田中や小田と若手と控えメンバー中心のスカッドで臨んだ。 長沢の恩返し弾を浴び、リードを許したG大阪は相手が徹底してくる縦にシンプルな攻めに対応しつつ、ボールを保持する時間を増やして反撃に出る。しかし、この試合がJ1初先発の唐山や渡邉に良い形でボールが入らず、鋭さを欠く。 12戦負けなしの戦いで一度もなかった複数失点を喫して、試合を折り返したG大阪はハーフタイム明けから矢島と唐山を下げ、小野瀬とパトリックを投入。チグハグだった攻撃面のテコ入れを図ろうとするが、仙台も集中を切らさない。 久保建英もランクイン! 結局、来季のACL出場権だけでなく、今季の天皇杯出場権もかけた2位争いを演じる大阪勢のダービーマッチは1-1の痛み分けという結果に終わっている。 セレッソ大阪 1-1 ガンバ大阪 4位のC大阪は浦和レッズに1-3で敗北した前節から中9日でのダービーマッチ。2試合ぶりの勝利で仕切り直しも求められる今節に向け、負傷離脱が続いた松田が先発復帰したほか、ベンチスタートの柿谷が4試合ぶりのメンバー入りを果たした。一方、G大阪は現在、2位。10試合負けなしの3連勝と絶好調だが、前節から中2日での大阪ダービーとなる。2連敗中のダービーでの勝利を目指す今節に向けてはパトリックを先発復帰。第17節を最後に負傷欠場の三浦がベンチに入った。 Goal.comによる チュ セジョン, 最新ニュースと移籍情報、選手プロフィールやスタッツ、キャリア、FCソウル 選手情報 一方、16分に小野瀬の決定的なヘディングシュートが阻まれて以降、なかなか決定機まで持ち込めずにいたG大阪だが、好調を維持する頼もしい2トップがワンチャンスを生かす。27分、相手陣内左サイドでボールを持った宇佐美がボックス付近まで運び、内に走り込んだパトリックの足元に短いマイナスのパスを繋ぐ。ここでパトリックが素早く右足を振り抜くと、DF菊池にディフレクトしたシュートがゴール右隅に決まった。 MF:小野瀬康介、井手口陽介、山本悠樹、倉田秋
◆井手口がダービーで先制ゴール!
【C大阪】 GK:東口順昭 そんな2人に関心を持っているとされているのが、オーストラリアのシドニーに本拠地を置くマッカーサーFCだ。2018年にマッカーサーとサウスウェスト・シドニーが統合して誕生したクラブで、今季から国内トップのAリーグに昇格。監督はオーストラリア女子代表も務めたことのある46歳のアンテ・ミリチッチ氏だ。 通算40回目の大阪ダービーはコンディション面で分があるC大阪が攻めの主導権を握り、G大阪が受けに回る立ち上がりとなる。そのなかで、攻勢を際立たせたC大阪は11分、ボックス右深くでボールをキープした坂元がチャンスメーク。ボックス内のこぼれ球をレアンドロ・デサバトが押し込みにかかるが、菅沼の身体を張ったブロックに遭う。 ★予想スタメン[4-4-2] 【ユーロ2020】出場24カ国の最新データをチェック!初出場は2カ国、グループFは死の組に. 左サイドバックに入るパラが相手の最終ライン背後を突く浮き球パスを出した17分、イサック・クエンカが高尾を巧みにブロックしながらボックス左に侵攻。ニアサイドで折り返しに反応した長沢が左足で古巣ゴールに叩き込んだ。 「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけ」21世紀で最もPKを外したのは誰?トップは同数で、やはりあの2人…! 今季2度目の阪神ダービーはG大阪が予想通りの[4-4-2]で臨んだのに対して、神戸は大崎をボランチに配し、前線に田中と佐々木を2トップに配した可変式の[4-4-2]を採用。開始直後はホームチームのプレッシャーが嵌り、5分にはボックス付近の宇佐美がファーストシュートを放った。