シューマンのピアノ協奏曲イ短調. サイトマップ 9月26日(水)発売の シューマン&グリーグ ウルトラセブン50th & リパッティ100th 期間限定使用の発売を祝して、秋葉原・mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI内のONKYO BASEにてDSD11.2MHzシューマン 試聴&トークイベントが開催された。 「自分の欲しいものを作る」と熱く語る鈴木氏が、クラシックファンにも喜んで欲しい想いで、渾身を込めて製作したのだそう。 プライバシーポリシー. !」, ...ここで、この「ピアノ協奏曲 イ短調 op.54」の「冒頭の主題」が流れるわけです。ですから、このシーンはとても「有名(重要)」なのです...。, 「びっくりしただろう...?」と問うダンに、アンヌは、「人間であろうと、宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの...たとえ、ウルトラセブンでも...! シューマン;ピアノ協奏曲イ短調op.54 - グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op.16  リパッティ(P) ガリエラ,カラヤン - PO [CD] [限定], 世界的ギタリスト“リー・リトナー”、活動60周年記念の初ギター・ソロ・アルバム発売&試聴トレーラーが公開, ニッポン放送の新番組『Qoo10 presents 宇垣美里のビューティフル アンサンブル』放送決定, 『ストライクウィッチーズROAD to BERLIN』、キャラ別アルバム3タイトルのジャケット&収録内容公開, 新進気鋭フォーク・シンガー“岩坂遼”、初の有観客ワンマン・ライヴ開催 桑原あいがゲスト出演, THE RAMPAGE、「MY PRAYER」MV公開 初の“踊らない”MVが完成, FEMM×Duke of Harajuku、「Summer Dream feat. シューマン:ピアノ協奏曲、他 リパッティ&カラヤン 円谷ファンも必聴! あのウルトラセブン最終話で使用された リパッティ&カラヤンのシューマンがSACDで蘇った! sacdハイブリッド盤。限定盤。 この最終回には、 シューマンのピアノ協奏曲イ短調が用いられています。 ボロボロになりながらも、 最後の強敵と死闘を繰り広げるウルトラセブン、 そして仲間達も、セブンが苦戦する中、 オリジナルブックレットは初発売時の10インチアナログ盤ジャケットを使用。そして、付属の替ジャケットにはリパッティが腕をくんで微笑んでいる日本版ジャケットが採用されている。 替ジャケットの裏にはさらに英国版オリジナルジャケット。 バックカバーは日本版LPのものが再現されており、しかもCDトレイを外して紙を裏返せば、英国版のバックカバーになるこだわりの仕様だ。 “リパッティがそこに存在している!という強烈な印象を受けた!”語る青山氏から、試聴時を思い出して「今まで聞こえてこなかった音(ノイズ)やそれぞれの楽器の音を改めて知ることができた!」と興奮していた。 ALBUM『シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHz マスターによる)ウルトラセブン50th&リパッティ100th 期間限定仕様』 └ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。. ・全フォーマット別冊40Pブックレット付き。青山 通氏によるセブン使用箇所解説、冬木透氏対談収録 妻クララによると、シューマンが、この「ピアノ協奏曲」の作曲を構想していたのは、「幻想曲」が書かれた1841年5月から8月の、「約半年前」に当たる1840年11月のことだそうです。 09.26 ON SALE ALBUM『シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHz マスターによる)ウルトラセブン50th&リパッティ100th 期間限定仕様』 <収録曲> ディヌ・リパッティ:ピアノ カラヤン、ガリエラ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 放送から50年を迎えた「ウルトラセブン」最終回。 最後の戦いに挑むモロボシ・ダンが、相思相愛のアンヌ隊員に自らがウルトラセブンであることを告げる印象的なシーンに流れるのが、 ディヌ・リパッティのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団による、シューマンのピアノ協奏曲であることは、セブンファンなら周知のとおりだ。 33歳で夭逝した天才リパッティ、そして鬼気迫るこの演奏は、それでなくても名演でありこれまでも幾度となく再発売されてきた。 2017年、ディヌ・リパッティ生誕100年、ウルトラセブン放送開始50年。 2018年9月1日、8日、ウルトラセブン最終回放送50年(前編/後編)。 最終回に使われたリパッティのシューマンがDSD11.2MHzマスタリングで鮮やかに甦る。 ※オリジナル・アナログ・マスター・テープより11.2MHz DSD化した新規マスター使用 ・UHQCD WPCS-13798 \2,500(本体)+税 ※ ジャケット・ブックレット仕様 ・リパッティ・オリジナル・ジャケット復刻(10インチ初版二種、英国版・日本版替えジャケット付属) ・全フォーマット別冊40Pブックレット付き。青山 通氏によるセブン使用箇所解説、冬木 透氏対談収録 ・「70 CREATORS' SEVEN」を監修した高橋キンタロー氏描き下ろしスリーブケース仕様, 2018年9月1日と8日、放送から50年を迎える『ウルトラセブン』最終回。最後の戦いに挑むモロボシ・ダンが、相思相愛のアンヌ隊員に自らがウルトラセブンであることを告げる印象的なシーンに流れるのが、ディヌ・リパッティのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団による、シューマンのピアノ協奏曲であることは、セブンファンなら周知のとおり。33歳で夭逝した天才リパッティ、そして鬼気迫るこの演奏は、それでなくても名演でありこれまでも幾度となく再発売されてきた。そのリパッティ生誕100年、そしてウルトラセブン放送開始50年にあたる2017-18年、アビーロードスタジオがこの企画の為におこしたDSD11.2ナチュラルによる新マスターでこの録音“史上最大の再発売”が立ち上がる。 (C)RS, 注記:Amazon.co.jpが販売・発送する一部の商品は、お一人様あたりのご注文数量を限定させていただいております。お一人様あたりのご注文上限数量を超えるご注文(同一のお名前及びご住所で複数のアカウントを作成・使用されてご注文された場合を含みます。)その他Amazon.co.jpにおいて不正なご注文とみなす場合には、予告なくご注文をキャンセルさせていただくことがあります。, シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2 MHzマスターによる)ウルトラセブン50th&リパッティ100th, ウルトラ特撮 PERFECT MOOK vol.07 怪奇大作戦/恐怖劇場アンバランス (講談社シリーズMOOK), ウルトラ特撮 PERFECT MOOK vol.06 ウルトラQ (講談社シリーズMOOK), 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 ・UHQCD(ハイレゾDL KEY付き):WPZS-30044/5 5,500円(本体)+税 ※会場までの交通費は自己負担となります。 (シューマンは、これ以前にも、「ピアノ協奏曲」の作曲に、「3回」挑んでいましたが、どれも「未完成」に終わったようです), 妻クララによると、シューマンが、この「ピアノ協奏曲」の作曲を構想していたのは、「幻想曲」が書かれた1841年5月から8月の、「約半年前」に当たる1840年11月のことだそうです。, この「幻想曲」は、長い間、出版の機会も得られないままになっていましたが、最後にあたった出版社、「ブライトコプフ」が、出版に同意してくれたということです(1843年)。しかし、「条件」として、「第2、第3楽章」を書き足すことも、「強く」求められました。, 先述の通り、ドレスデンへ移った後、本格的な作曲が始まりますが、シューマンがまず着手したのは、「第3楽章フィナーレ」でした。1845年6月に「作曲」、7月には「オーケストレーション」を完成させたことが、当時の「日記」や、「自筆譜」からわかるそうです。次いで、「第2楽章」も、数日のうちに完成となり、最終的に、「幻想曲」を改訂して「第1楽章」とし、全曲が完成したのが、「7月29日」のことだということです。, こうして完成した「ピアノ協奏曲 イ短調 op.54」は、この曲を献呈された、友人フェルディナント・ヒラー(1811-85)による指揮、妻クララによるピアノで、12月4日に初演されました(「1846年1月1日」としている文献も多数あります)。, フランスの若手実力派ピアニスト、ベルトラン・シャマユ(1981-)は、2015年6月21日放送の、「クラシック音楽館 N響コンサート 第1807回定期公演」(NHK Eテレ)番組内で、次の様に話していました。, 「シューマンの音楽には、不思議な魅力があります。パルスやリズムが、やはり尋常ではありません。とても感受性の強い人が檻に閉じ込められ、頭の中で、いろいろな考えをめぐらせている感じです。, 今でいう"ジストニア"(中枢神経系の障害による、不随意で、持続的な筋収縮に関わる運動障害の総称)です。, シューマンは、薬指が麻痺していたのに、あえて、これを駆使した譜面を書いているのが不思議です。ピアニストにとっては、ものすごく弾きにくい譜面です。, 道に迷ってしまい、なんとか出口までたどり着こうと、必死になっている様子が伝わってきます。, 誰もが人生において、"悲しみ"や、"恋愛"を経験します。そうした経験を頼りに、シューマンの心に触れるよう心がけています。, あえて、「故障した指」を、「酷使」するような「作曲」...。その「凄絶さ」が目に浮かぶようです...。, 「ピアノ協奏曲」の完成に際し、原曲であった「幻想曲」は、「展開部」が大きく書き直され、「ピアノ・パート」も、かなり手が入れられたようです。「カデンツァ」は拡大され、「コーダ」も書き加えられるなど、この「第1楽章」は、より一層、「ロマン的」で、「重厚」なものになったと解説されています。, この、「ピアノ協奏曲」史上に燦然と輝く「名作」は、その「ドラマティック」な展開から、実際に、日本の「テレビドラマ」の「クライマックス・シーン」にて、この上なく「効果的」に使用され、現在でも「語り草」になっているほど、「浸透している曲」だとも言うことが出来ます。, 「世代」を超えて愛されている名作。そして、最初の「再放送世代」である、「40代」の方にとっても、「決して、忘れることの出来ない」作品と言えるでしょう。. プレスリリース (情報提供) ※オリジナル・アナログ・マスター・テープより11.2MHz DSD化した新規マスター使用, <形態・価格> 鈴木氏から「お二方に以前に発売されたものと聴き比べてもらおうと思ったが、「印象が薄れてしまうのでもういいです!」と断られた」というエピソードが登場した。そんな2人の反応などを書き起こしたインタビューのブックレットには、上記のエピソード以外にもまだまだ隠された物語が存在しそうだ。, 当盤は、パルコが主催した「70 CREATORS’ SEVEN」を監修の高橋キンタロー氏による描き下ろしスリーブケース仕様となっている。33歳で夭逝した天才ピアニストのリパッティに死を告げにきたウルトラセブン…最終回ではダンが蓄積された疲労で高熱に襲われ、セブン上司から帰還を促されるシーンがあるが、そんな場面を彷彿とさせるような気配が感じられるデザインだ。 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 読者アンケート 2018年9月26日(水)発売 『シューマン&グリーグ: ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHzマスターによる)ウルトラセブン50th & リパッティ100th 期間限定仕様』 ・「70 CREATORS’ SEVEN」を監修した高橋キンタロー氏描き下ろしスリーブケース仕様, e-onkyo music presents 円谷プロ製作の、「初期ウルトラシリーズ」の「最高傑作」として、現在でもその評価が衰えることのない、まさに、「日本を代表する特撮ドラマ ウルトラセブン」!! ディヌ・リパッティ:ピアノ そして、何よりクラシックファンにも嬉しいのが、別冊のブックレットとは別にリパッティのオリジナルジャケットが復刻されていることだ! Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. http://onkyodirect.jp/shop/pages/ONKYOBASE.aspx, 。神回として今も語り継がれる、最終回の劇中で使用されたクラシック曲、リパッティのシューマンが、, http://onkyodirect.jp/shop/pages/ONKYOBASE.aspx. 妻クララによると、シューマンが、この「ピアノ協奏曲」の作曲を構想していたのは、「幻想曲」が書かれた1841年5月から8月の、「約半年前」に当たる1840年11月のことだそうです。 リリース情報. !」と、その手を振り払い、「最後の変身」を遂げるのでした...。, 「セブン」となったダンは、「間一髪」のところで「アマギ隊員」を救出し、仲間の元へ帰します。, 敵基地は破壊されましたが、唯一、敵怪獣「改造パンドン」(「義手・義足」で補強され、「パワーアップ」したもの)が残っていました。セブンは果敢に立ち向かいますが、さらに「強力」となった怪獣の「投げ」で、大地に転がされます...。, 「ウルトラセブンの正体は、あたしたちのダンだったのよ...。M78星雲から、地球を守るために遣わされた平和の使者で、自分を犠牲にしてまで、この地球のために戦っているんだわ。でももう、これが最後の戦いよ。ダンは自分の星に帰らなくてはならないの...」, このアンヌのセリフから始まるのが、第1楽章の「カデンツァ」(「協奏曲」の「クライマックス」で、「ソリスト」が単独で弾く、「技巧的」な部分。「腕の見せ所」)です。セブンが「苦戦」している間、音楽には、「ストリンジェンド」(「だんだん速く、せき込むように」)がかかり、「緊張感」も増していきますが、「警備隊&クラタ」の援護が始まる頃には、「トリル」で始まる「後半部分」に突入しています。, 「クラタ」は、「罪滅ぼし」とばかりに、抜群の「射撃」で援護し、結果的に、セブンの「最後の攻撃」を、絶妙に「アシスト」することになりました。セブンの放った「アイ・スラッガー」をつかみ取った怪獣に向け、渾身の「射撃」を浴びせましたが、この隙に「間合い」を取り直したセブンは、怪獣の投げた「アイ・スラッガー」を、自身の「念動力」で、再び怪獣に向けて投げ、「頭部」を切断して、今度こそ、完全に「絶命」させたのでした...。, 「命」をかけた「最後の戦い」は終わり、間もなく、セブンは、自分の星への「帰還の旅路」に就いたのでした...。, 私は、「1970年代」の「再放送世代」ですが、「1983年」に再放送された時には、「カセットテープ」に、「音声のみ」録音して残していました(音は「最悪」ですが...)。後年、「普及価格」のVHS商品が発売されるまでは、これは、本当に「大切な録音」であり、使われていた曲が「シューマンのピアノ協奏曲」だと「確認」したのも、この録音からでした。, 映画「君の名は。」の例と同様に、「音楽に場面を合わせる」という手法の、この、「ウルトラセブン」の「最終回」。偉大な「先達」の、その、「創意工夫」が感じられます(音楽担当は、「クラシック音楽」に精通した作曲家、冬木透先生です)。, 「ウルトラセブン」は、「ペダン星人」や、「ノンマルト」のストーリーなど、本当に、「現実」とリンクしているのではないか、とも思わせる「ドラマ性」なのですが、それは、「メインライター」であった、金城哲夫先生(1938-76)の「生き様」も反映されているからでしょう。現在の感覚からすれば、とても「重い」ものですが、この「現在」こそ、「参考」になることが「多い」と思います。, シューマンの曲に話を戻しますと、この「ドラマティック」な「第1楽章」に続く、「間奏曲」と題された「第2楽章」は、「森の中を散策」するような情景が思い浮かびます。「協奏曲」というよりは、「ピアノ独奏曲」の世界に近く、また、1840年の、一連の「歌曲集」の世界も思い出させます。, 「第3楽章」は、前楽章から引き続き演奏されますが、「解放感」溢れる楽章です。「森」を抜けて、「視界」が開けたのでしょうか。しかし、一方で、先述のベルトラン・シャマユが述べたように、「出口」を探し求めて「迷っている」ようでもあり、これらのことからも、当初は、「批判的な評論」もあったということです。, この「ピアノ協奏曲」は、「名曲」だけに、「名演奏」もかなりの数を聴いてきました。テレビで聴いただけでも、シプリアン・カツァリス(1951-)や、イモジェン・クーパー(1949-)など、「多数」ありますが、今回、採り上げた録音は、どちらも「素晴らしい」ものです。, カラヤン指揮、リパッティのピアノによる「1948年盤」こそが、冬木透先生の選んだ「名盤」ですが、私は、ハスキルのピアノ、ファン・オッテルロー指揮の録音(1951年)も「捨てがたい」...。, シューマン ピアノ協奏曲と「ウルトラセブン」 | フランス専門さん(daniel-b)のなんでもブログ. ウルトラセブン50th&リパッティ100th 史上最大の「シューマン ピアノ協奏曲」再発売記念 DSD11.2MHzシューマン試聴&トーク in ONKYO BASE 9月8日に、最終回放送から50年を迎える『ウルトラセブン』。神回として今も語り継がれる、最終回の劇中で使用されたクラシック曲、リパッティのシューマンが、DSD11.2MHzマスタリングで鮮やかに甦り、9月26日に発売となることが明らかとなった。, 最後の戦いに挑むモロボシ・ダンが、相思相愛のアンヌ隊員に、自らがウルトラセブンであることを告げる印象的なシーンに流れるのが、ディヌ・リパッティのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団によるシューマンのピアノ協奏曲。33歳で夭逝した天才リパッティ、そして鬼気迫るこの演奏は、それでなくても名演であり、これまでも幾度となく再発売されてきた。, そしてこのたび、そのリパッティ&セブンの描き下ろしジャケットと収録曲目、仕様が公開。『ウルトラセブン』ファン、クラシック音楽ファン双方を魅了する内容となっている。, なお、9月26日には、東京・ONKYO BASEにて、『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』の著者・青山 通氏が出演するイベント『e-onkyo music presents ウルトラセブン50th&リパッティ100th 史上最大の「シューマン ピアノ協奏曲」再発売記念DSD11.2MHzシューマン試聴&トーク in ONKYO BASE』が開催。こちらも要チェックだ。, 09.26 ON SALE 【音楽】シューマン&グリーグピアノ協奏曲 DSD11.2MHzマスタリング ウルトラセブン50th&リパッティ100th 期間限定仕様 発売!, シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2 MHzマスターによる)ウルトラセブン50th&リパッティ100th. ・UHQCD:WPCS-13798 2,500円(本体)+税 ※当日会場での各仕様CD販売もございます。, ONKYO BASE オフィシャルサイト !」と返します。, その頃、作戦室では、「マグマライザー」の発進となりますが、ここで使われているのも「第1楽章」の一部分です。, ダンは、アンヌに「別れ」を告げます。アンヌは、引き止めようとしますが、「アマギ隊員がピンチなんだよ! 2018年9月26日(水)発売 『シューマン&グリーグ: ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHzマスターによる)ウルトラセブン50th & リパッティ100th 期間限定仕様』 ※DSD 11.2・DSD 5.6・192/24・96/24からお選びいただけます, <パッケージ仕様> 3位:「ウルトラセブン」最終回 シューマン ピアノ協奏曲 作品54 ベストスリーをキープ。 toranosuke007ツイッターまとめサイト » Blog Archive » 2013年07月19日のツイート on 10月 … 青山通 / アルテスパブリッシング 2013/04出版 ISBN : 9784903951652 価格:¥1,760(本体¥1,600), 本書(青山通『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』アルテスパブリッシング、2013年)の内容は、装幀から受ける印象とはずいぶん違っている。いや、ウルトラセブンと関係はあるのだが、メインテーマはその最終回に出てきた「謎」の音楽で、読者は探偵ものを読むかのようにその世界に引き込まれてしまう。よくこんな本が書けたものだ。, ウルトラセブンは、1967年10月1日から68年9月8日まで放送されたテレビ番組だが、私も小さな子供だったので、全部とはいわないものの、大部分をみたと思う。しかし、著者が問題にしているのは、最終回で主人公のダン(ウルトラ警備隊)が同僚のアンヌに自分がウルトラセブンであることを告白するシーンである。「僕は・・・僕はね、人間じゃないんだよ。M78星雲から来たウルトラセブンなんだ!」と。ラストの8分強だという(同書、025ページ)。  その瞬間、映像が二人のシルエットになり、それまでのウルトラセブンのオリジナル音楽(M34「ダンの思い出」)から、突如、あるクラシック音楽の有名曲の冒頭部分が流れ出す。著者は、長い間、これが何の音楽かわからなかった。  数年後、リビングで母親が観ていたNHK交響楽団のテレビ番組でまさにその音楽が流れた。「これ、なんて曲?」と尋ねると、「シューマンのピアノ協奏曲よ」という答えが返ってきた(同書、049ページ)。ようやく曲の名前がわかった。しかし、当時、子供に2000円から2500円もするレコードは高かった。母親に頼み込んで、新宿のデパートに入っていたレコード屋さんでその曲を買った。アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団の演奏だ。しかし、冒頭を聴いて、著者の期待は失望へと変わった。「違う・・・同じ曲なのに違う。あれじゃない。似ても似つかない」と(同書、053ページ)。  諦めきれず、しばらくしてもう一枚のレコードを買った。今度は、ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団の演奏だ。これも違うのだ。, 著者は考えた。ウルトラセブンの放送は1968年だった。レコードを使うなら、この年よりあとの録音ではありえないと。そして、またしばらくして三枚目を買った。ディヌ・リパッティ(ピアノ)、エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏だ。かなりよい線をいっていたが、これも違う。  中学三年の秋になった。友人のお兄さんがクラシック通で、たくさんのレコードをもっていることを聞いた著者は、友人宅でそのお兄さんにシューマンのピアノ協奏曲の名盤について教えを乞うた。そうしたら、「やっぱりこれだよ」といって、そのレコードをかけてくれた。「これだ! まさにこれだ!」と著者は狂喜した(同書、071ページ)。ディヌ・リパッティ(ピアノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏だった(録音は1948年)。やっと「本物」に再会できた著者は、次のことに気づいた。, 「クラシック音楽は、同じ曲でも演奏によってまったく違う表情になる。そして、同じ演奏者でも同じ演奏は二度とない」(同書、074ページ), 著者は必死だったのだ。三枚の演奏の特徴を述べた件は、思わず笑ってしまうが、著者には三枚は次のように聴こえたらしい(同書、065ページ)。, リパッティ=カラヤン盤 「ジャン! ダダーンダダンダダンダダン・・・」  ルービンシュタイン盤 「シュワン・・・ポロン・・・ポロン、ポロン、ポロン・・・」  ケンプ盤 「ジャン、タラーン、タラッ、タラッ、タラッ・・・」, ルービンシュタイン盤もケンプ盤もそれぞれ優れた演奏だが、著者には前者は「枯山水」、後者は律儀だが「あまり個性がない」演奏のように聴こえたらしい。  著者は、リパッティ=カラヤン盤のどこかウルトラセブンに使われているか調べてみた。以下のとおりである(同書、038ページ)。, 「1小節~18小節:ダンからアンヌへの告白のシーン、作戦室のシーン 41小節~50小節:マグマライザー突進のシーン 384小節~544小節(第1楽章の終了まで):改造パンドンとの戦い、勝利のシーン」, これだけならよく調べたものだで終わってしまうが、著者はピアノを弾いているリパッティに関心をもった。そして、なぜ自分がその演奏に惹かれたのかを考えてみた。実は、最終回のウルトラセブンは体力的にかなり弱っており、力を振り絞って敵と戦っている状態だったが、奇しくも、ピアニストのリパッティもリンパ肉芽腫瘍を患い、数年後には亡くなってしまう運命にあった。著者は次のように述べている。, 「それにしても、なんという符号だろう。「セブン上司」から危機を宣告され、深刻なダメージを抱えながらも、命の危険を顧みずに人類と地球のために最後まで戦ったウルトラセブン。そして最終回に使用された録音のピアニスト、ディヌ・リパッティもまた、病気と放射線治療の苦痛にさいなまれながら、死と真正面から闘っていた。みずからの使命と、リパッティの演奏会と録音を待つ聴衆のために、命を削り、それが尽きるまで演奏活動を続けていたのだ。」(同書、077ページ), それにしても、最終回でシューマンのピアノ協奏曲を使おうと決断したひとがいるはずだ。作曲家の冬木透氏だ。冬木氏は、ウルトラセブンの音楽全般(作曲から選曲まで)を担当していた。著者は、その冬木氏にインタビューを申し込む。冬木氏は次のように語っている。, 「ダンの衝撃の台詞を受ける最初の音、そのあとの展開・・・と考えたときに思ったのが、これはもしかしたらシューマンのピアノ協奏曲ではないかと。最初にオーケストラのE音がジャンと鳴る。そしてそのあとのカデンツァ。これだと思いました。そこであらためて聴いてみると、これはいけるぞ、と。結果的にこれでよかったなと思っています。  だからラフマニノフじゃないんです。いい線まで行っているけど、グリーグでもない。グリーグは、最初にティンパニがクレッシェンドで来るところが少し違うんですね。」(同書、091-092ページ), ウルトラセブンの音楽担当者がここまで考えていたとは想像もしていなかった。冬木氏は、小さい頃から父親が持っていた名曲アルバムでクラシック音楽を聴いて育ったので、身体の中にクラシックが浸透していたのだろう。さらにこうも言っている。, 「自分がそこから始まったので、『ウルトラセブン』の音楽を作るにあたっても、そこへ帰っていったのかもしれません。ですので、マーラーもベートーヴェンもワーグナーも、実際に意識しましたね。それを持ちこみたい、一つひとつのシーンであやかりたい、という想いはたしかにありました。」(同書、042ページ), 著者は、大学卒業後、音楽専門の出版社に入社した。クラシック音楽については、一頃カラヤンよりもカール・ベームに傾斜したので、どちらかというと「アンチ・カラヤン」のようになってしまったかもしれないと言っているが、それでも、ウルトラセブンの最終回に出てくる音楽はカラヤン=リパッティ盤のシューマンのピアノ協奏曲以外には考えられないという。, 「美しくも哀しく、運命に抗うかのように切迫した推進力をもって、先へ先へと進もうとするこのリパッティの演奏でなくては、あの迫真の場面を彩ることはできないのだ。」(同書、114ページ), ウルトラセブンの最終回に登場する音楽にここまで執着し、一冊の本を書いてしまうような熱狂的なファンがいたとは思わなかった。自分もみていたはずの番組だが、このようなことは考えてもみたこともなかった。おそらく、同世代の読者は、探偵ものにも似た面白さを発見して懐かしさを感じるに違いない。.